4月のアルバイト平均時給1370円 前年比79円増、求人件数も拡大

 ディップは5月15日、2026年4月度のアルバイト平均時給調査を発表した。アルバイト・パート求人情報サイトバイトルに掲載されたデータを集計したもので、全国の平均時給は1370円となり、前年同月比79円増、前月比21円増だった。
 求人件数は約42万2000件で、前年同月比14.0%増、前月比1.3%増と拡大傾向が続いている。
 エリア別では、すべての地域で前年・前月を上回った。
 関東エリアは1423円(前年比64円増)、東海エリアは1396円(同137円増)、関西エリアは1356円(同87円増)、九州エリアは1309円(同128円増)となった。
 特に東海・九州エリアでは、前年から100円超の大幅上昇となった。

 職種別では9職種中8職種で前年を上回った。
 最も高かったのは「専門的職業」の1675円。一方、伸び率が大きかったのは「製造・技能の職業」で、平均時給は1539円と前年比344円増となった。
 このほか、「運搬・清掃・包装等の職業」も1426円で前年比211円増、「建設の職業」も1543円で同152円増となるなど、人手不足が続く分野で上昇が目立った。
 飲食業は1222円、販売職は1230円と、生活関連サービス分野でも上昇傾向が続いている。

 ディップによると、今回の調査は「バイトル」および採用ページ制作サービス「採用ページコボット」に掲載された求人情報をもとに集計した。
 全国的な人手不足や最低賃金引き上げの流れを背景に、アルバイト市場では賃上げによる人材確保競争が続いている。特に物流、製造、建設など現場系職種では時給上昇が顕著となっている。

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