Category: 塾ニュース|生活

第2回「有吉佐和子文学賞」受賞作品が決定

 有吉佐和子記念館の開館を契機に、和歌山市の偉人である有吉佐和子の顕彰に加え、文学について学ぶ機会を提供すること及び本市の文化的風土を醸成することを目的とし、令和5年12月に有吉佐和子文学賞を創設した。
 自身のことや世の中のこと、和歌山への想いなどについて、思ったまま、感じたままに表現いただくことを目的としてエッセイの作品を募集したところ、全国から1,512作品もの応募があり、有識者等による意見聴取を経て、受賞作品を決定した。
【受賞作品一覧】
最優秀賞
「節約の幸福論」 大木 篤子(和歌山県紀の川市)
概要
 老いる事に不安があった若い頃。ところが、想像とは違い、年老いたからこそ手に入れることができた幸せの数々。人生で今が一番好きと言い切れる作者の日常や思いを綴った作品。
意見聴取員 コメント
●年をとることの良さ、楽しみが普通に書かれていました。
●思い出はとても大事。人は自然に残すものと捨てるものを上手に分けるものだ。
●日本の最大の社会問題でもある高齢化、長寿化をテーマにしているが、首尾一貫して明るく、希望に溢れていて、読むほうが幸福になる。多くの人が不安を抱く長寿に対して、これほど明るさと希望を提供してくれた読み物は初めてであり、有吉佐和子文学賞にふさわしい。
●ジョウビタキの鳴き声から始まる書き出しと、鳴き声はなく「夕焼けに染まる龍門山が、にっと笑ったような気がした」と締めくくる構成力の高さが際立つ。五感を存分に働かせ、豊富な語彙で綴った豊かな表現力が見事な作品。
・優秀賞
「父の手を解いた朝」峯田 泰彦 (東京都足立区)
・佳作
「祖父からの電話」    阿江 美穂(兵庫県加東市)
「ほうれん草のゆで汁」  井口 元美(愛知県大府市)
「親友の服」       西村 美香(大阪府貝塚市)
「なじみ客として想う」  藤田 陽一(栃木県鹿沼市)
「父はハナシカ」     矢鳴 蘭々海(大阪府箕面市)
・奨励賞
「私の運命を変えるきっかけ」  片岡 真悠(茨城県常総市・常総学院高等学校)
「当たり前の歯車を回す」     鏑木 花野(東京都板橋区・クラーク記念国際高校)
「いつか必ず言いたい言葉」   滝本 昇生(和歌山県和歌山市・開智中学校)
「引っ越し」          牧野 乙葉(千葉県富里市・千葉県敬愛高等学校)
「そのコーラ」         宮﨑 純大(兵庫県加古川市・加古川市立氷丘中学校)
「日本のアマルフィにて」    宮本 紗希(和歌山県和歌山市・和歌山信愛高等学校)
「笑顔を一緒に食べている」   横山 綾乃(静岡県磐田市・角川ドワンゴ学園N高等学校)
※奨励賞は中学生および高校生の作品のみ対象
選考 
市の選考結果をもとに、有識者からの意見聴取を経て受賞作品を決定した。
〈意見聴取員〉 恩田 雅和(有吉佐和子記念館 館長)
        河野 和憲(情報通信業(出版業))
        坊 美生子(有識者)
        中村 祐佳子(教育研究会国語部会)
表彰式 
日時 令和7年6月1日(日)午後1時30分から
場所 有吉佐和子記念館(和歌山市伝法橋南ノ丁9)
作品公表
受賞作品は、表彰式後、市ホームページ等に掲載される予定。

『子ども未来キャリア』新教材『防災ゲーム』を提供開始

 e-ラーニングに関するサービスの様々なコンテンツを提供する株式会社イー・ラーニング研究所(吉田智雄 代表取締役、大阪府・吹田市)は、子どものときから夢や目標を持ち、グローバル社会で必要となる知識と能力を育む、キャリア教育用ボードゲーム教材『子ども未来キャリア』を開発している。この度新テーマとして、いつ発生するかわからない災害から命と暮らしを守るために、適切に対処できるような備え方や、周囲との協働性が学べる教材である『防災ゲーム』をリリースする。 

 日本は地震や台風、豪雨、噴火など、自然災害のリスクが高い国であり、日頃からの備えと適切な対応力の育成が重要な社会的課題とされている。こうした中、近年では防災・減災に関する教育が学校現場でも重視されており、子どもたちが自らの命を守る力を育み、災害を“自分ごと”として捉える姿勢が求められている。防災教育は、地域社会全体の防災意識を高め、安心・安全な暮らしを支える基盤として、教育現場や行政など幅広い分野で注目が高まっている。

『子ども未来キャリア』はキャリア教育用ボードゲーム教材で、未だ日本の学校では学ぶ機会の少ない様々な教育をゲームで楽しみながら幅広く身につけることができる。
 防災ゲームは、地震・台風・豪雨・噴火など、さまざまな災害を想定しながら、非常時における適切な対処法や行動のタイミング、周囲との連携による避難や、災害の復興に向けた主体的な姿勢を身につけることができるほか、ゲームを通じて災害への備えの重要性と行動力を育むことができる内容となっている。
 また、海の近くや豪雪地帯のような自分が居住したことのない地理的環境で発生する災害に対しても、それぞれの場所での災害リスクについて想定し、当事者意識をもってどのように備えるべきか学ぶことができる。

 1回目の授業では、初めに「兆し」カードを読み、これから発生する可能性のある災害を予測しながら、様々な防災アイテムを駆使して自身の置かれた状況に応じて最適な行動を検討する。2回目の授業では、復興をはじめとした二次災害時の適切な行動を検討する。災害時に必要なアイテムを学び、判断する力や協働性、行動力を養うほか、自分が取るべき行動をグループ内で発表することで主体的に災害をとらえ、備える力を身につけることができる。


【『子ども未来キャリア』防災ゲーム概要】
■学習テーマ    :「教育用!防災ゲーム」
■教材対象年齢   :9歳~
■所要時間(目安):60分×2回 (スライド&ゲーム)
■推奨プレイ人数 :4~5人/1箱あたり
■販売対象    :全国の学習塾、学童施設、学校 など
■教材の目的   :本教材は、不測の災害が発生した際に、命と暮らしを守るために、適切な方法・タイミングで対処できるように備え、いざという時も周囲と協力し合えるように、ゲームの中で様々な状況を想像しながら取るべき行動が学べる教材です。自分が居住したことのない地理的環境(海の近く、雨雪地域など)で発生する災害に対しても、それぞれの場所での災害リスクについて想定し、どのように備えるべきかを考えることができる。
■ゲーム概要   :まず初めに 「兆し」カードを読み、これから発生しそうな災害を予想します。様々な防災アイテムを駆使しながら、自身の置かれた状況に応じて取る行動を考えていきます。災害に役立つアイテムを正しく選択できたり、自分が取るべき行動をグループ内で発表し、より多くの賛同を得られたりすることで、ポイントを獲得することができます。ゲーム内で子どもたちは、様々な“防災の知識や、災害時に取るべき行動”を学びながら、より多くのポイントを獲得することで得られる「防災ヒーロー」の称号を目指します。

アドベンチャーワールド ジャイアントパンダ4頭 中国成都に帰国へ

 アドベンチャーワールド(和歌山・白浜町)で暮らす4頭のジャイアントパンダが、2025年6月末頃に、中国四川省の成都ジャイアントパンダ繁育研究基地に帰国することが決定した。具体的な日程については、正式決定後、発表を行うという。
帰国するジャイアントパンダ
良​浜​ ​2​4​歳​ ​メ​ス
​結​浜​ ​ ​8​歳​ ​メ​ス
​彩​浜​ ​ ​6​歳​ ​メ​ス
​楓​浜​ ​ ​4​歳​ ​メ​ス

 2025年8月、日中双方で現在進行中のジャイアントパンダ保護共同プロジェクトの契約期間が満了となり、日中双方で協議を行った結果、4頭のジャイアントパンダ「良浜(らうひん)」「結浜(ゆいひん)」「彩浜(さいひん)」「楓浜(ふうひん)」の負担のないように比較的気温の涼しい6月に帰国することとなった。
 現在24歳の母親「良浜」は、高齢期に差し掛かかっており、高齢のパンダが安心して暮らすための施設や医療体制が整う中国で、ゆったりとした環境で穏やかに過ごすことが、「良浜」にとって望ましいという意見を成都ジャイアントパンダ繁育研究基地の専門家より受け、帰国することとなった。また、そのこどもたち、8歳の「結浜」、6歳の「彩浜」、そして4歳の「楓浜」については、将来の繁殖を目指しパートナーを探すために中国に帰国する。4頭のパンダが健康で幸せに暮らすことができ、それぞれが、新たな命をつなぐ役割を担うことへの期待を込めて送り出すこととなった。


 4頭の出発前に隔離検疫を行う。検疫は出発前の約1か月間を予定しており、この期間中はガラス越しでの公開となる予定だ。

米国出身寿司職人デイビッド・ブハダナ氏が「1級マグロ解体師」に

 高知信用金庫(山﨑 久留美 理事長)の創業100周年記念事業「須崎市海のまちプロジェクト」や「高知美食学プロジェクト」で活躍している、寿司職人デイビッド・ブハダナ(David Bouhadana)さんが、4月4日に高知市で開催された「アニ魂サミット」内で実施された全国鮪解体師協会による1級マグロ解体師本試験において、外国人として初めての受験で一発合格を果たした。

 デイビッドさんは米フロリダ州出身。18歳で寿司職人を志し、米国内の寿司学校を経て兵庫県で修業を積んだ。帰国後は寿司店「Sushi by Bou」を創業。現在は全米に約30店舗を展開し、従業員は500人を超えるなど、米寿司業界の第一線で活躍している。マグロの解体ショーとSNS発信を武器に、世界中にファンを持つ存在だ。
そんな彼が須崎市に惹かれたのは、2023年に海外の日本料理人たちを連れて訪れた日本料理の研修ツアー「Japanese Culinary Training Program」での体験がきっかけだ。豊かな自然と海産物、そして地元の文化や人々との交流に心を動かされ、須崎市への移住を決意。さまざまなイベントで握り寿司の提供やマグロ解体ショーを行い、須崎を拠点に食文化の発信に取り組み、今年2月には「須崎市観光大使」に就任した。

高知美食学プロジェクトとは
 県内市町村や教育機関、地元メディアなど、さまざまな方々に参画し、高知の食に関するコンテンツ制作・情報発信により、高知の食を磨く知的なブランドストーリーを開発し、地域産業の振興と県域全体の活性化を図ることを目的とするプロジェクト。

子どもやその家族を取り巻く社会課題の解決に取り組む「一般財団法人みてね基金」を設立

 子どもやその家族を取り巻く社会課題の解決に取り組む非営利団体を支援してきた「みてね基金」は、2025年4月に「一般財団法人みてね基金」(笠原 健治 代表理事)を設立した。
「みてね基金」は、「子どもや家族によりよい社会や仕組みをつくりたい」という想いから2020年4月に活動を開始し、以来、非営利団体への資金提供および活動支援を継続してきた。そして、活動開始から5周年を迎える2025年4月に、今後の更なる活動の発展を目指し、法人設立に至った。「みてね基金」は今後も、すべての子どもやその家族が幸せに暮らせる世界を目指して活動していく。

■「一般財団法人みてね基金」概要
名称:一般財団法人みてね基金(英文名:FamilyAlbum Foundation)
代表理事:笠原 健治
所在地:東京都渋谷区東1-1-36-402
設立:2025年4月1日
事業内容:下記領域において、子ども及び家族への支援活動を行う団体への助成(1.難病・障がい
、2.教育、3.貧困、4.出産・子育て、5.虐待)、その他この法人の目的を達成するために必要な事業


■新しい取り組み「継続助成」
 これまでのステップアップ助成(2年間、1団体最大1千万円、事業や組織の強化)、イノベーション助成(3年間、1団体最大1億円、社会変革の創出)の支援機会を通じて、“さらに支援したらより素晴らしい取り組みになるのに”“支援期間終了後も支援を続けたい”という「みてね基金」の想いを形にした新たな助成プログラム「継続助成」を開始する。
 広く申請を募り審査する「ステップアップ助成」「イノベーション助成」とは異なり、採択実績や支援実績から得られた情報、継続的なコミュニケーションや開示された情報などから総合的に判断し、支援先を決定し、連絡を行う。


■「みてね基金」について
 株式会社MIXIが提供する子どもの動画・写真共有アプリ「家族アルバム みてね」(以下、みてね)の創業者である株式会社MIXI取締役ファウンダー・笠原 健治の個人資金で、「みてね」が5周年を迎えた2020年4月にスタートした。難病・障がい、教育、貧困、出産・子育て、虐待の5領域での課題解決に取り組む非営利団体に対し、資金提供および活動支援を行っている。
 家族の絆を深め、子どもを中心とした愛情の架け橋になりたいという想いから始まった「みてね」は、遠くに住む家族とも子どもの成長を共有し、温かいコミュニケーションを通じて世代を超えて子どもに愛情が注がれ、子ども自身も愛されていると感じられる、そんな場所を目指している。
 しかし、世の中には病気や貧困、虐待など、様々な困難に直面しているご家族もたくさん存在していると感じています。すべての子どもやその家族が幸せに暮らせる世界を目指していきたい、そんな想いから活動を開始した。


■ 「みてね基金」とは
 子どもやその家族を取り巻く社会課題の解決に向けて活動する団体に対し、資金の提供および助成先団体の活動支援を行っている。
 笠原健治が個人として約16億円(2024年4月時点)を資金提供しており、主に難病・障がい、教育、貧困、出産・子育て、虐待の領域での課題解決に取り組む団体を対象としている。なお、「みてね基金」の運営にあたっては、株式会社MIXIと社会的な課題に取り組むリーダーや団体を数多く支援してきた実績のあるNPO法人ETIC.の協力を得ている。

FCEとセイファートが業務提携 「7つの習慣×セルフコーチング」を美容業界向けに提供開始

 株式会社FCE(東京・新宿区、石川 淳悦 代表取締役社長)は、株式会社セイファート(東京・渋谷区、長谷川 高志 代表取締役社長)と美容業界に向けた人財育成支援を目的に業務提携を締結した。この提携により、FCEの「7つの習慣×セルフコーチング」を美容専門学校および美容室経営企業向けに提供し、技術力向上と人財の定着を支援することで、美容業界のさらなる発展に寄与する。
 セイファート社は全国の美容専門学校の96%(2024年実績)と取引実績を有し、さらに全国の美容室経営企業との広範なネットワークを持つ。この強固な販売チャネルを活かすことで、提携がもたらす影響は業界全体に波及すると見込まれる。

具体的な提携内容
美容専門学校、および美容室経営企業への美容業界向け「7つの習慣×セルフコーチング」の提供
 FCEが提供する「7つの習慣×セルフコーチング」は、「なりたい自分になるために、客観的に自分と対話する技術(=セルフコーチング)」を身につけるための講座・検定。
 これまで、キャリアアップを目指すビジネスパーソンや中高・大学などで学ぶ学生、プロリーグで活躍するプロスポーツ選手、婚活に取り組む方々、資格取得やキャリア形成を目指す方々など、さまざまなシーンで自身の価値観と向き合い、主体的な選択が求められる方々に対して展開をしてきた。
 
➀美容専門学校への提供
 セイファート社では、現在、全国の美容専門学校の96%にあたる264校と取引関係にあり、技術習得のプログラム提供などを行っている。こうしたプログラムに加えて美容業界向け「7つの習慣×セルフコーチング」もラインナップすることで、学生の技術力向上に加え、主体性や自己認識を深めるマインド教育を加えることで、即戦力人財の育成を目指す。


②美容室、および美容室経営企業への提供
 セイファート社が展開する既存の採用支援サービスや技術研修プログラムと連携し、「7つの習慣×セルフコーチング」の提供を予定している。新卒や中途採用の美容師に対して、技術・マインドの両面での人財育成を支援する。

春のあしなが募金 1人でも多くの遺児に奨学金を届けよう! 高校授業料無償化も、遺児の進学には奨学金が不可欠

 遺児や親に障がいがある子どもを支援するあしなが学生募金事務局(東京・千代田区、谷岡奈央 事務局長=熊本県立大学4年)は、4月19日(土)から全国約120か所の街頭で「第109回あしなが学生募金」を実施する。街頭募金の実施に先立ち、4月12日(土)には新宿駅前でオープニングセレモニーをおこなう。

 この活動は一般財団法人あしなが育英会(東京・千代田区、玉井 義臣 会長)の奨学金を受ける大学生が中心となって行う街頭募金活動で、「後輩遺児にも奨学金を届けよう」という想いが繋がり、55年間続いている。募金は全額をあしなが育英会に寄付し、日本とアフリカの遺児の奨学金として活用している。
 2024年度の本会高校奨学金申請者は過去最多の3487人にのぼり、奨学資金が足りず、1949人が支援を受けられなかった。しかし昨年の街頭募金に多くの方からの支援を受けた影響もあり、2025年度は採用枠を500人増やすことができた。
 前年より状況は改善したが、それでも支援を届けられていない子どもは多く、2025年度予約採用(25年4月高校入学者を対象にした選考)では、688人を採用できていない。
 政府は高校授業料の無償化を決め、「無償化ならあしなが奨学金は不要では?」という声もあるがこれは誤解で、本会奨学生世帯はすでに無償化(就学支援金)の対象であり、25年度からの就学支援金の所得制限撤廃は影響がない。さらに26年度からの私立加算増額も、月額にすると5000円程度で、奨学金の必要性は変わらない。
 また無償化の対象は授業料のみであり、授業料以外の支出は大きな負担となる。文科省調査によると、授業料を除いた学校教育費の平均は、私立高は約53万円、公立校でも約31万円にのぼる(令和5年度子供の学習費調査)。

 4月19日から始まる街頭募金では、「1人でも多くの遺児に奨学金を届けよう」を合言葉に、支援を呼びかける。

第109回あしなが学生募金 実施要項

<主催>あしなが学生募金事務局
<協力>一般財団法人あしなが育英会
<募金使途>2分の1を日本国内の病気・災害・自死遺児と親に障がいがある子どもの奨学金、2分の1をサブサハラ・アフリカ49か国の遺児の高等教育支援費として、あしなが育英会に寄付
<日時>2025年4月19日(土)、20日(日)、26日(土)、27日(日) ※一部拠点は別日程
<場所>全国47都道府県の約120か所の主要駅頭・街頭(ウェブサイト参照)
<街頭以外での寄付>郵便振替口座 00140-4-187062 加入者名「あしなが学生募金事務局」にて受付
全国オープニングセレモニーについて
4月12日(土)に新宿で、春の街頭募金のオープニングセレモニーを開催します。翌週から全国で始まる街頭募金の開始を、学生約20人がPRします。3月26日の会見で発表した奨学生家庭の苦境や、厳しい奨学金の採用状況を社会に発信するとともに、子どもたちへのご支援を募ります。
<日時>2025年4月12日(土)11:30~12:00
<場所>JR新宿駅南口改札前歩道

子どもが読書にハマるオンライン習い事「ヨンデミー」、文京区と連携し公教育に導入決定

 子どもが読書にハマるオンライン習い事「ヨンデミー」を運営する株式会社Yondemy(東京・中央区、笹沼 颯太 代表取締役)は、東京都文京区が実施する「文京共創フィールドプロジェクトB+(ビータス)」に採択されたことを発表した。
 今回の採択により、「ヨンデミー」は全国で初めて公教育の場で導入されることが決定した。来年度より、文京区内の育成室(学童施設)と連携し、子どもたちの読書習慣の構築を目指した実証実験を開始する。子どもたちに新しい読書体験を届け、文京区発の実践的な読書教育の普及を目指していく。

 Yondemyは、「日本中の子どもたちへ、豊かな読書体験を届ける」をミッションに掲げ、子どもがハマる読書教育のオンライン習い事サービス「ヨンデミー」を提供している。「ヨンデミー」は、読み聞かせ以後をサポートする「読書教育」に特化し、AIを活用してひとりひとりにあった最適なレベルの本を推薦。新しい読書体験を通じて、子どもたちの読書習慣をサポートしている。
 近年、動画の普及により、子どもたちの活字離れが年々深刻化しています。文京区は、日本の近代文化発祥の地として教育や文化が根付いた地域ですが、子どもたちの読書離れが課題となっている。
 文京区が実施する「文京共創フィールドプロジェクトB+(ビータス)」のピッチにおいて、Yondemyは先進的なビジネスアイデアとして高評価を得て、文京区とともに新たな読書教育の創出を目指すパートナー企業として採択された。

今後の展望
 来年度から、文京区の育成室(学童施設)にて実証実験を開始する。実証実験では、「ヨンデミー」を導入し、選書した本を提供することで、子どもたちが自然に本に親しむ環境を作り、読書習慣を育んでいく。より多くの子どもたちに読書の楽しさを届け、文京区発の新しい読書教育モデルの構築を目指していく。
 今後もYondemyは、全国の公教育機関や自治体との連携を強化し、より多くの子どもたちに豊かな読書体験を提供し、学びと成長をサポートしていく。

バッファロー 名古屋大学にマウス2,300台を寄贈

 メルコホールディングス(東・名 6676)グループの株式会社バッファロー(名古屋市、牧 寛之 代表取締役社長)は、DXが進む大学教育現場に対して、2025年4月に入学する新大学生へ無線5ボタンBlueLED薄型モバイルマウス「BSMBW530GBK」を寄贈した。

 寄贈については2022年3月に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策支援の一環として、バッファローが全国の大学へPD充電器を寄贈したことから始まり、今年で4年目を迎える。コロナ禍において大学等の授業実施状況がオンライン授業となり、在宅やさまざまな場所で受講する学生が増えていたため、バッファローは変化した学習環境に身を置くことになる新大学生の学業や研究の後押しとして、なにかできることはないかという考えから生まれた。
 今回も「安心で快適な学生生活を過ごしてもらう。」ことをミッションに掲げ、パソコンやタブレットを積極的に利用する教育現場の中で、未来をつくる学生たちが安心して学業に専念できるように支援していきたいと考えている。

 先週2025年3月21日(金)に国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学にて贈呈式を実施し、マウス「BSMBW530GBK」2,300台を寄贈した。

 商品は、持ち運びに便利な薄型ボディーに、読み取り性能が高く使う場所を選ばないBlueLEDセンサーを搭載した無線マウス。ノートパソコンと同程度の約26mmの薄さ。
 周囲の環境に影響されにくい2.4GHz無線方式を採用しており、USB接続の小型レシーバーはマウス内部に収納可能。

サクラクレパス 保育サポートICT事業に参入 新サービス「イロドキⓇ」を2025年4月より提供開始

 株式会社サクラクレパス(大阪市、西村彦四郎 代表取締役社長)は、新たに保育サポートICT事業への参入を目指し、「保育現場と家庭を写真でつなぐ」をコンセプトとした新サービス「イロドキⓇ」を2025年4月1日より本格展開する。
「イロドキⓇ」ウェブサイト: https://www.irodoki.com

「イロドキⓇ」は、園生活の様子を先生の手間をかけることなく、写真で簡単に保護者へ共有することができる、園と保護者・子どもたちとの円滑なコミュニケーション、相互理解を促進するフォトサービスだ。「我が子が園でどのように過ごしているかをもっと知りたい」という保護者、「子どもたちの様子をもっと伝えたいが日々の業務が忙しく十分に対応できない」という園側、それぞれの悩みを解消し、よりよい保育の実現をサポートします。これまで以上に、子どもたち一人ひとりにフォーカスした、タイムリーな共有ができることで、その日のできごとを逃さない。
「イロドキⓇ」では、先生が専用のカメラアプリで撮影した写真がシステムに自動アップロードされ、AIによる子どもの顔の選別まで自動で行われます。園の管理画面では先生が配信前にチェックをするだけで、保護者専用アプリに即時に共有でき、保護者はアプリからいつでも我が子専用の写真アルバムとして閲覧することができる。料金は園も保護者も基本無料。希望される保護者は月額サブスクリプション型で、写真のダウンロードや家族招待機能の使用が出来る。

「イロドキⓇ」の特長

①先生専用のカメラアプリで撮影後、自動アップロード
撮影するだけで園の管理画面に自動アップロードされるため、データ移行が不要
 
②顔認識AIでお子さまの顔を自動選別・自動カウント
写っている子どもの顔をAIで判定し、自動で個別ふりわけ&写真データの枚数カウント

③保護者アプリでいつでも閲覧
我が子専用の写真アルバムとして成長をいつでもふりかえりが可能に
※月額サブスクリプション型のプランに加入することで無制限ダウンロードや家族招待機能が利用可能

 3つの特長に加え、園の管理画面では日付や園児ごとに写真検索も可能なため、園での写真管理をより簡単に行うことができる。活動タグ機能や園ダイジェスト機能など先生のふりかえりにも活用できる。「イロドキⓇ」のネーミングに込めた「子どもたちの彩りあるわくわくドキドキの瞬間(とき)を届ける」ことで、子どもたち一人ひとり“今”にもっと寄り添える環境づくりをサポートしていく。

 「イロドキⓇ」お問い合わせ・申し込みはこちら: https://www.irodoki.com/contact-us