TOPPAN株式会社は10月1日、同社の不登校支援メタバースサービスが、栃木県教育委員会の「令和8年度メタバースを活用した不登校児童生徒への教育支援業務」に採用されたと発表した。実施期間は2026年10月1日から2027年3月31日まで。対象は、栃木県内に在住または在学する不登校・不登校傾向の小学生、中学生、高校生、特別支援学校の児童生徒。家庭で多くの時間を過ごし、メタバースによる支援を希望する児童生徒に、アバター交流、学習支援、1コマ45分程度のオンライン活動プログラムを提供する。
今回、東京書籍のLive型デジタル教材「タブドリLive!」と初めて連携した。メタバース内の交流機能にデジタルドリルを組み合わせ、教員免許保有者を含む支援員が常駐する。開設は祝日と長期休業期間を除く火曜から金曜の13時から15時。県教育支援センターでは、来所型の活動や心理・福祉の専門職による保護者相談も実施する。
自治体のオンライン不登校支援が、居場所の提供だけでなく、教材、人的支援、相談を組み合わせる段階に進んだ事例である。学習塾にとっても、自治体や学校と連携した教材提供、学習伴走、復学・進路支援などの役割が広がる可能性がある。



