Category: 塾ニュース|グローバル

小学英語、小5・6週2コマ に、新学習指導要領

文部科学省が示した次期学習指導要領の骨格案には、小学5、6年生で英語を正式な教科とし、授業を週2コマ行うことも盛り込まれた。骨格案では小学5、6年生で英語を正式教科とし、授業時間を倍の週2コマとする。アルファベットを書いたり、日本語との語順の違いを気付かせたりする内容で、週1コマの外国語活動は小学3、4年に前倒しする。ただ、他の教科数を減らさず新たに週1コマ分を捻出するため、文科省は1時間目の前や昼休み後などに週3回、15分の学習を行い、合わせて1コマ分にする案などを検討する。

国際情報オリンピック、日本代表の高校生4人がメダル

文部科学省が8月31日、世界83カ国・地域の高校生らが参加して、カザフスタンで開かれた第27回国際情報オリンピックで、日本代表の4人全員がメダルを獲得したと発表した。井上卓哉さん(東京・開成高2年)、高谷悠太さん(同1年)、増田隆宏さん(東京・筑波大付属駒場高2年)が金メダル。松崎照央さん(兵庫・明石工業高専3年)が銅メダル。

「大学教職員が受講生」 ベルリッツとGABA

ベルリッツ・ジャパン(東京・港)は英語講義の進め方を指導する講座など、学校向けビジネスを今の100校から16年中に200校に倍増させる計画だ。GABA(同・新宿)も大学の職員の英語力を高める講座を利用しやすくするため、大学を運営する学校法人などに対し、職員の入会金を無料にしたり、レッスン料金を割り引いたりするプランを売り込む。留学生の増加など「キャンパスの国際化」が進む中、各大学では教職員の語学力向上が課題になっており、こうした需要を取り込む。

物理オリンピック、日本代表全員にメダル

文部科学省は7月12日、世界の高校生らが参加してインドで開かれた「国際物理オリンピック」で、金は東大寺学園高(奈良)1年の渡辺明大さん(16)、銀は灘高(兵庫)3年の加集秀春さん(17)と大阪星光学院高(大阪)2年の吉田智治さん(16)、銅は灘高1年の上田朔さん(16)と東京都立小石川中等教育学校6年の高橋拓豊さん(17)がそれぞれのメダルを獲得したと発表した。国際物理オリンピックは1967年にポーランドで第1回大会が開かれ、今回は46回目。82の国と地域から382人が参加し、理論と実験の問題で競った。

「バカロレア」履修促進へ特例案 文科省が提示

文部科学省は6月22日、「国際バカロレア」の16~19歳向けプログラムについて、高校の学習指導要領と両立して履修できる特例措置案を中央教育審議会の部会で示した。高校普通科の卒業には、生徒は90単位程度の取得が必要。案では、算入できる単位数を現行の20から36に増やすことを提示。英語、数学、理科の必修科目と総合的な学習の単位はそのまま同プログラムの履修に置き換えられるようにする。1年生で必修科目を履修し、2、3年で同プログラムを履修すれば、全体で90単位程度に抑えることができるという。

海外で医学を学ぶ ISI国際学院 北京大学医学部進学コースで開学式

5月11日に、アカデミーホール(東京都豊島区)で、ISI国際学院 北京大学医学部進学コース第13期生の開学式が行われた。ISI国際学院は、留学を主とした教育事業を展開し、大学・高校・語学など、幅広い海外留学プロ グラムを提供している。その留学事業のひとつである「北京大学医学部進学コース」は、中国の最高学府である北京大学医学部において医学を学ぶための準備 コースと位置付けられている。

新入生たちは、まず東京で中国語、数学、物理、化学を約10ヶ月間学び、来年の3月に北京に渡る。そして、北京大学の予科コースで入学準備をし、来年の9月に正式に入学する。そこから6年間、医学を学ぶことになる。

北京大学は、大学評価の世界的指標のひとつである 「The Times Higher Education(2014‐2015)」において、48位にランクインするなど、世界的に評価が高い大学だ。その北京大学医学部のめぐまれた教育環境 の中で、新入生たちは学ぶことになる。その開学式には、北京大学医学部で学ぶことに魅かれた、全国の進学高校、国内外の名門大学の卒業生や社会人経験者た ち40名が集った。

新入生を代表して宣誓する柚木さん

新入生を代表して宣誓する柚木さん

新入生を代表して宣誓を行ったのは、柚木理克(ゆのき・みちかつ)さん。柚木さんは、岡山の大学で教育学を学び、教師になることを目指していた。し かし、教育実習の際、医療的ケアが確立されていないために、いつも保健室にいて授業に参加できない生徒を目の当たりにする。子どもによりそえる方法は、ほ かにもあるのではないか、と思ったそうだ。さらに、親友の死もきっかけとなり、医師になることを決意。

「必ず医師になるという初心を忘れずにがんばっていきたい。日本に戻ったあとは、すこしでも困っている人の力になりたいです」と、柚木さんは語ってくれた。緊張した面持ちで語る柚木さんだったが、その目には固い決意が宿っていた。

慣れない海外生活では、幾多の困難がつきまとうと思われる。しかし、留学事業で実績のあるISI国際学院のサポートを受けられることは、心強いので はないだろうか。また、海外で医学を学ぶことで、グローバルな視野をはじめ、かけがえのない知識と経験を得ることができるだろう。彼らの武運を祈りたい。

国連模した討論会で桐蔭・六甲2校が入賞 、ニューヨークで開催

世界の高校生が国連会議を模して国際問題を討議する「グローバル・クラスルーム国際模擬国連大会」が5月14~16日、ニューヨークで開かれ、桐蔭学園中等教育学校(横浜市)が優秀賞を受賞した。六甲高校(神戸市)は政策文書を評価され「ベストポジションペーパー賞」を受賞。20カ国から約1500人が参加し、日本からは計6校が挑んだが、日本勢が昨年初めて受賞した最優秀賞は逃した。模擬国連は、自分の国と関係なく割り振られた担当国の外交官になりきって決議案の“交渉”を行う仕組みで、日本の高校生はシリアを担当。

5月18日(月)の「私塾界リーダーズフォーラム2015」にご参加いただく皆さまへ

5月18日(月)に開催いたします「私塾界リーダーズフォーラム2015」につきまして、当初の予定を大幅に上回るお申し込みをいただおります。

このため、会場側に申し入れて、配置変更ならびに増席の手配をいたしておりますが、会場内は自由席となっておりますため、状況によっては立ち見となってしまう場合もありますことを予めご了承下さい。

当日は、ご参加いただく皆さまに、少しでも多くの気づきや最新情報をお持ち帰りいただくために、できる限り皆さまが快適にお過ごしいただけるような環境を整えられるよう努力しておりますが、何かお気づきの点がありましたら、何なりとスタッフにお申し付け下さい。

何卒よろしくお願い申し上げます。

 

私塾界リーダーズフォーラム2015 運営事務局

 

私塾界リーダーズフォーラム2015について
私塾界セミナーバナー

ハノイに日越大学院

日本とベトナム両政府は2016年9月をめどにベトナム・ハノイに大学院大学を開校する。06年に両国が立案した「日越大学構想」の一環で、大学院を先行設置した後、19~20年ころに総合大学を開設する。大学院はべトナム国家大学ハノイ校の構内に開設し、まず人文科学系と社会科学系の修士課程を設ける。大学はベトナム国家大学ハノイ校傘下の総合大学として新たにハノイ市ホアラックに設立する予定で、14年12月に着工した。ベトナムの経済成長を担う人材育成につなげるほか、進出している日系企業の人材需要に応える。

都立高「バカロレア」入試 合格外国人、定員に満たず

4月27日付け日本経済新聞の教育面に面白いコラムを見つけた。見出しが「都立高『バカロレア』入試 合格外国人、定員に満たず」とある。何のことかとあっけにとられたが、読んで見みると納得できた。

 東京都立国際高校が設置した国際バカロレアコースの募集人員は、日本人生徒15人、外国人生徒5人の計20人。日本人生徒66人、外国人生徒22人の計88人が応募した。選考は、英語運用能力検査、数学の学力検査、小論文、個人面接、集団討論などハイレベルな内容だったが、外国人生徒の合格者が4人で、募集人員の5人に満たなかった。

 応募した外国人生徒22人の中に、「履修に必要な能力などに基づいて適切な基準を定め」「これに達しているものの中から合格者を決め」「一つでも基準に達しない場合は選考の対象としない」という規定があり、この基準をクリアできたものが4人しかいなかったと考えられる。その分を日本人生徒で埋めたため、日本人合格者は16人と募集人員より1人多くなった。

 コラムニストは末尾を、「定員内不合格」というこれまでの都立高校ではありえない結果は、今後、議論を呼びそうだ、とまとめた。冒頭は「今年の東京都内の高校入試で最も注目されたのは、東京都立国際高校が設置した国際バカロレアコースの募集だろう」とある。特殊な国際バカロレアの外国人枠の特殊な規定、多分、議論は起こらないと思うのが一般的では?