東京大学と筑波大学のスーパーコンピューター 計算速度は「京」の2.2倍

東京大学と筑波大学は12月1日、計算速度が国内最高のスーパーコンピューター「オークフォレスト・パックス」の運用を始めた。最大で1秒間に約2京5000兆回(京は1兆の1万倍)の計算ができ、理化学研究所の「京」(神戸市)の計算速度の約2.2倍となる。新しいスパコンは、富士通が超高性能な部品などを使って製作した。東大柏キャンパスに設置され、開発費は5年半のリース料も含め約72億円。実験的な運用を経て、来年4月から地球の大気の状態のシミュレーションや素粒子の研究など、高度な計算が必要な分野で活用される。

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