日本は競争力6位 世界経済フォーラム

世界経済フォーラムが9月30日発表した2015年版の「世界競争力報告」によると、日本の総合順位は前年と同じ6位だった。日本は多くの個別項目で小幅な上昇・低下があり、全体で横ばい。総じてインフラや教育、健康などの評価が高い一方で、財政赤字と公的債務の大きさが最下位かそれに近い順位で全体を押し下げる構図は変わらない。「インフレ率」の評価は、前年の62位から一気に1位になった。同フォーラムが適正とする水準に近くなったためだ。世界1~3位はスイス、シンガポール、米国の順で前年と同じだった。

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