教員業務の効率化にも寄与、国語の基礎定着をデータで支援
モノグサ株式会社(東京都千代田区)が提供する記憶定着プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」を活用した学習支援により、麻布大学附属高等学校(神奈川県相模原市)で生徒の学力向上と教員の業務効率化が進んでいる。導入から約1年で、全国模試の古文・漢字分野における平均点が全国水準を上回る結果が確認された。
暗記学習の継続に課題、生徒の声が導入契機に
同校では、大学進学を見据えた国語の語彙力強化に取り組んできたが、「暗記学習が続かない」「取り組み方が分からない」といった生徒の声が多く、学習習慣の定着が課題となっていた。授業・小テスト中心の運用では、教員側にも作問や採点、集計の負担が生じていた。
授業内5分活用で“当たり前化” 学習環境を設計
2023年度からMonoxerを導入し、授業内に5分間の取り組み時間を設定。自習の入口としても位置づけ、「まずMonoxerをやる」文化を形成した。漢字学習では、教員が負荷を事前検証し、継続できる量に調整。生徒の進捗はリアクション機能で可視化し、学習評価にもデータを反映した。
学力向上と教員業務改善の両立
導入後、国語分野の模試成績が向上しただけでなく、学習状況が数値化されることで生徒の競争意識が自然に醸成。小テスト作成・採点の自動化により教員の負担が軽減し、フィードバックの質向上にもつながったという。評価基準の透明性向上も副次的な成果となった。
「義務から楽しさへ」—現場教員が期待
国語科の横山麻美教諭は「基礎反復はもっと負担なく進められる。土台が整えば、授業で本来伝えたい面白さに時間を割ける」と述べ、学校全体で学びの意欲を高める環境づくりに期待を示した。
モノグサは今後も、記憶定着支援の機能開発と学校現場への導入支援を進めるとしている。




