令和6年能登半島地震 支援 珠洲市の小・中学校へ学校給食に代わるお弁当を提供

 公益財団法人 国際開発救援財団(略称FIDR「ファイダー」/東京都、飯島 延浩 理事長)は、石川県において令和6年能登半島地震の緊急支援を行っている。甚大な被害を受けた珠洲市では、小学校、中学校の授業が再開した今も、給食を提供できない学校が多くあり、児童、生徒は毎日の昼食で、非常食を食べている。子どもたちの栄養状態を懸念する珠洲市教育委員会からの要請を受け、FIDRは2月20日から各校の給食調理が復旧するまで、お弁当を提供することとなった。

 このお弁当は、株式会社サンデリカ(東京、加藤 新悟 代表取締役社長)並びに山崎製パン株式会社(東京都、飯島 延浩 代表取締役社長)の協力により、高い衛生管理の下で調理された日替わりのお弁当を毎日必要数量製造し(現時点で1日あたり約500食)、食品の安全を十分に保ち珠洲市へ届ける。お弁当のメニューは、珠洲市の学校に勤める管理栄養士のアドバイスを受けて選定する。

 令和6年能登半島地震の緊急支援のためにFIDRに個人並びに法人から多くの募金が寄せられており、これにより今回の給食代替のお弁当提供が実現した。

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