東京都教育委員会は、「令和8年度 都立高校全日制等志望予定(第1志望)調査」の結果を公表した。本調査は、都立高校などへの進学志望状況を把握し、進路指導の基礎資料とすることを目的に、1976年度から継続して実施されている。
調査は2025年12月12日時点で実施され、都内の区市町村立中学校および義務教育学校608校に在籍する卒業予定者77,555人を対象とした。
結果によると、国立・私立・他県公立を含む全日制高校への進学志望率は88.04%となり、前年度(88.02%)から0.02ポイント増加した。一方、志望者数は68,283人で、前年度から246人減少している。
このうち、志望校を決定している全日制高校志望予定者の中で、都立全日制高校を第1志望とする割合は65.79%となり、前年度の66.97%から1.18ポイント低下した。人数ベースでも44,704人と、前年度比で1,016人減少しており、都立全日制志向の後退が数値上明確になった。
全日制高校全体の進学志望率がほぼ横ばいで推移する中、都立高校の割合が低下していることから、私立高校や国立高校、都外公立高校への志望分散が進んでいる可能性がうかがえる。都立高校の魅力向上策や、学校選択の動向を踏まえた進路指導の重要性が、今後あらためて問われそうだ。
調査結果の詳細は、東京都教育委員会が公表した資料(PDFおよびExcel)で確認できる。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2026/01/2026010707




