マーケティングリサーチ会社のクロス・マーケティングは12月3日、「大掃除に関する調査(2025年)」の結果を公表した。年末の恒例行事として大掃除の意識が高まる時期を迎え、全国の20~69歳の男女1100人を対象に実施されたアンケートで、「大掃除をする」と回答した人が71・3%に達し、「12月中に実施する」と答えた人は34・0%だった。12月を中心に掃除を予定する人が多いことが明らかになった。
調査期間は11月28~29日で、全国47都道府県の20~69歳男女が対象。大掃除をしないと回答した人は28・7%だった。実施時期については12月上旬と下旬を合わせた「12月中派」がボリュームゾーンとなっている。
掃除の担当は「自分自身」と回答した人が87・2%と圧倒的に多く、続いて「配偶者・パートナー」が36・4%だった。掃除の内容では、「浴室」「トイレ」「窓・サッシ・網戸」「キッチンの換気扇・レンジフード」「コンロ・IH周りの油汚れ落とし」など、水回りや普段手の届きにくい場所が上位に並んだ。
大掃除に対する気持ちについては、「家がきれいになると気分がすっきりする」とポジティブな意見が多い一方、「時間や手間がかかる」「完璧にやろうとすると疲れる」といった負担感を示す回答も目立った。特にキッチン周りや頑固な汚れに対して嫌悪感を抱く傾向が顕著だった。
20~30代では大掃除を「しない」と回答する割合が比較的高く、若年層のライフスタイルの変化や掃除への価値観の多様化が背景にあるとみられる。調査結果は、年末の消費行動や家庭内の役割分担を考えるうえでも参考となりそうだ。




