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青森・八戸で「不登校フォーラム」開催、9月1日 全国学習塾協会

公益社団法人全国学習塾協会は、9月1日(日)小・中・高の不登校となった子どもへの向き合い方や、その子どもたちの進学に関する問題について、各家庭における情報交換を目的として、「’13 不登校フォーラム in 八戸」を青森県八戸市の八戸ポータルミュージアム「はっち」で開催する。不登校、そしてニートに対する対応の一層の充実に向けて公開討論会を行うほか、個別相談会を行う。

公開討論会では、古川学園中学・高等学校の俣野聖一教頭がコーディーネーターを務め、セルフカウンセリング教育研究会代表で、東京学芸大学・特命教授の大熊雅士氏、志学塾の畑山篤塾長、日本航空高等学校の篠原雅成校長の3名がパネリストとして登壇する。

当日パネリストとして参加し、このフォーラムの事務局長も務める畑山氏は、高校を中退した子どもたちに向けて「20歳までに進路の再構築をと願っています。フォーラム当日は、不登校問題に悩む家庭にぜひ参加して欲しい」と語る。

文科省の調査では、進路のミスマッチが高校中退事由の約73%にものぼると言われており、青森県南部に限っても毎年数百人の高校生が中退している(畑山氏)という。

このフォーラムの問い合わせ、申し込みは「’13 不登校フォーラム in 八戸」実行委員会事務局(志学塾内/TEL.0178-47-2225、FAX.0178-47-4303、14:00〜21:00)まで。

2013不登校フォーラムin八戸チラシ

ベネッセ、中国やインドネシアで学習塾

ベネッセホールディングスは、通信教育を展開する中国で新たに幼児向け学習塾を開設。インドネシアでも小学生向け学習塾を試験的に始めており、100~200教室まで広げる方針。国内の教育市場が頭打ちとなるなか、2017年3月期末の海外売上高比率を現在の約2倍の25%まで引き上げる計画だ。中国・上海ではベネッセHDの現地法人(上海市)がこのほど1~3歳向けの学習塾を開いた。国内の通信教材「こどもちゃれんじ」に基づいた授業を実施。読み聞かせだけでなく、歯磨きやトイレの使い方などの生活習慣も指導する。

東京・渋谷で個別指導塾向け無料セミナー開催

個別指導塾経営コンサルタントのリアル・パートナーズは、来る9月15日(日)、東京・渋谷ティーズフラッグにて「外部集客×内部充実=生徒数アップ」と題した個別指導塾向けの無料セミナーを開催する。

同社が発行するメルマガが創刊100号を迎えることを記念し、参加料金は無料となっている(通常、同社が主催するセミナーの参加料金は2万円~)。この日は、午前・午後の二部構成となっていて、午前の第一部は過去に同社のセミナーに参加したことがないビギナー向け、午後の第二部は過去のセミナー参加者向けの内容になる。1986

リアル・パートナーズ代表の安多秀司氏と小倉政彦氏は、ともに地域ナンバーワン個別指導塾の現役の経営者でもある。それに伴う現場に即した、机上論ではないコンサルティングが人気を博している。安多氏が教室運営、小倉氏が集客を得意分野としており、その両輪による塾経営のサポートが特長。新規開業者を含め、生徒募集に悩む塾の支援に確かな実績を誇っている。

今回の無料セミナーも両氏の強みを活かして、塾経営を「内的要素」「外的要素」の双方からレクチャーする内容となっており、第一部では、安多氏が「中3→高1への継続率UP」「秋以降の教室運営」、小倉氏が「チラシ・HPの基本」などについて。第二部では「口コミだけで入塾キャンセル待ちが発生する内部戦略(安多氏)」、「チラシだけに頼らない塾のマーケティング戦略(小倉氏)」などをラインナップ。

安多氏は「今回のセミナーは感謝の還元が趣旨であり、無料だからと言って出し惜しみするつもりはない。お伝えするのは、現役塾経営者である私たちが自らの経験に基づいて構築し、現在も実際に行っているものばかり。実用性の高い具体論を知りたい方はぜひ参加して欲しい」と語る。

定員は、第一部・第二部とも各12名。同セミナーの詳細は、公式サイトへ

 

学研HD、学習塾の全教研を30億円で買収へ

教育・出版大手の学研ホールディングス(HD、東京、宮原博昭社長)は13日、福岡県内を中心に北部九州などで小中高校生向けの学習塾を展開する全教研(福岡市、中垣一明社長)を買収すると発表した。契約締結は14日で、学研HDの子会社の学研塾ホールディングス(東京)が経営陣などが持つ株式を30億円で買い取り、全株式を取得する。

全教研の中垣一明社長(『月刊私塾界』8月号より)

全教研の中垣一明社長(『月刊私塾界』8月号より)

買収後も全教研の社名は変わらず、中垣一明社長をはじめとする経営陣は続投する。全教研は、1977年に設立され、福岡証券取引所に上場していたが、2009年に経営陣による自社買収(MBO)を実施し上場廃止していた。2013年2月期の売上高は45億1300万円で、純利益は1億7300万円。

ミャンマー語対応のアンケート自動集計

 東京大学発のベンチャー企業でソフトウエア開発の情報基盤開発はミャンマー語に対応した紙のアンケートの自動集計サービスを始めた。ネット経由で提供する独自開発したソフト「アルトペーパー」をミャンマー語に対応させた。民主化で注目されるミャンマーへ進出を検討する国内企業は多く、マーケティング調査などの需要が増えると判断。現地でマーケティングや顧客・従業員満足度などの調査をする企業が対象。初年度は50社、1億円の売り上げを目指す。

異なる塾同士が合同で新入社員研修を大阪で開催

7月6日(土)、新大阪駅近くの『新丸ビル』にて、「個別指導塾 若手社員スキルアップミーティング〜再発見。塾で働く喜びとプライド」と題し、地域ナンバーワンの個別指導塾を運営する学習教室サクセス(兵庫県)、学習塾PEG(滋賀県)、個別教育フォレスト(兵庫県)が合同で新入社員研修を共催。この研修を共催した塾以外にも、長崎県、愛知県などからの塾のスタッフも参加し、初回として、有意義な研修となった。

城南進研 映像授業で大学受験指導

 2013年7月に城南予備校の人気講師による映像授業「大学受験Jシリーズ映像授業」を順次「城南コベッツ」各教室に導入し、大学受験指導を強化するサービスをスタートさせた。同サービスは、1)自分のスケジュールに合わせてカリキュラムを立てられる、2)現役合格保証の実績とクオリティを持つ「城南予備校人気講師の授業」をひとりじめできる、3)電子黒板により、ビジュアルを駆使したわかりやすい授業、4)1回あたりの授業時間が短く、集中力が途切れないなどが挙げられ、講師1人対生徒2人までの完全個別指導でゴールまで導く。

関西版・受験ガイドブックの最新版 大阪進研

1984関西地方で模試や塾用教材を販売している株式会社大阪進研(大阪市、市川彰裕社長)は、受験生に向けた入試情報を詰めこんだ「高校受験・中学受験ガイドブック」と「大阪府公立入試問題集(3冊パック)」を発刊した。例年発行している年度版で、平成26年度入試用の資料だ。問い合わせは、大阪進研(Tel.06-6762-4557)まで。

■『平成26年度受験用 高校受験ガイドブック(関西版)』

発行 7月12日(金)
価格 2,100円(税込)
体裁 B5判611ページ(本文)
内容 入試情報と学校紹介/合格のめやすグラフ掲載/綴込み学力診断テスト、通学マップ付

■『平成26年度受験用 中学受験ガイドブック(関西版)』
発行 7月12日(金)
価格 1,575円(税込)
体裁 B5判343ページ(本文)
内容 入試情報と学校紹介/今年の入試総括などの特集/難易度グラフ・通学マップ付

■『平成25-21年度入試(5年分収録)大阪府公立高等学校入試問題集』
発行予定 8月8日(木)
価格   1,700円(税込)
体裁   B5判、入試問題・解答解説・解答用紙の使いやすい3冊パック
内容   入試制度や入試状況をわかりやすく説明した特集ページ
重要ポイント、間違いやすいミス注意付きの詳しい解説

英検対策 小学生から ジャストシステム ECC 早稲田アカ

 教育サービス各社が小学生向けに英検の受験対策講座を始めている。小学校5年生から英語の授業が始まったことなどから、保護者が早い時期から子どもに英語を学ばせようとしている。小学生の英語能力をみる試験には英検が多く使われているため、ジャストシステム、ECC、早稲田アカデミーの各社が需要を見込み、英語の通信教育サービス、教室で英検対策講座、準2級程度の能力を身につける教室を首都圏で約10カ所開くなどそれぞれのこども英語事業を展開する。

中高生向け語学留学 仲介各社サー ビス拡充

 海外留学を仲介する企業は、これまで各社は社会人や大学生を主な対象としてきたが、夏休みにあわせた中高校生向けの短期のコースを増やして中高生の留学ニーズにも対応する。中高生向けプログラムは語学学校に通いながらホームステイなどで2週間程度学ぶ内容。7月下旬から本格化し、料金は30万~60万円程度。留学ジャーナル、ベルリッツ・ジャパン、ベネッセコーポレーションなど各社様々なプログラムでいずれも定員一杯の参加者の予約を受け付けたという。