LINEリサーチ 高校生の約8割がふだん「読書する」と回答。「紙の本」派が8割超、「電子書籍」派は1割未満と少数 「君の膵臓を食べたい」は、読書をする高校生の半数近くが読了

 LINE株式会社では、同社が保有する約538万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営している。LINEリサーチは、日本全国の高校生を対象に、読書をする頻度や、読書のスタイル、ジャンルなどについて調査を実施し、その結果を発表した。

※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」で閲覧できる:https://research-platform.line.me/archives/37104535.html


■全体の約8割が読書の習慣あり
「ふだん読書をするかどうか」を質問したところ、全体の約8割が「読書する」と回答する結果となった。男女別にみると「読書する」という女子高生は85%、男子高生は73%となり、女子高生のほうが男子高生に比べて読書をする割合がやや高い傾向となった。

■「月に1冊以上読む」という人が6割以上

 ふだん読書をすると回答した女子高生と男子高生に、本を読むペースについて聞いた。
すると、1か月に1冊以上、読書をする高校生は6割を超えていた。その内訳は「月に1冊くらい」が最も多く全体の約3割、次いで「月に2~3冊くらい」という人が2割強いることがわかった。

 男女別にみると「読書する」割合は女子高生のほうが高めだったが、「読書する」と答えた高校生の中で比較すると、女子高生より男子高生のほうがより頻繁に本を読んでいる傾向がわかった。1か月に1冊以上「読書する」割合は、男子高生が約7割、女子高生が約6割という結果となった。さらに「1週間に1冊以上」というペースで読書をする高校生は、女子高生の1割に対して男子高生は2割だった。また、学年別にみると1~2年生のほうが3年生よりも本を多く読む傾向がわかった。

■「紙の本を本屋で買う」が8割強、「電子書籍」は1割程度

 続けて、ふだん読書をする女子高生と男子高生に「どのように読んでいるか」聞いた。
 最も多いのは「本屋などのお店で買う」で女子高生・男子高生ともに8割超えだった。2位は「図書館・図書室で借りる」、以降は「古本屋/リサイクルショップで買う」、「家族・友だちから借りる」、「インターネットで買う」となった。男女別にみると「図書館・図書室で借りる」、「家族・友だちから借りる」は、男子高生よりも女子高生のほうが高くなった。一方「インターネットで買う」は女子高生よりも男子高生のほうがやや高い結果となった。
 また「図書館や図書室で借りる」と回答したのは1年生の割合が高めで、3年生は「インターネットで買う」割合が増える特徴があった。読書のスタイルでみると、「電子書籍」で読む高校生はわずかで、「紙の本」で読む高校生が圧倒的に多いことがわかった。

■読む本のジャンルは、男女ともに圧倒的に「小説・ライトノベル」の人気が高い結果に

 ふだん読んでいる本のジャンルを聞いたところ、全体のTOPは男女ともに「小説・ライトノベル」で約8割と、圧倒的な人気。男女別では、2位以降の順位に差が出ている。
 女子高生は「写真集・タレント」のジャンルが2位にランクイン。
 男子高生は2位に「エンターテイメント・ゲーム」、3位に「歴史・伝記・地理」がランクイン。女子高生では8位、10位となっており、男女で好みの差がはっきり分かれる結果となった。
 一方で女子高生・男子高生ともに人気が高かったのが「語学・教育・受験」のジャンルで、男女ともに比較的上位にランクインしており、関心の高さがうかがえる。また、「楽譜・スコア・音楽書」は学年が低いほど人気があった。

■本屋大賞1番人気は「君の膵臓をたべたい」で5割弱が読了

 ふだん読書をする女子高生・男子高生の中で5割強が、2016年~2020年の本屋大賞1~5位に選ばれた作品のいずれかを読んでいることがわかった。そこで、過去5年間の本屋大賞受賞の上位5作品から、読んだことのある作品を聞いた。

 1位は「君の膵臓をたべたい」で5割弱。学年別では、1年生に特に人気があった。
v2位の「羊と鋼の森」、3位の「かがみの孤城」、4位の「蜜蜂と遠雷」は読了した高校生がいずれも1割台と僅差。5位以降は、映画化や舞台化された作品が多数ランクインしている。また10代が主人公の作品が、10作品中8作品ランクインしていた。

【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の高校1年生~3年生の男女
実施時期:2021年1月13日~14日
有効回収数:1045サンプル
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならないことがあります。​

みんなが私塾界!