パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda」は、2026年6月と第1四半期の転職求人倍率を発表した。6月の転職求人倍率は2.55倍で、前月から0.11ポイント上昇した。第1四半期の平均は2.46倍だった。
6月の求人数は前月比3.2%増、前年同月比16.6%増となり、高い水準で推移した。一方、転職希望者数は前月比1.2%減、前年同月比6.7%増だった。
業種別では、12業種すべてで求人数が前月から増加した。最も伸びたのはIT・通信で、企業のAI活用拡大や基幹システム刷新、データ基盤整備などを背景に、IT人材の採用ニーズが続いている。エネルギー分野でも、電力業界を中心に技術者採用が活発化している。
第1四半期では、人材サービスの求人数が前四半期比で最も伸びた。企業や自治体で業務の外部委託が広がり、BPO関連のプロジェクトマネジャーやスーパーバイザーなどの求人が増加した。
dodaは、7月以降もAI活用やDX推進、人材不足を背景に求人数は高水準で推移するとみる。一方で、企業は専門性や即戦力性を重視する傾向を強めており、採用意欲は高いものの、選考基準の厳格化が進みそうだ。



