Category: 月刊私塾界

月刊私塾界2020年4月号(通巻468号)

巻頭言

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、小中高等学校で臨時休校措置がとられた。読者諸氏の学習塾ではどのように対応したのであろうか。

 授業を実施したところは、何か特別な対応をされたのだろうか。また、マスクや消毒液などは足りたのでしょうか。生徒たちの出席状況は如何だったのであろうか。

 反対に授業をしなかった学習塾は、何故休講にしたのでしょうか。今一度振り返っていただきたいと思う。休講の際、授業料はどうされたのでしょうか。授業を実施しないので、徴収しなかった(あるいは返金した)ことは理解するが、非常勤講師への給与支払いはどうされたのでしょうか。こちらも支払わなかったのでしょうか。

 支払わなかった理由を理解したうえで、彼ら・彼女らは生活をどのように維持したのでしょうか。そこまで考えるべきではないだろうか。

 ここまで根付いた学習塾の役割として、地域の教育水準に対する責任についても考慮いただきたいものと考えるが、如何だろうか。学校が未履修問題にどのように対応するのかが見えない中、学習塾が果たす役割が相当大きいのではないだろうか。

 ICT導入が進んでいる学習塾では、在宅学習に簡単に切り替えられた。また、急ぎ導入を実施したところもあるようだ。

 これを機に、ICT利用が増加するであろう。授業方法を考えてみては如何であろうか。また、自塾の存在意義について検討する必要がある。

(如己 一)

目次

  • 12 CatchUp① 英俊社+イデアスポット
  • 14 CatchUp② 成基コミュニティグループ
  • 18 HOT TOPICS 学校教育の民間への業務委託について議論 日本民間教育協議会 19年度 第3回臨時総会で
  • 20 【特別企画】やる気スイッチグループ Owner’s Story②
  • 24 挑む私学 ノートルダム学院小学校 行動や対話を通じて本物の学びを得る
  • 27 目次・巻頭言
  • 28 NEWS ARCHIVES
  • 48 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 49 【特集】小学生英語教材考
  • 74 TOP LEADER Interview 株式会社 明光ネットワークジャパン 『明光義塾』を核に、より自立を育成する学び場を提供
  • 88 教育サービス業界 企業研究(89) RISU Japan 株式会社
  • 91 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(315)
  • 92 疾風の如く(129) 希望結社ツクラム(京都府) 代表 西森 寛 さん
  • 94 好機到来(60) ユニバ進学教室(大阪府豊中市)代表 梅田 充茂 さん
  • 96 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(83)
  • 98 白書界隈徘徊話(61) 西村克之
  • 100 自ら動き出すチームにする方法(67) 中谷彰宏
  • 102 塾の家計簿(35)
  • 104 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(81)
  • 105 芸術見聞録(81)
  • 106 ぼくの幼児教育考(22)
  • 107 塾長の机
  • 108 為田裕行の「教育ICT行」(61)
  • 109 1981(13)
  • 111 Opinion from School(10)
  • 112 林明夫の「歩きながら考える」(176)
  • 114 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(29)
  • 116 私塾界インサイト(24)
  • 120 咲かせよ桜(61) 小林哲夫
  • 124 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(82)
  • 126 論点2020(4) 妙な会議。大学入試のあり方に関する検討会議
  • 130 編集後記
  • 132 Book Review
  • 134 塾長のためのガジェット講座

月刊私塾界2020年3月号(通巻467号)

巻頭言

 大学入試改革の一つであった大学入学共通テストでの英語民間試験の活用見送りに関し、大きな違和感を持っていた。所謂「身の丈発言」に対し、平等性などの反論の大合唱が沸き上がり、非常に情緒的な結論がもたらされた。試験会場へのアクセスが平等でない、試験料がかかるため富裕層に有利だ、という。しかし、従来のセンター試験でも試験場は700カ所ほどであり、全ての人から同じ距離にあるわけではない。試験料も1万8000円(3教科以上受験の場合)と決して安くはない。

 大学入試改革の当初は、一回の試験で、一点刻みで合格者を決めることに問題があると、多くの方が発言していた。だから大学は、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施方針)、アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)に沿い、少し緩めに入り口を開き、入学後にきちんと勉学した学生だけが卒業できるようにしようというのが、本来の趣旨だったはずだ。このことを振り返ろうともしなかった。

 日本の失われた30年は総論に賛成だが、各論反対で改革の流れを止めてしまうことが繰り返された。英語民間試験の活用見送りも、これを象徴するできごとだ。 平等や公平は大事なことがらだ。常に配慮しなければならない。しかし、完全な平等性や公平性を実現することは非常に難しい。殆ど不可能といっても過言ではない。絶対善への反論は実に難しい。だからこそエビデンスを示し、議論しなければならない。

(如己 一)

目次

  •  8 CatchUp① 東進こども英語塾
  • 12 CatchUp② 若松塾+東進衛星予備校
  • 14 CatchUp③ 株式会社KECMiriz
  • 16 CatchUp④ 株式会社SmartStudy
  • 24 挑む私学 京都明徳高等学校 商業科×普通科=京都明徳高等学校
  • 27 目次・巻頭言
  • 28 NEWS ARCHIVES
  • 48 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 49 【特集①】今日から使える塾経営アイデア
  • 56 【特集②】株式公開企業塾2020年2・3月期 第3四半期決算を読む
  • 68 【特別企画】やる気スイッチグループ Owner’s Story①
  • 76 教育サービス業界 企業研究(87) 株式会社イー・トラックス1
  • 79 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(314)
  • 80 疾風の如く(128)Gloridge Kids School(大阪府)代表取締役社長 橋本 誠人 さん
  • 82 好機到来(59) C.スクール(東京・江戸川区)塾長 風間 亮さん、副塾長 関屋 雄真さん
  • 84 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(82)
  • 86 白書界隈徘徊話(60) 西村克之
  • 88 自ら動き出すチームにする方法(66) 中谷彰宏
  • 90 塾の家計簿(34)
  • 92 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(80)
  • 93 芸術見聞録(80)
  • 94 ぼくの幼児教育考(21)
  • 95 塾長の机
  • 96 為田裕行の「教育ICT行」(60)
  • 97 1981(12)
  • 98 Opinion from School(9)
  • 100 林明夫の「歩きながら考える」(175)
  • 102 新・授業改革を目指して(114) 石川幸夫
  • 104 私塾界インサイト(23)
  • 108 咲かせよ桜(60) 小林哲夫
  • 112 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(81)
  • 114 論点2020(3) ⼦供の貧困対策に関する⼤綱
  • 118 編集後記
  • 120 Book Review
  • 122 塾長のためのガジェット講座

月刊私塾界2020年2月号(通巻466号)

巻頭言

1月9日、文部科学省が各市区町村教育委員会における小学校プログラミング教育に関する取組状況等調査の結果について発表した。都道府県により準備状況にバラツキがあることが判明した。福島県などでは2割以上の教委が「最低限必要な指導体制の基礎が整っていない」(文科省)。4月からの実施が危ぶまれる状況だ。やはりとの思いが強い。

 驚くのはアンケートの質問である。①行っていない、行わないと把握 ②一部の学校の教員が実施済み、あるいは年度末までに実施予定と把握 ③各校1人以上の教員が年度末までに実施予定と把握 ④各校1人以上の教員が実施済みと把握、とある。準備ができているという学校でも、1人以上の教員とのことだ。1人の教員が全学年全クラスでプログラミングの授業を行うのではない。各学校ではその教員が他の教員を研修することになっているが、どの程度実施されているのか不安だ。

 更に、文科省はウェブサイト上で、具体的な指導事例や研修教材などを紹介していると言い訳しているが、全くなっていない。是非サイトを見ていただきたい。制度を作り、模範例を示し、後は現場で努力、工夫してください、である。現場の混乱は必至だ。学校間格差も、クラス間格差も起きる。

 本欄でも何度かプログラミング教育導入について扱った。自塾での準備に関しても警鐘を鳴らした。変化はチャンスとも述べた。 今からでも遅くはない。是非子どもたちのために準備を始めて欲しい。

(如己 一)

目次

 8 CatchUp① 誉田進学塾+東進衛星予備校

12 SPECIAL REPORT ① 受験生だからこそ食育を! ALCSが『塾の日ごはん食育講座』を開催

16 挑む私学 同志社香里中学校・高等学校

  100年時代を見据えた両親教育を推進

19 目次・巻頭言

20 NEWS ARCHIVES

44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~

45 【特集】『学習塾白書2019』を読む

56 SPECIAL REPORT ② 私塾界 PREMIUM SEMINAR 2019

72 教育サービス業界 企業研究(86) 株式会社しくみデザイン

75 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(313)

76 疾風の如く(127)

  大学受験 Kawaiラボ(大阪府)

  主宰 河井 昌裕 さん

78 好機到来(58)

  学習塾 ies(イース)

  塾長 江並 龍介 さん

80 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(81)

82 白書界隈徘徊話(59) 西村克之

84 自ら動き出すチームにする方法(65) 中谷彰宏

86 塾の家計簿(33)

88 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(79)

89 芸術見聞録(79)

90 ぼくの幼児教育考(20)

91 塾長の机

92 為田裕行の「教育ICT行」(59)

93 1981(11)

95 Opinion from School(8)

96 林明夫の「歩きながら考える」(174)

98 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(28)

100 私塾界インサイト(22)

104 咲かせよ桜(59) 小林哲夫

108 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(80)

110 論点2020(2) 新しい時代の初等中等教育の在り方について

114 編集後記

116 Book Review

118 塾長のためのガジェット講座

【PR】熊谷市ALCSで『塾の日ごはん食育講座』を開催

受験生だからこそ食育を!

2020年1月7日、埼玉を中心に大学受験塾を展開するALCS熊谷校で“和”食文化推進協議会の協力のもと『塾の日ごはん食育講座』が開催された。“和”食文化推進協議会は、バランス食として評価が高い和食を基本に、現代の食生活に合わせた手軽でおいしい食事の提案を行っている。そんな同協議会が、塾に通う生徒たちへ食育の一環として提案しているのが「塾の日ごはん」だ。

受験期を支えるのは規則正しい食習慣

 不規則な食習慣は、栄養面だけではなく、生活リズムも乱し、学習にも影響を及ぼす可能性がある。”和”食文化推進協議会の「塾の日ごはん」は、食事の内容やタイミングが乱れがちな塾の日の食環境を”手軽”に改善してもらおうというもの。

講義を聞く生徒たち

 今回、ALCSの生徒たちは、まず、相模女子大学栄養科学部管理栄養学科の吉岡有紀子教授から、受験期における食事や栄養の大切さについての講義を受けた。

 重要なポイントは2つ。1つは、「食べる時間」。塾で勉強をしてから家に帰ると、夕食が遅い時間になり、次の日、朝食が食べられないことがある。これでは、午前中の体温が上がらず、身体が目覚めないため、体や頭がうまく働かない。すっきりした朝を迎えて、朝食を食べるためにも、前日の夕食は重要なのだ。

吉岡有紀子教授

 もう1つは「食べる内容」だ。「エネルギー源となる炭水化物、たんぱく質、脂質」と「ビタミン・ミネラル」の補給が重要になる。

 中でも脳のエネルギー源となるブドウ糖をとるためには、ご飯などの炭水化物をきちんととる必要がある。

 これらの栄養素は、主食・主菜・副菜の3つの料理を揃えることで、自然に整うのだが、塾の日には、なかなかこの3つの料理を揃えるのは難しい。この解決策の一つとして、吉岡有紀子教授から「おにぎらず」と「ごはんスティックストック」が紹介された。講義に続き、生徒たちはこれらの調理に挑戦した。


  

ご飯と海苔には基本的な栄養素が豊富

おにぎらず

「おにぎらず」は、まず、広げたラップの上にひし形に海苔(全型1枚)をおき、同協議会特製のご飯型(正方形の型枠)をのせて、その中にご飯(茶わん 杯)をしき詰める。その上に、具材(おかずなど)をのせて、再びご飯(茶わん 杯)をのせ、最後に海苔で包む。これで完成だ。

 一方の「ごはんスティックストック」は、広げたラップの上にご飯(茶わん 杯)を四角形に広げる。その上に、具材をのせて、ラップで筒状に巻いたら、完成。一度にまとめて作って、冷凍庫でストックしておけば、電子レンジで温めるだけで食べられるので便利だ。こちらは、食べる際に、海苔を巻くのがポイント。

ごはんスティックストック

 今回のイベントでは、コンビニでも手に入るハム、ツナ缶、しらす、レタス、キャベツ、チーズ、きんぴらごぼうなどの多彩な具材が用意され、生徒たちは、各々好きな具材をのせたオリジナルのおにぎらずとごはんスティックストックを作った。

 このような食べ方は、エネルギー源となるご飯を中心に、体をつくるタンパク源である魚や肉、それから体の調子を整えるビタミン、ミネラルの供給源である野菜類を手軽にとることができる。また、海苔は、タンパク質、食物繊維とさまざまなビタミン、ミネラルを含む栄養バランスのよい食品でもある。まさに「塾の日」にうってつけの食事だ。

食育で受験の先を考える

 ALCSの小川武志代表は、「いざ勝負の場所で、パフォーマンスを発揮するにはいろいろなところを整えないといけない。体調管理、栄養の部分もすごく大事です」と学習における食事の大切さを語る。

 今回の講座に参加した生徒たちからは、自分でも簡単にできておいしかったといった声や、食事の重要性に気づけたといった声が挙がった。

生徒とともにおにぎらずを作る小川塾長(手前左)

「このような使い方の提案が、ご飯や海苔のよさを改めて知るきっかけにもなってもらいたい」と、〝和〟食文化推進協議会の担当者は言う。〝和〟食文化推進協議会は、今回の講座のテキストに使ったオリジナル冊子の活用を呼びかけ、「塾の日ごはん」を広めて行きたい考えだ。

 また、「食事によって体の中から整えて、風邪などに負けない体づくりや栄養素のバランスを知ってもらうのは大前提ですが、食事は、楽しみや息抜きにもなり、そして、受験期が終わった後もセルフマネジメントのベースになるということを知って欲しいです」と、吉岡有紀子教授は話す。 入試で、今までの努力の成果を出すためには、体調を整えることが一番重要であることは、誰もが知っている。だからこそ、体調管理のためにぜひ、塾での食育に取り組んでもらいたい。

塾の日ごはん “和”食文化推進協議会

Web▶https://www.wa-shokubunka.com/

構成団体
公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構
海苔で健康推進委員会講座で使用した冊子と「おにぎらず」「ごはんスティック
ストック」用の型枠は折り込みのチラシをご覧ください。

月刊私塾界2020年1月号(通巻465号)

巻頭言

謹賀新年

 教育界にとり、激動の年が幕を開ける。

 大学入試改革こそ大分後退した感は否めないが、それ以外の教育改革は予定通り行われる。

 文部行政の変化は我業界にとり常にチャンスだ。

 森喜朗元首相も自民党のある会合で次のように述べた。大学入学共通テストへの英語民間検定試験の導入の問題に触れて、「学校の先生が教えるのは無理だ。塾ばかりがもうかる世の中……」と。

 皆さんも同感であろう。しかし、自塾での対応は十分であろうか。

  英語4技能ばかりでなく、身近なところではプログラミング教育の小学校での必修化対応も、だ。対応する講座が設けられているだろうか。筆者が見聞きする限りにおいて、対応が不十分、或いは全く準備されていないケースが多い。

 このことは幼児対象の対応の遅れでも言い得る。昨年10月から幼保無償化が始まったが、殆どの学習塾はこれに対応していない。

 スイミングスクールを見て欲しい。4月からの土曜日や日曜日のコースはどこも締め切られている。そのくらい殺到している。

 しかし、殆どの学習塾にはその年齢層対象のコースはない。受け皿がないのだから、来る訳がない。

 このようなことを申し上げると、自塾にはノウハウがない、との意見が返ってくる。そう、貴方のところにはノウハウはないかも知れない。しかし、外部には様々なシステムが存在する。 是非変化をチャンスにしてもらいたい。

(如己 一)

目次

  • 20 HOT TOPICS① ジャズの殿堂でSDGsと非認知スキルを考える
  • 24 挑む私学 清教学園中学校・高等学校
  •   英語と探究学習の両輪で社会に役立つ力を育む
  • 27 目次・巻頭言
  • 28 NEWS ARCHIVES
  • 52 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 53 【特集】
  • 編集部が選んだ
  • 2019年重大ニュース
  • 注目のキーワード2020
  • 64 HOT TOPICS②  中萬学院、さなるグループ参入までの経緯と今後のビジョン
  • 66 TOP LEADER Interview
  • 飛躍を目指し、挑戦
  • グループを支える3つの学習塾
  • 市進教育グループ
  • 80 教育サービス業界 企業研究(85) 株式会社オヤノミカタ
  • 82 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(312)
  • 84 疾風の如く(126)
  •   ハイスクールラボラトリー(愛知県)
  •   ラボ長 村瀬 匠 さん
  • 86 好機到来(57)
  •   アルゴ・システムズ
  •   代表 村元 謙二 さん
  • 88 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(80)
  • 90 白書界隈徘徊話(58) 西村克之
  • 92 自ら動き出すチームにする方法(64) 中谷彰宏
  • 94 塾の家計簿(32)
  • 96 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(78)
  • 97 芸術見聞録(78)
  • 98 ぼくの幼児教育考(19)
  • 99 塾長の机
  • 100 為田裕行の「教育ICT行」(58)
  • 101 1981(10)
  • 103 Opinion from School(7)
  • 104 林明夫の「歩きながら考える」(173)
  • 106 新・授業改革を目指して(113) 石川幸夫
  • 108 私塾界インサイト(22)
  • 112 咲かせよ桜(59) 小林哲夫
  • 116 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(80)
  • 118 論点2020(1) 「チーム学校」について
  • 122 編集後記
  • 124 Book Review
  • 126 塾長のためのガジェット講座

月刊私塾界2019年12月号(通巻464号)

巻頭言

 PIAACをご存じだろうか。国際成人力調査(Programme for the International Assessment of Adult Competencies)の略称だ。PISAの成人版である。

 OECD加盟国等24カ国・地域(日、米、英、仏、独、韓、豪、加、フィンランド等 )が参加し、16歳~65歳までの男女個人約15万7000人を対象として、「読解力」「数的思考力」「ITを活用した問題解決能力」の3分野の調査だ。2011年から12年にかけて実施された結果等が文部科学省のウェブサイトに掲載されている。

 日本人の現役世代の27・7%は「日本語の読解力の習熟度がレベル2以下」の状況にあり、例えば「図書館の図書目録を指示通りに検索し、指定された書名の著者を検索できない」可能性が高い。数的思考力でも36・3%がやはり「習熟度レベル2以下」で、例えば「立体図を見ながら、その立体を分解すればどんな平面図になるか想像できない」恐れが強い。

 国立情報学研究所教授新井紀子著「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」でも同様の内容が指摘されている。「(この簡単な問題を)中学生の3人に1人以上が、高校生の10人に3人近くが正解できなかったと理解すべきだ」と主張する。参考までに、「この問題に解答した745人の高校生が通っているのは進学率ほぼ100%の進学校」だという。 この745人は恐らくほぼ全員が学習塾に通ったはずだ。学校教育に問題があることは間違いないが、学習塾業界にも大きな責任がある。真摯に受け止めよう。

(如己 一)

目次

8 CatchUp01 株式会社CRERIA

  故郷 南相馬の教育水準を引き上げる

10 CatchUp02 学校法人磯島学園

  ICTを活用しながら地元の学力向上に貢献する

16 挑む私学 金蘭千里中学校・高等学校

  変えることと、変えないこと。

  確かな洞察力で、進化し続ける

19 目次・巻頭言

20 NEWS ARCHIVES

46 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~

48 【特集①】[緊急特集]塾とAI

54 【特集②】株式公開企業塾2020年2・3月期

        第2四半期決算を読む

64 HOT TOPICS①  若手経営者が描く令和の塾

66 HOT TOPICS② ミネルバ大学の学生と世界の教育を比較する 電通Bチームがトークイベントを開催

76 教育サービス業界 企業研究(84) 株式会社ハック

79 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(311)

80 疾風の如く(125)

  すたらぼ(京都府)

  代表 上坊 信貴 さん

82 好機到来(56)

  進学塾フォルテ

  文系担当 上村 清人さん、理系担当 佐々木 高雅さん

84 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(79)

86 白書界隈徘徊話(57) 西村克之

88 自ら動き出すチームにする方法(63) 中谷彰宏

90 塾の家計簿(31)

92 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(76)

93 芸術見聞録(77)

94 ぼくの幼児教育考(18)

95 塾長の机

96 為田裕行の「教育ICT行」(57)

97 1981(9)

98 Communication Risk Management(最終回)

99 Opinion from School(6)

100 林明夫の「歩きながら考える」(172)

102 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(27)

104 私塾界インサイト(21)

108 咲かせよ桜(58) 小林哲夫

112 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(79)

114 論点2019(12) 「JAPAN e-Portfolio」とは

118 編集後記

120 Book Review

122 塾長のためのガジェット講座

【お詫びと訂正】月刊私塾界10月号特集での訂正について

 月刊私塾界2019年10号での「『【特集】教育ⅠCT考 2019A/W』中57ページ 、株式会社POPERが提供する商品Comiru(コミル)に関する説明本文に誤った内容があったとの連絡を株式会社POPER様より受けましたので、以下のとおり訂正させていただきます。
(誤)
「トータルで年間6000万円ものコスト削減に成功。」
(正)
「トータルで年間1900万円ものコスト削減に成功。」
 読者の皆様、並びに、関係者の方にご迷惑をおかけいたしましたこと、お詫び申し上げます。

月刊私塾界2019年11月号(通巻463号)

三陸津波被災地を旅した。北は田老町から南は東松島市まで、気仙沼市旧向洋高校、東松島市陸前小野以外は定点観測として訪れた。

 大槌町。三陸鉄道リアス線が開通していた。初めて訪問した5年前は、全ての橋げたが落ち、橋脚だけが墓標のように立っていた。街は壊滅状態。瓦礫が撤去されているだけだった。

 2年前に比べ住宅は増加した。しかし、商店は増えていない。街の魚屋さんで話を伺うと、もう住宅は増えないとのこと。仮設住宅にいる人はゼロとなり、帰って来る人はこれ以上いないそうだ。

 震災遺構として保存の是非を二分した旧町役場は解体され、芝生が植えられていた。津波の痕跡は微塵も感じられない。小さな慰霊碑が建っているが、フェンスで囲われ近付くことさえできない。

 陸前高田市。3000億円をかけ12メートル嵩上げした中心市街地にできたショッピングモールに隣接する商店は数軒増に留まる。そして、ここももう増えないという。しかも、広大は嵩上げ地に住宅は今後も殆どできない。皆、震災後造成された高台に住んでいるからだ。しかも多くが二重ローンをかかえる。だから移転できない。

 ところが、この新市街地に学習塾が2軒ある。高台住宅地で仮設のプレハブ校舎で授業を継続していた学習塾だ。ここに生徒は徒歩では来られない。一番近くの家でも数キロ離れている。自転車でも厳しい。往路は全て下り坂だが、帰路は上り坂。しかもかなり急。

 学習塾は永久に不滅です。

(如己 一)

目次

6 CatchUp01 京進

  幼児期だからこそ光る無限の知的好奇心を活かせ!

  京進の保育園がプログラミング教育導入

8 HOT TOPICS 01

  自立学習を確立させるために

  Lacicuが自立学習EXPOを開催

10 HOT TOPICS 02

  入試から変わる、高大社接続で実現する日本の教育改革

  ─みんなの教育改革実践フォーラム2019レポート

16 挑む私学 武蔵野大学附属千代田高等学院

  多様性に満ちた学校

  武蔵野大学附属千代田高等学院

19 目次・巻頭言

20 NEWS ARCHIVES

44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~

45 【特集】2024年 塾市場予測

60 TOP LEADER Interview

   Visual Visionグループ

  人間力のある

  本物の経営者になることが

  成功への鍵

72 Special Report  私塾界リーダーズフォーラム2019

  教育ICT・入試改革

84 教育サービス業界 企業研究(83) 株式会社ダイセン電子工業

87 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(310)

88 疾風の如く(124)

  株式会社美京都(みやこ)ワンゼロFC Kyoto(京都府)

  代表 中馬 一登 さん

90 好機到来(55)

  株式会社mooble

  代表 八澤 龍之介さん

92 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(78)

94 白書界隈徘徊話(56) 西村克之

96 自ら動き出すチームにする方法(62) 中谷彰宏

98 塾の家計簿(30)

99 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(76)

101 芸術見聞録(76)

102 ぼくの幼児教育考(17)

103 塾長の机

104 為田裕行の「教育ICT行」(56)

105 1981(8)

106 Communication Risk Management(5)

107 Opinion from School(5)

109 林明夫の「歩きながら考える」(171)

110 新・授業改革を目指して(112) 石川幸夫

112 私塾界インサイト(20)

116 咲かせよ桜(57) 小林哲夫

120 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(78)

122 論点2019(11) 外国人児童生徒等の教育について

126 編集後記

128 Book Review

130 塾長のためのガジェット講座

月刊私塾界2019年10月号(通巻462号)

巻頭言

 食品大手ニチレイは「おいしさ」を科学的に数値化する研究に取り組んでいる。鼻腔中の空気を揮発性成分分析器「MSNose(エムエスノーズ)」で分析する。

 MSNoseそのものは、1996年に英ノッティンガム大学で開発されたもの。この機械では検出できない成分が多かったため、ニチレイが改めて独自に開発した。

 美味しいという感覚は、味覚、聴覚、視覚、触覚、嗅覚で構成されるが、特に重要な役割を果たすのが嗅覚。食事中に感じる嗅覚には2種類ある。鼻から直接嗅ぐ香りと、口に入れて飲み込むときに喉から鼻に抜ける香りの2つだ。そして、後者の影響が大きい。食品が噛み砕かれて唾液と混ざり、口の中で揮発して喉から鼻に抜けていく空気こそが「おいしさ」に直結しているからだ。

 ニチレイは味をそのままに脂肪分を減らしたカレーの開発を進め、スパイス量を調整することで、「おいしさ」はそのままに、10%あった脂肪分を2・5%まで減量することに成功した。

 しかし、ニチレイが凄いのは「おいしさ」を科学することだけではない。作る側から「おいしさ」を提供するのではなく、「なぜ美味しいと感じるのか?」を分析するという消費者側からのアプローチが加わっている点である。この発想の転換が素晴らしい。 さて、学習塾では。教育サービスを受ける生徒や保護者の側に立脚したカリキュラム、教材、指導方法などを考えているだろうか。教育する側の論理だけになっていないだろうか。

(如己 一)

目次

6 CatchUp01 河合塾Wings+Qubena

  個別対応に課題を感じ「Qubena」を導入

8 CatchUp02 市進ラボ(桐杏学園)

  老舗小受専門塾が新たに非受験コースを来春開設

12 HOT TOPICS 01

  公益社団法人全国学習塾協会 新三役に聞く

16 挑む私学 開明中学校高等学校

  豊富な学校行事が真の学力を育てる

19 目次・巻頭言

20 NEWS ARCHIVES

44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~

45 【特集】教育ICT考  2019A/W

62 TOP LEADER Interview

   株式会社 城南進学研究社

  教育は能力開発へ 新しい塾のあり方を創造

74 Special Report 1 私塾界エグゼクティブセミナー2019

  ここまで変わる! 生徒募集の最前線

78 Special Report 2 SRJ全国大会2019

  言葉と共に成長できるICT教育を目指して

84 教育サービス業界 企業研究(82) 株式会社Hacksii

87 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(309)

88 疾風の如く(123)

  放課後研究室ナンデヤ?(奈良県)

  室長 脇本  涼 さん

90 好機到来(54)

  第一英数塾

  代表取締役社長 小坂 邦広さん

92 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(77)

94 白書界隈徘徊話(55) 西村克之

96 自ら動き出すチームにする方法(61) 中谷彰宏

98 塾の家計簿(29)

99 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(74)

101 芸術見聞録(75)

102 ぼくの幼児教育考(16)

103 塾長の机

104 為田裕行の「教育ICT行」(55)

105 1981(7)

106 Communication Risk Management(4)

107 Opinion from School(4)

104 林明夫の「歩きながら考える」(170)

110 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(26)

111 私塾界インサイト(19)

116 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(77)

118 論点2019(10) 4学期制とは

122 編集後記

124 Book Review

126 塾長のためのガジェット講座

月刊私塾界2019年9月号(通巻461号)

巻頭言

8月上旬、NECから「空飛ぶクルマ」が発表された。全長3・9メートル、幅3・7メートル、高さ1・3メートル。大型ドローンのような外観をしている。これは機体の管理に必要な情報や、飛行の特性を探るための試作機で、残念ながら人は搭乗できない。

 開発を進める背景には、多様な輸送・移動手段のニーズの高まりがある。都市部の混雑解消、離島や山間部の移動、災害時の救急搬送や迅速な物資輸送などだ。

 経済産業省と国土交通省は23年を目標に事業をスタートできるよう、法整備などを進める予定だ。

 一般社団法人CARTIVATOR(カーティベーター)Resource Managementが実用化を担う。

 車にはもうひとつ大きなブレークスルーがある。「遠隔型」自動運転だ。自動運転には「遠隔型」とこれまで主流の「自律型」がある。後者は自動運転の「頭脳」に当たる部分を車に搭載する。クルマ単体で基本機能の全てを完結するため、クルマの販売価格が3000万円前後になってしまう。

「遠隔型」はその頭脳部分を外に移す。スマホは多くの機能をクラウドに移すことにより、端末の負荷を軽くし、手ごろな価格で多くのサービスを実現している。これと同じ方法だ。ソニーやパナソニックが先頭を走る。パナソニックが開発する「ライフカー」は30万円での販売を目指す。

 凄いイノベーションが進行中だ。 近年教育業界でも先端技術を取り入れた様々な新商品が出ている。今後も大きなブレークスルーを期待したい。

目次

  • 10 CatchUp01 やぶき塾+OLECOスピーキングを重ねることで、自分を見つめる機会にもなる
  • 12 CatchUp02 大東尚学館+サス学サステナブルな学びで生きる力を養う
  • 14 CatchUp03 岩沢学院+吉備学習システム授業をしないで幅広い学力の子どもたち全員の力を付ける
  • 16 挑む私学 京都橘中学校高等学校学力と人間力の両輪で、社会に役立つ人材を育む
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 45 【特集①】株式公開企業塾2020年2・3月期第1四半期(1Q)決算を読む
  • 54 【特集②】思考力を高める教材
  • 66 TOP LEADER Interview 株式会社 成学社 学習塾本来の使命である点数アップ・志望校合格にこだわる
  • 80 教育サービス業界 企業研究(82) 株式会社バイオーム
  • 83 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(308)
  • 84 疾風の如く(122)進学塾SOIL(京都府) 塾長 村東 慎右さん
  • 86 好機到来(53)岡本塾 塾長 岡本 充央さん
  • 88 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(76)
  • 90 白書界隈徘徊話(54) 西村克之
  • 92 自ら動き出すチームにする方法(60) 中谷彰宏
  • 94 塾の家計簿(28)
  • 96 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(74)
  • 97 芸術見聞録(74)
  • 98 ぼくの幼児教育考(15)
  • 99 塾長の机
  • 100 為田裕行の「教育ICT行」(54)
  • 101 1981(6)
  • 102 Communication Risk Management(3)
  • 103 Opinion from School(3)
  • 104 林明夫の「歩きながら考える」(169)
  • 106 新・授業改革を目指して(111) 石川幸夫
  • 108 私塾界インサイト(19)
  • 112 咲かせよ桜(56) 小林哲夫
  • 116 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(76)
  • 118 論点2019(9) 指定国立大学法人とは
  • 122 編集後記
  • 124 Book Review
  • 126 塾長のためのガジェット講座