Category: 塾ニュース|塾・企業

子どもにいかに、ものごとを続けさせるかを伝える本 『10歳までに身につけたい子どもの続ける力』

『月刊私塾界』の対談コーナー「ケイゾクはチカラなり」でもお馴染み、行動科学マネジメント研究所所長の石田淳氏の新著『10歳までに身につけたい子どもの続ける力』が発刊された。

ベストセラー『続ける技術』の子ども版として、親が子供に続けてほしいと思っているのに、 なかなか続かない習い事や塾を、どうしたら子どもが続けることができるようになるのか、自分から進んで行うようになるのかを、行動科学のメソッドに基づいて伝える。どんな子も続けられるようになり、どんな親でも実践できる、素質を問わない技術が分かりやすく解説されている。

行動科学マネジメントとは、NASA、ボーイングなど600社以上が導入し、アメリカで絶大な成果を上げる人間の行動を科学的に分析する行動分析学、行動心理学を学び、帰国後、日本人に適したものに独自の手法でアレンジをし「行動科学マネジメント」として確立。精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてた科学的で実用的な方法は、日本の教育界、ビジネス界から絶大な支持を集める。

石田氏は現在、日本全国の人材育成などに悩む企業のコンサルティングを行う一方で、教育・スポーツの現場でも活躍している。「今、その子が、前の状態より少しでも進歩しているか? 」「その前向きな姿勢を私たちが見逃さずに発見することができているのか」を大切にし、子どもたちと、子どもたちを支える親のための活動を行う。本書はたくさんのママ・パパから知りたいと寄せられた意見をもとに作った「子どもの続ける技術」である。

 

子どもの続ける力『10歳までに身につけたい子どもの続ける力』
石田淳 著/かんき出版
本体1,300円(税別)

勉強を通して子どもたちが自由になるための実践書 『子にかける×子にかけない』

『月刊私塾界』の人気コーナー「疾風の如く」にもご登場いただいた、東京・恵比寿で学習塾パーク「Freewill(フリーウィル)」を経営している柴山健太郎代表が、新著『子にかける×子にかけない』を上梓した。

柴山代表は、大学在学中に日本の教育に疑問を感じ、個性重視で知られる北欧の教育を学びにスウェーデンを訪問。同国で子どもたちから「日本の子はどうして勉強がつまらないというのか」と問われたことに衝撃を受け、日本での教育改革を志すようになった。

この本には、フリーウィルが実践する勉強を通して子どもたちが自律し、自信を持って自由になるための方法を教えることを、5つの「かける」と5つの「かけない」を紹介しながら、思春期の子どもを持つ保護者や、塾の現場に立つ先生方に伝えていきたいという思いをまとめた。塾の講師にとっては、保護者や生徒達との接し方や、声のかけ方に改めて気づかせてもらえる一冊だ。

「子にかける×子にかけない」『子にかける×子にかけない』
柴山健太郎 著、海拓舎出版/素材図書
本体1,200円(税別)

無料学習室、福岡市・天神に開設

福岡市・天神に、講師に質問もできる無料学習室ができた。学習室は、家庭教師派遣や問題集作成を手がける日本学術講師会(本社・福岡市、中村信二社長)が昨年11月に開設。本社と同じビルに約100平方メートルの部屋を借り、約70席を設けた。常駐する講師は同社の家庭教師。参考書や辞書の貸し出しも無料だ。学習室は日曜・祝日を除く午前10時~午後9時に開けている。家庭の経済事情などで、塾や家庭教師を利用していない中高生に勉強できる場を提供しようと、家庭教師派遣会社が開設した。

市原市の学習塾クオードの「AEDプロジェクト」

2008年に始動したクオードの社会貢献事業が、AEDプロジェクト。クオード各校舎にAEDを設置した第1ステージに始まり、2014年救命講習会が実現に至る第4ステージまでのクオードのAEDプロジェクトを紹介します。

第1ステージ。クオード各校舎にAEDを設置し、スタッフ全員が救命講習を受講して安全意識と救命スキルを高めました。(2013年、新機種に全校舎グレードアップしました)。

第2ステージ。クオードの近隣の小中学校に、教育委員会を通じてAEDを寄贈しました。
① 2008年、市原市教育委員会を通じ、姉崎小・青葉台小・清水谷小・牧園小・水の江小に。
② 2009年、木更津市教育委員会を通じ、清見台小・木更津二中・木更津三中・太田中に。
③ 2012年、市原市教委を通じ、新規開校したちはら台西中へ。
④ 2014年3月28日(金)、木更津市教委を通じ、新規開校する真舟小へ。(合計11台目)

第3ステージ。上記①②寄贈式で、教育行政のトップにプレゼンを行い、また寄贈式の取材に来たマスコミにAED配置の現況を報道してもらいました。市原市は教育長、木更津市は市長を動かし、報道の力もあって議会の承認もとれ、予算の関係で5~10年は無理といわれていた全学校へのAED設置を実現させました。小さな塾が、行政を動かした出来事でした。全学校への設置実現の後は、新設校に寄贈を継続。その姿勢を評価され、昨年11月17日、市原市市制移行50周年記念式典(会場:市民会館大ホール)で「市勢発展に特段の尽力をなした」としてクオードは特別表彰を受けました。

第4ステージ。市原市の消防局に、小学生を対象とした救命講習を提案。4月26日(土)市津消防署の協力を得てクオードちはら台校で、27日(日)には姉崎消防署の協力によりクオード姉崎校で、クオード・リーダークラブの一企画として、救命講習会が実現する見込みです。そして、今後は近隣の自治体にも働きかけ、この輪を広げていく予定です。

AED(Automated External Defibrillator,=自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。2004年7月より医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになり、病院や診療所、救急車はもちろんのこと、空港、駅、スポーツクラブ、学校、公共施設、企業等人が多く集まるところを中心に設置されています。AEDは、操作方法を音声でガイドしてくれるため、簡単に使用することができます。また、心臓の動き(心電図)を自動解析し、電気ショックが必要な方にのみ電気ショックを流す仕組みになっています。

この件についてのお問い合わせ先
クオードちはら台校 担当:片岡秀樹   E-mail:kataoka@quard.co.jp
TEL:0436-75-1119    FAX:0436-75-3912

名進研 新代表に取締役教務本部長の伊藤和也氏が就任

愛知県や岐阜県に進学塾「名進研」を展開する株式会社教育企画は3月2日、代表取締役の豊川正弘氏が同日付で辞任を発表した。後任には同日付で取締役本部長だった伊藤和也氏が新たに代表取締役に就任した。

同社の代表に就任した伊藤氏は、1956(昭和31)年8月21日生まれ、97年に同社入社。2001年に運営部長、09年に教務部尾張・岐阜地区統括部長、10年に取締役教務部長、13年に取締役教務本部長に就任した。

若年者をカバーするTOEFLⓇが国内初登場

株式会社日本公文教育研究会(以下、公文)のグループ会社であるグローバル・コミュニケーション&テスティングは、現在実施しているTOEFLⓇテストファミリーに加え、新たにTOEFLⓇ PrimaryとTOEFL JuniorⓇ Comprehensiveをリリースする。

そのプレス発表に先駆け、2014年3月15日(土)に公文本体の定例行事である「第35回日本公文指導者研究大会」が横浜市のパシフィコ横浜でおこなわれた。この大会では各教室が独自に取り組んでいる「自主研」の発表に続き、永年指導者を表彰。多くの指導者が表彰者として壇上表彰された。

翌3月16日(日)は同会場にて公文の創始者である公文会長の生誕100年を記念する式典を開催。「さらなる進化への誓い」というテーマに基づき、生徒が学習をあきらめてしまう一歩手前まで学ばせる「ちょうどの教育」や、「自学自習」といった公文式の理念が再確認されたほか、公文のOB・OGが登壇して公文式がいかに人生に影響を及ぼしたかなどについて語った。両日とも約8000名もの関係者が集まり、海外からは約1200名が参加。グローバルに発展を続ける同社を象徴する、盛大な式典となった。

2日間に渡る式典のあと、3月17日(月)には大手町の丸ビルコンファレンススクエアにて冒頭の新テストに関する発表がおこなわれた。今回リリースされるTOEFL JuniorⓇ Comprehensiveは世界約130の国々で活用されているTOEFLⓇの中高生版で、6段階に分かれているCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)のA2~B2までをカバーするもの。読む・聞く・話す・書くの4技能が測定でき、受験料は9500円(税込、3月時点)となっている。

一方、TOEFLⓇ Primaryは同A1からB1をカバーするもので対象は8歳以上。ステップ1では英語初学者、ステップ2では英語に馴染みのある生徒を対象にリーディングとリスニングをテストするほか、レベルを問わずスピーキングテストも実施。受験料はリーディングとリスニングが3880円、スピーキングが3240円(いずれも税込、3月時点)となっている。

世界各国で採用されているTOEFLⓇ Primary とTOEFL JuniorⓇ Comprehensiveが今回、日本においてもようやく実施されることとなり、6・7月の教育機関向け先行実施を皮切りに11月からは公開テストが本格スタートする。いずれのテストも札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、大阪、広島、福岡の8会場で実施予定。2017年には全都道府県での実施を目指す。s_DSC3609全体会2

河合塾 財団法人「日本教育研究イノベーシ ョンセンター」を設立

河合塾グループが、一般財団法人 日本教育研究イノベーションセンター(Japan Center for Educational Research and Innovation 略称 JCERI)を設立した。

 設立趣旨は、「少子高齢化、人口減、そしてグローバル化の状況において、日本は閉塞感を打破するために、世界と繋がりつつも独自の道を切り拓いていかなくてはなりません。そのために、すべての領域(家庭・学校・企業・社会)とすべての人に対して、従来と異なる教育の力が求められています。河合塾グループは、教育の場に新たな価値を創造し、教育を通して社会を活性化するために、公益性を備えたJCERIを拠点として、教育における研究開発を深め、国内と外の教育機関との連携を進め、そこで得られる知見をあらゆる教育領域で共有し、教育実践活動を支援していきます」と記した。

 具体的な活動として、「国内外の教育機関との連携第一弾として、東京大学 大学総合教育開発研究センター 教育課程・方法開発部門が実施する社会貢献事業『大学教員を目指す大学院生の教育力を向上させる「インタラクティブティーチング」』の趣旨に賛同し、支援・協力をすることとなりました。

 東京大学のこの取り組みは、将来の大学教員育成を通して高等教育の質向上に貢献するだけでなく、そのオンラインプログラムが初等中等教育・企業教育の関係者など、教育に携わるすべての人々に開かれていることで、JCERIの設立趣旨にも合致しており、ここに支援・協力することは、従来の日本の教育にイノベーションを起こし、社会的に大きな意義を有するものと考えております」とした。

【名称】一般財団法人 日本教育研究イノベーションセンター

【英文名】Japan Center for Educational Research and Innovation

【略称】JCERI(ジェイセリ)

【設立年月日】平成26年2月20日

【代表理事】河合弘登

【連絡先】
東京都豊島区南池袋2-49-7 池袋パークビル6階
学校法人河合塾 教育研究開発本部 教育研究部内
日本教育研究イノベーションセンター事務局
TEL 03-6811-5531
FAX 03-5958-1247

http://jceri.kawaijuku.jp/

読売グループ 塾検索サイト「塾選び Ys net」をオープン

読売新聞社グループの広告会社、株式会社読売エージェンシー(本社:東京都千代田区)は、入塾者数に応じて広告掲載料を課金する、完全成功報酬型のシステムを採用した、学習塾・予備校等の情報サイト「塾選び Ys net(ワイズネット)」を開設した。

学習塾・予備校等に資料請求ができる情報サイトは、すでに複数存在しているが、その大半が、資料請求数に応じて広告掲載料が発生する広告掲載料課金システムを採用しており、広告を掲載する学習塾・予備校等は、入塾者がいなくても、資料請求があれば広告掲載費の支払い義務を負う仕組みとなっている。

それに対し、同社が開設する「塾選び Ys net」は、入塾者が発生した時のみ広告掲載料が発生する、「完全成功報酬型」の広告掲載料課金システムを採用するため、広告費のロスが軽減され、学習塾・予備校等にとって効率的な広告費の運用が可能となるメリットがある。これにより、中小規模の学習塾・予備校等でも情報発信がしやすくなり、その結果「塾選び Ys net」の利用者に対し、充実した学習塾・予備校等の情報を提供することが可能となった。

  • 本件のお問い合わせ

〒102-0071 東京都千代田区富士見2-4-3 朝日観光ビル2F
株式会社 読売エージェンシー 事業開発局 塾選び Ys net事務局
T E L : 03-6272-9916
F A X : 03-3263-0880
Email : jukuerabi@yomiuri-ag.co.jp

外部リンク:塾選び Ys net http://www.jukuerabi-ys.net/

リソー教育 岩佐実次 会長兼社長、配当金を返還

リソー教育は3月25日、岩佐実次・会長兼社長がこれまで受け取った配当のうち8億7100万円を会社に返還すると発表した。一般の株主から返還を受けるのは難しいが、岩佐氏は違法配当時も経営にかかわっていて自主的に申し出たという。

『明光キッズ』学習プログラム バディスポーツ幼児園で 今春より

株式会社明光ネットワークジャパン(本社:東京都新宿区・代表:渡邉 弘毅)は、「明光キッズ」の幼児・小学生向け学習プログラムを、株式会社バディ企画研究所(本社:東京都世田谷区・代表:鈴木威)が運営する「バディスポーツ幼児園」にてプログラム・講座を提供する。バディスポーツ幼児園の世田谷、豊洲、江東の各園に2014 年春からサービス開始し、順次その他の園へ提供する予定。「明光キッズ」は、明光ネットが行う幼稚園・保育園児、小学生が放課後の時間を有意義に過ごすための学童保育の学習プログラムのこと。

■バディスポーツ幼児園( http://www.buddy-sports.co.jp/ )
「健康で明るく伸びやかな子どもを、スポーツと保育を通じて育成する」という教育方針のもと、東京都及び川崎市が定める認可外保育施設指導監督基準を満たした園。
「やればできる」という精神やスポーツを通しての仲間作り、人間関係の形成に力を入れており、「思いやり」や「感謝の気持ち」を徹底し、しっかりとした人間関係を目指して指導するという。