Category: 塾ニュース|経済

来春の就職内定率68.4% 10月時点

文部科学・厚生労働両省の調査で11月14日、来春卒業予定の大学生の10月1日時点の就職内定率は前年同期比4.1ポイント増の68.4%で、4年連続で上昇したことが分かった。男女別の就職内定率は男子が67.6%(前年同期比3.1ポイント増)、女子は69.4%(同5.4ポイント増)で、女子が男子を2年ぶりに上回った。文系は67.3%(同4.3ポイント増)、理系は73.5%(3.2ポイント増)だった。私立大(67.8%)が前年と比べ4.7ポイント増と大きく上昇。国公立大(70.3%)との差は前年より2.2ポイント縮まった。

カルビー、2Q 純利益最高70億円 (21%増 )「フルグラ」販売好調

カルビーが10月30日発表した2014年4~9月期の連結決算は、売上高は11%増の1062億円、純利益が前年同期比21%増の70億円と過去最高を更新した。穀物やドライフルーツを混ぜたシリアル「フルグラ」が朝食として浸透し大幅な増収になった。朝食需要を開拓したフルグラは、2月に生産能力を5割増やして急成長した。ポテトチップスでは「堅あげポテト」やプライベートブランド(PB)製品が好調で、定番の「かっぱえびせん」は発売50周年の販促で伸びた。

「第3の朝食」グラノーラ  市場拡大

穀物やドライフルーツなどを混ぜたシリアル「グラノーラ」が、ご飯やパンに次ぐ「第3の朝食」として消費者の支持が広がっている。しコーンフレークを上回った。 日本スナック・シリアルフーズ協会(東京・中央)によると、13年の市場規模(出荷額ベース)は146億円と5年で3倍以上に成長しコーンフレークを上回った。ビタミンなどが手軽に摂取できることが消費者に受けており、各社はフル生産を続けているが供給が追いつかない状態だ。カルビーや日清シスコ、日本ケロッグは増産投資に乗り出している。

リクルート上場、初値3170円

リクルートホールディングスは10月16日、東京証券取引所第1部に株式を新規上場した。初値は3170円と公募・売り出し価格(の3100円を上回った。初値で計算した時価総額は約1兆8200億円で、1998年のNTTドコモ以来の大型上場となった。時価総額は日本電産や東芝などと肩を並べ東証1部で上位50番目程度に入った。2015年3月期の連結売上高は前期比8%増の1兆2900億円、純利益は1%増の660億円を見込む。新株発行と自社株売り出しで最大約1000億円を調達する。M&A(合併・買収)などに充て、海外事業の拡大を急ぐ。

LINE 月間利用1.7億人初公表

LINE(本社:東京都渋谷区・代表:森川亮)は10月9日、浦安市で開いた事業戦略発表会で、実際のサービス状況を示す月間利用者数は1億7千万人と初めて明らかにした。「ライフ(生活)とエンターテインメントの両面からイノベーションを起こす。決済サービスの『LINE Pay』対話アプリのアカウントとクレジットカードや銀行口座の情報を連携させ、ネットや実店舗での支払いが可能になる。

米マイクロソフト「ウィンドウズ10」公開

米マイクロソフトは9月30日、開発中の次期基本ソフト「ウィンドウズ10」を公開した。「10」では「スタートメニュー」が復活。「ライブタイル」と呼ばれる機能を組み合わせた。複数のファイルやソフトをボタン1つで一覧表示したり、画面いっぱいに4分割表示したり、デスクトップPCでの利用を想定した新機能を盛り込んだ。これまで、PC・タブレット向けとスマートフォン向けなど複数のバージョンがあったが、「10」では一本化した。外部の開発者は1つのアプリを作れば、すべてのウィンドウズ端末で利用できるようになる。

ビル・ゲイツ氏、21年連続でのトップ 米長者番付

米経済誌フォーブスが9月29日、上位400人を発表した2014年版の米国の長者番付で、ビル・ゲイツ氏が21年連続でのトップとなった。資産総額は約810億ドル(約8兆8700億円)で、昨年より約90億ドル増えた。

NISA半年、1兆5631億円 株式投資4900億円

金融庁は12日、少額投資非課税制度(NISA)の6月末時点の利用実績を発表した。1月から6月末までの投資額は1兆5631億円で3月末に比べ56%増えた。上場株式への投資額は4949億円で36%増えた。金融庁は銀行や証券会社など717の金融機関を対象に集計。商品別では投資信託が1兆396億円で3月末に比べ67%増えた。上場投資信託(ETF)は140億円、不動産投資信託(REIT)は146億円だった。口座開設数は727万。3月末から12%の増加にとどまった。投資未経験者の多い20~30歳代の新規開設は伸びており、6月末時点で85万口座で19%増えた。

非正規から正社員、4~6月100万人

総務省の労働力調査によると、4~6月期に正社員となった人のうち、転職や自社登用で非正規から転換した人の数は99万人と前年同期に比べ22%増えた。リーマン・ショック後の雇い止めなどで非正規の転職が盛んだった2009年7~9月期の104万人以来の水準だ。99万人を年齢別にみると、15歳~34歳が64万人と65%を占める。前年同期は50万人で全体に占める割合は62%だった。30代の就職氷河期世代は新卒採用が少なく、非正規社員として働き続けてきた人も多い。こうした世代で正規雇用に移る動きが強まっているのが特徴だ。

iPhone6、19日発売へ

米アップルは9日(日本時間10日未明)、腕時計型の端末「アップルウオッチ」を来年初めに売り出すと発表した。スマートフォンの新機種も同時に発表した。「iPhone(アイフォーン)6」と「6プラス」で、米国や日本などで12日から予約受け付けを始め、19日に発売する。新型iPhoneの日本での価格は、携帯電話会社のプランと組み合わせない場合、税別で「6」が6万7800円、「6プラス」が7万9800円から。12日から予約受け付けを始め、19日発売する。色はそれぞれゴールド、シルバー、グレーの3色。