幼児の主体性育む英語環境 港区の園が1周年、企業連携も強化

 東京都港区芝浦3丁目19-17に所在する認可外保育施設「Pikkas International Preschool」が、2026年4月に開園から1周年を迎える。同園は、子供自身が本来備えている成長する力を信じ、安心感と挑戦が共存する教育環境の構築を理念に掲げている。
 運営を行う株式会社サステナブルエデュケーションによると、この1年間は遊びを通じた主体的な学びの場を提供することに注力してきた。教育手法にはフィンランド教育のほか、モンテッソーリやレッジョエミリア、イエナプラン、シュタイナー教育といった世界各国の哲学が取り入れられている。英語をコミュニケーションの道具と位置付け、家庭での生活が日本語中心の園児でも自然と言語を習得できるよう、日常的にオールイングリッシュの環境が維持されている。
 具体的な活動としては、季節に応じた自然散策や農園での水やり、自然素材を用いたアート活動など、五感を活用した学びを重視している。また、地域社会とのつながりも深めており、近隣ホテルでの行事や、ウクライナからのゲストを招いた交流、元アナウンサーによる読み聞かせなど、多様な価値観に触れる機会を設けてきた。これにより、子供たちが地域の一員としての居場所を実感する契機となっている。
 2年目となる2026年度からは、外部組織との連携をさらに拡大させる方針だ。多文化共生を推進する教育機関や、ウェルビーイングを重視するグローバル企業、地域団体との共同プロジェクトを通じて、子供が社会に触れる機会を創出する。これにより、幼児期の英語環境の意義や、主体性を支える教育の在り方について、社会全体の理解を深めることを目指している。
 同園では現在、2歳から5歳児クラスを対象にウェイティング登録や若干名の募集を受け付けている。次年度の入園説明会は、2026年の夏頃から開始される予定である。

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