日本システム技術とNTT西日本、大学DX推進に向けた協業を強化

 日本システム技術株式会社(大阪市、平林 武昭 代表取締役社長)と西日本電信電話株式会社(大阪市、森林 正彰 代表取締役社長)は、大学における事務業務や教育環境のDXに向け、両社が強みを持つサービスの連携・開発などの協業強化に取り組むことを発表した。

 両社の協業は、JASTが提供する戦略的大学経営システム「GAKUENシリーズ」(437校へ導入)を、NTT西日本が大学へ販売をするという販売連携、NTT西日本が有する地域創生クラウドをGAKUENシリーズの基盤としてJASTへ提供する相互販売連携の実施に始まり、NTT西日本が2016年に、日本で初めて全国のコンビニエンスストアでの成績証明書等の各種証明書の発行を可能とする「証明書発行サービス」(70校以上へ導入)をリリースして以降は、両社のシステムのデータ連携を、案件毎に開発してきた。
 第一弾として、「NTT西日本の証明書発行サービスとJASTの教務システム」、「NTT西日本のLinkU-ID認証連携サービスとJASTの卒業生ポータルサービス」に関して、標準連携の仕組みを相互に開発し、大学における課題解決に対応すべく、2023年度末から順次、全国の大学への提供を開始する。

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