認定NPO法人very50は、高校生向けの実践型探究学習塾「テン・アカデミー」を9月に開校する。高校生が自ら課題を発見し、解決に向けたプロジェクトを実行することで、社会に変化を起こす力を育む。
very50は2008年の設立以来、東南アジアを中心とする国内外の社会起業家と連携し、現場で事業改善に取り組むプログラム「MoG」を展開してきた。これまでに40校以上で導入され、毎年約3000人の高校生が参加している。
今回開校する「テン・アカデミー」は、従来短期間で実施してきた探究学習プログラムを、通塾型・継続型に発展させたもの。1ターム4カ月で、課題発見、計画書作成、課題分析、実行、振り返り、発表までのサイクルを繰り返す。
特徴は、大学生や社会人が伴走しながら、生徒のプロジェクトを支援する点にある。生徒は当事者からの反応を受けながら、現場での実践を通じて学びを深める。社会起業家による講演会や、プロジェクトに必要なスキルを磨くワークショップも実施する。
対象は、高校2年生以下で、水道橋駅近くの教室に通える生徒。第1期の定員は20人で、募集期間は7月15日から9月6日まで。今後は4カ月ごとに募集を行う予定だ。
総合型選抜など大学入試で探究活動の経験が重視される中、実社会での課題解決に取り組む学びへの関心は高まっている。「テン・アカデミー」は、受験対策にとどまらず、高校生が自ら行動し、社会と関わる力を育む新しい探究学習塾として注目されそうだ。



