Category: 塾ニュース|生活

文理学院 2024年度奨学生(授業料無料)を募集

 株式会社 学研ホールディングス(東京・品川、宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社、株式会社文理学院(山梨・都留、小倉勤 代表取締役社長)は、2024年度奨学生を募集する。募集期間は、2024年1月5日(金)~31日(水)。奨学生は期間内の授業料が無料となる。

■奨学生募集要項
【募集期間】2024年1月5日(金)~1月31日(水)
【人  数】6名程度
【条  件】①経済的な理由で通塾が困難なご家庭のお子様
      ②新中1~新高3(2024年4月時点)
      ③学習への意欲があり、大学進学を目指す者
      ④文理学院のルール、校舎長との約束を守る規範意識があること
      ※その他詳しい応募条件については、電話にてお問い合わせへ。
【対象期間】中学生は2024年3月~2025年2月末(中3は2025年3月末)
      高校生は2024年4月~2025年3月末
【費  用】授業料無料。※教材費のみ負担となる。
【そ の 他】奨学生としての個人情報は一切非公開とする。各校舎では通常生と同等に扱う。
【申し込み】電話 0554-43-5330 文理学院管理本部 奨学生制度担当まで

和歌山のバス・タクシー会社がメタバースで観光誘致「メタバース和歌山」

 和歌山県を拠点にバス・タクシー・旅行サービス事業を展開するユタカ交通株式会社(和歌山市、豊田 英三 代表取締役社長)は、一般社団法人和歌山新城下町DMC(和歌山市、西平都紀子 会長)とメタバース和歌山実行委員会を立ち上げ、メタバース上で仮想体験型の観光コンテンツを提供する観光DX事業「METAVERSE WAKAYAMA(メタバース和歌山)」を始動した。
 第一弾として、2023年12月21日、ユーザー数5億人を超える人気オンラインゲーム「Fortnite(フォートナイト)」上に「和歌山城」のマップを公開する。今後地元企業と連携しながら、和歌山県を舞台にしたeスポーツ大会の実施や、特産品を購入できるECショップ、8K360度動画によるVR観光ツアー等、VR・メタバースを活用した地域レジャーを展開し、和歌山城下町の事業者で30億円の新規経済市場を目指す。

「メタバース和歌山」概要

 ユーザー数5億人を超える人気オンラインゲーム「Fortnite(フォートナイト)」に、2023年12月21日、「和歌山城」のゲームマップを公開する。2024年1月には「和歌山駅前」、市内の繁華街「アロチ」をモデルとしたマップも公開予定。また、2024年1月〜3月にかけて、吉本芸人・小籔千豊さん主催のオンラインeスポーツ大会との連動企画や、南海電鉄株式会社と大阪・和歌山でオフラインのeスポーツ大会の実施を予定している。
公式サイト:https://mvwakayama.jp/
公式X:https://twitter.com/mvwakayama2023

タイトル:和歌山城 BATTLE
マップコード:8343-1088-9153
価格:無料
マップ制作:株式会社モンドリアン
協力:和歌山市
マップURL:https://www.fortnite.com/@mvwakayama/8343-1088-9153
トレーラームービー:https://youtu.be/DDjNgittbs0

学童保育の待機児童問題解消のためヒューマンスターチャイルド初となる都型学童クラブを開所

 ヒューマンアカデミー株式会社の事業子会社で保育事業を展開するヒューマンスターチャイルド株式会社(横浜市、川下 裕左 代表取締役)は2024年4月1日、東京都文京区千駄木にヒューマンスターチャイルド初となる都型学童クラブ「スターチャイルド学童クラブ千駄木校」を開所する。増える学童保育の待機児童解消に向け、ヒューマンスターチャイルドの保育のノウハウを活かし、学童保育事業に取り組んでいく。

 ヒューマンスターチャイルドは2004年以降、「スターチャイルドナーサリー」のブランド名で、子育て世帯が多く保育の需要が高い横浜市や川崎市、東京都、さいたま市の各エリアで認可保育所を35園運営するほか、首都圏エリアで事業所内保育所8園を受託運営している。未就学児の待機児童をめぐる問題は解消へ向かっているが、学童保育の待機児童数は増加し、小学生の放課後の居場所の確保が新たな社会課題となっている。
 児童の受け入れ拡大が急務となる中、こうした社会ニーズに応えるため、ヒューマンスターチャイルドの保育のノウハウを活かし、東京都文京区内へ新たに都型学童保育施設を2024年4月1日に開所いたします。今後も待機児童解消に貢献し、女性が活躍する社会の実現をサポートする。

■文京区の都型学童クラブについて
 都型学童クラブとは、文京区の育成室では実施していない多様な保育ニーズに対応するため、東京都の都型学童クラブ事業実施要綱等で規定する施設・人員等の基準に沿って、区の補助を受けて民間事業者が開設・運営する学童クラブ。
●都型学童クラブ
https://www.city.bunkyo.lg.jp/kyoiku/kosodate/okosan/nicchu/ikusei.html#togatagakudou

■スターチャイルド学童クラブ千駄木校について
開所:2024年4月1日(月)
住所:東京都文京区千駄木3丁目44番2号ダイヤビル2階(東京メトロ千代田線 千駄木駅 から 徒歩5分)
利用対象者:小学校1~6年生 (定員40名)
開所日:月曜日~土曜日(祝日、年末年始を除く)
開所時間:平日 放課後~21:00 (19:00以降は延長保育)土曜日 8:00~19:00 
学校休業日 7:30~21:00 (8:00以前及び19:00以降は延長保育)
利用料金・申請方法等、詳細は説明会へ
https://www.starchild.jp/news/9875/

「第48回ゆうちょアイデア貯金箱コンクール」結果発表~2023年12月末から、全国6ヶ所で入賞作品240点の展示会を開催~

 株式会社ゆうちょ銀行(東京・千代田区、池田 憲人 取締役兼代表執行役社長)は、「第48回ゆうちょアイデア貯金箱コンクール」を開催し、全国8,685の小学校から484,757名の児童が参加した。

 貯金箱の作製を通じて、子どもたちの造形的な創造力を伸ばすとともに、貯蓄に対する関心を持ってもらう事を目的に実施している同コンクールは、1975年からおよそ半世紀にわたり小学校における工作課題の定番として親しまれている。

 2023年11月30日(木)に東京都内で最終審査会を実施し、応募作品の中から、一次審査で選ばれた優秀作品(240点)の最終審査を行い、「文部科学大臣賞」、「ゆうちょ銀行賞」、「ゆうびんきょく賞」(各6名)、「審査員特別賞」(3名)、「すてきなデザイン・アイデア賞」(219名)の受賞者を決定した。

 なお、入賞作品は、2023年12月28日(木)から全国6ヶ所(以下一覧を参照)にて展示する。また、参加した作品1点につき10円、総額4,847,570円をゆうちょ銀行から公益財団法人日本ユニセフ協会、独立行政法人国際協力機構(JICA)および公益財団法人ジョイセフに寄付をする。寄付金は、開発途上国で貧困や病気に苦しむ子どもたちの支援活動などに役立てられる。

  • 「第48回ゆうちょアイデア貯金箱コンクール」入賞作品(240点)全国展示会場のご案内

(展示会特別協力:イオンモール株式会社)

■2023年12月28日(木) ~29日(金)  東京「KITTE」

 東京都千代田区丸の内2丁目7-2

■2024年1月12日(金) ~14日(日)  福岡「イオンモール福岡」

 福岡県糟屋郡粕屋町大字酒殿字老ノ木192-1

■2024年1月19日(金) ~21日(日)  広島「イオンモール広島府中」

 広島県安芸郡府中町大須2-1-1

■2024年1月26日(金) ~28日(日)  京都「イオンモール京都桂川」

 京都府京都市南区久世高田町376番1

■2024年2月2日(金) ~4日(日)  愛知「イオンモール名古屋茶屋」

 愛知県名古屋市港区西茶屋2丁目11

■2024年2月16日(金) ~ 18日(日)  千葉「イオンモール幕張新都心」

 千葉県千葉市美浜区豊砂1-1

※会場へのアクセス等については、専用Webサイト https://www.idea-chokinbako.jp へ

*主 催 : 株式会社ゆうちょ銀行

*後 援 : 文部科学省、金融広報中央委員会、全国都道府県教育委員会連合会、全国連合小学校長会、

       日本私立小学校連合会、全国造形教育連盟、日本教育美術連盟、

       公益財団法人日本ユニセフ協会、独立行政法人国際協力機構、公益財団法人ジョイセフ

*協 力 : 日本郵便株式会社

■応募について

*応募期間 【学校応募】 2023年8月18日(金)〜 9月29日(金) ※郵送による応募は当日消印有効

        【個人応募】 2023年8月1日(火)~ 9月20日(水) 19:00まで

*応募方法 【学校応募】 学校の先生を通じて、ゆうちょアイデア貯金箱コンクール専用Webサイトまたは

             郵送により応募。

             1校につき各学年2作品まで、合計12作品の応募が可能です。

             ※特別支援学級からの応募がある学校は、12作品に加えて2作品の応募が可能です。

      【個人応募】 ゆうちょアイデア貯金箱コンクール専用Webサイトの個人応募ページより応募。

*参加資格 全国の小学生

       ※義務教育学校の場合は、小学校6年生に該当する児童までが参加の対象。

*問い合わせ先 ゆうちょアイデア貯金箱コンクール事務局

        ■TEL:0120-296-285(通話料無料) ■受付時間 平日10:00~18:00

代々⽊アニメーション学院が新たに「VTuber科」を開講

 株式会社代々木アニメーション学院(東京・千代田区、橋本 大輝 代表取締役社長)は、新たに「VTuber科」を開講し、VTuber/バーチャルライバーグループ「にじさんじ」の運営などを行うANYCOLOR株式会社(東京・港区、田角陸 代表取締役)のカリキュラム監修協力により、潜在的なVTuber候補の育成を通じたVTuber市場の拡大を目指す。

■ANYCOLOR株式会社がカリキュラム監修協力する「VTuber科」を、2024年4月より開講
 代々木アニメーション学院は、VTuber/バーチャルライバー等を目指す方へ向けて「VTuber科」を2024年4月より開講する。アニメ・エンタメの専門校としての声優・タレントの育成や、アイドルグループの運営・マネジメント等、同学院が創立45年の歴史で培ってきた知識や経験をもとに、必要な技術の教育を行う。

 VTuber科開講に際し、国内外でVTuber/バーチャルライバープロジェクト「にじさんじプロジェクト」の運営を行っているANYCOLOR株式会社のカリキュラム監修協力が決定した。ANYCOLOR株式会社によるVTuber科のカリキュラム監修や、業界セミナー等の実施により、潜在的なVTuber候補の育成を通じたVTuber市場の拡大を目指す。

※代々木アニメーション学院のVTuber科では、VTuberやバーチャルライバー等として各種VTuberプロジェクト・VTuber事務所へ所属して活躍する、もしくはフリーで活躍するために必要な教育を行うが、各種VTuberプロジェクト・VTuber事務所への所属を確約するものではない。
 同学科と、「にじさんじプロジェクト」「バーチャル・タレント・アカデミー(VTA)」および各種VTuberプロジェクト・VTuber事務所の間には一切の関係はなく、所属するためには、各社が主催するオーディションへの応募・合格が必要となる。

代々木アニメーション学院 VTuber科
https://www.yoani.co.jp/lp/vtuber/

Yahoo!安否確認サービス 安否確認通知が「LINE」でも受け取れる機能の提供を開始

 LINEヤフー株式会社が、企業、教育機関、自治体などの法人を対象に提供している「Yahoo!安否確認サービス」は、災害時に配信される安否確認通知を、コミュニケーションアプリ「LINE」で受け取れるようになる機能の提供を2023年12月8日から開始した。

 LINEヤフーでは、2008年から自社の従業員の安否確認システムを独自に開発・運用しており、2011年3月11日の東日本大震災の際にも同システムを利用して自社の安否確認を行った。これらの開発・運用で得られたノウハウや膨大なアクセスに対応した堅牢なインフラを活用し、業界低水準の価格帯の法人向け安否確認サービスを2012年から提供している。現在までに900を超える企業・団体が導入しており、利用者数は約36万人に上る。

 政府の地震調査委員会は2023年1月、今後20年以内に南海トラフ地震が起こる確率が「60%程度」に高まったと発表するなど、大地震の発生可能性の高まりが懸念される。継続的な災害への備えが必要とされる中で、今回、安否確認通知を登録したメールに加えて、「LINE」アプリでも受け取れるように機能を拡充することで、利便性を高めると同時に利用者が通知を見逃すリスクが抑制できる。

「Yahoo!安否確認サービス」では、管理者が事前に安否状況を確認したい従業員や学生、職員などの対象をシステムに一括登録しておくことで、被災時に安否状況の確認通知をメールおよび「LINE」アプリで一斉送信できる。対象者は通知本文中に記載された専用URLからウェブ上で自身の安否状況を登録することができるため、管理者は対象者の被災状況を簡単に集計・管理できる。その他、部署ごとなどのグループ分け登録や、発災時に受信が困難な場合を想定し、対象者が自ら安否状況を登録できる機能もある。

「Yahoo!安否確認サービス」の利用料金は、初期導入費0円、100人までの場合で月々4,400円、「LINE」アプリで通知ができるオプション機能の利用は基本料金に加えて月々1,400円となっている。

競技かるたの日本一を決める最高峰の戦い「第70期名人位・第68期クイーン位決定戦」

 一般社団法人全日本かるた協会(東京・文京区)は、小倉百人一首競技かるたの最高峰を決める「第70期名人位・第68期クイーン位決定戦」を、近江神宮・近江勧学館(滋賀県大津市)にて1月6日(土)に開催する。1995年(昭和30年)に始まり、今大会で70回を迎える名人位戦では、川瀬 将義名人が3期目の名人位に挑む。またクイーン位戦では、山添 百合クイーンが4期目のクイーン位を目指します。対する挑戦者は、いずれも名人位・クイーン位決定戦初出場となる堀本 秋水六段と、井上 菜穂六段が出場する。

■小倉百人一首競技かるた 第70期名人位・第68期クイーン位決定戦
【日  時】2024年1月6日(土)1回戦 9時40分~
      *大会の様子は、YouTubeにてライブ配信も予定している。
【会  場】近江神宮・近江勧学館
      (滋賀県大津市神宮町1-1 TEL.077-524-3905)
【主  催】一般社団法人全日本かるた協会
【後  援】文化庁
      滋賀県/滋賀県教育委員会/大津市/大津市教育委員会
      読売新聞社/NHK大津放送局/
      一般財団法人天智聖徳文教財団
      公益財団法人小倉百人一首文化財団
【協  力】公益社団法人 びわ湖大津観光協会
【協  賛】牛乳石鹸共進社株式会社/オリエンタルバイオ株式会社
      共栄火災海上保険株式会社/文化ネット合同会社
      株式会社イマジン 他
【大会URL】https://www.karuta.or.jp/meijin-queen/
【観 戦 席】受付窓口:公益社団法人びわ湖大津観光協会
      https://otsu.or.jp/information/karuta_meijin_queen 
受付開始 :2023年12月1日(金)9:00~
競技会場 :一般3,000円 *税込・おひとり様/1試合
公開解説室:一般1,000円・中学生以下500円 *税込・おひとり様/1試合

名人位・クイーン位決定戦は、毎年1月に近江神宮・近江勧学館(滋賀県大津市)にて開催する、小倉百人一首競技かるたの日本一を決める最高峰のタイトル戦。競技かるたは年齢や性別を問わず対戦する競技だが、名人位・クイーン位決定戦は、男性は名人位、女性はクイーン位の称号がそれぞれ与えられる。前年の勝者である名人・クイーンと、予選を勝ち抜いた挑戦者が対戦する。本戦は、5回戦を予定しており、いずれも先に3勝した者がその年の名人位・クイーン位となる。

出場選手紹介

第69期名人位
川瀬 将義(かわせ まさよし)
所属:三島せせらぎ会
出身地:愛知県
全ての札への反応が早く、指先で札に直接触れる正確さは華麗そのもの。なかでも、相手陣への攻め、特に鋭い突き手が最大の武器。

第67期クイーン位
山添 百合(やまぞえ ゆり)
所属:京都小倉かるた会
出身地:京都府
クイーン位戦9連勝中。
勝負強さに磨きがかかり、安定感のある取りには、凛としたなかにしなやかさも感じられる美しいかるた。

名人位挑戦者
堀本 秋水(ほりもと しゅうすい)
所属:東京大学かるた会
出身地:沖縄県
粘り強く相手陣を攻め続ける姿勢、知能をフルに使った戦略は、見るものを惹きつける。
*名人位初挑戦

クイーン位挑戦者
井上 菜穂(いのうえ なお)
所属:早稲田大学かるた会
出身地:富山県
バランスのとれた取りと落ち着いた試合運びが特徴。
*クイーン位初挑戦

メディカル・ケア・サービス 高校生600名と「認知症」の未来を考える出前授業を埼玉県立所沢西高等学校で実施

 株式会社学研ホールディングス(東京・品川、宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社で、全国に340以上の介護事業所を運営するメディカル・ケア・サービス株式会社(埼玉・さいたま市、山本 教雄 代表取締役社長)は、11月16日(木)に、埼玉県立所沢西高等学校の2、3年生600名以上を対象に、「認知症」を取り巻く社会や未来について一緒に考える「認知症教育の出前授業」を行うことを発表した。

 今回は、学校側より「今後高齢化がますます進み、祖父母の方と住んでいる生徒も多いので、今、若者に何ができるのか考えるような時間になれば」と依頼があり、実施することとなった。

■実施概要

日時:2023年11月16日(木)13:25~ 1コマ50分

場所:埼玉県立所沢西高等学校(〒359-1155 埼玉県所沢市北野新町2丁目5−11)

https://tokonishi-h.spec.ed.jp/

 

 メディカル・ケア・サービスは、「認知症を取り巻く、あらゆる社会環境を変革する」ことを企業ミッションとし、2022年9月より小・中・高校生を対象とした「認知症教育の出前授業」を実施している。2025年、高齢者の5人に1人が認知症になると言われており、自分の家族や大事な人が認知症になる可能性も十分にある。しかし、まだまだ認知症に対する偏見や誤解があり、認知症を特別なものとして孤立や孤独を招いているのが実態。この先の地域社会の未来を担う子どもたちとともに「認知症」について考え、一人でも多くの方に「認知症」を正しく知ってもらうことで、誰もが暮らしやすい社会を創りたいと取り組みを行っている。

睡眠改善プログラムBIZが江戸川区の快眠健診事業に採択

 テクノロジーで人々の睡眠課題を解決するSleepTech事業を展開する株式会社ニューロスペース(東京・墨田区、小林 孝徳 代表取締役社長)は、弊社が開発および販売する睡眠改善プログラムBIZをベースにしたプログラムが、公募型プロポーザルを経て、江戸川区の2023年度快眠健診事業に採択されたことを発表した。

■江戸川区 快眠健診事業とは
・事業の目的
 国保健診の受診者に「客観的睡眠計測器(デバイス)」を活用し、睡眠データから個人の睡眠の傾向と課題を可視化して、より良い睡眠をとるための行動変容を促し、睡眠の質を改善することで、生活習慣病予防など区民の健康増進を図る。

■ニューロスペースの睡眠改善プログラムBIZとは

 睡眠計測デバイスFitbitを活用し認知行動療法の要素を取り入れた睡眠習慣改善プログラム。前半は計測のみを行い個人の睡眠傾向や課題を分析、中間研修のタイミングで個人へ睡眠レポートを提供して解決したい睡眠課題を合意形成、後半はその課題解決に効果的な行動習慣を生活の中に定着させる介入度が高いプログラム。
https://www.neurospace.jp/biz-program

■実績
 これまで健康経営を推進する合計およそ50社に導入頂き、旭化成株式会社や東京地下鉄株式会社様では、生産性向上また労働安全衛生の確保を目的として採用されている。
https://www.neurospace.jp/kenkokeiei-sleep-case

■エビデンス
『睡眠改善アプリを用いた健康経営施策が生産性に与えた影響:RCTに基づく検証』において、早稲田大学政治経済学術院教授大湾秀雄氏、同大学教育・総合科学学術院教授の黒田祥子氏、および同大学川太 悠史氏による研究を通じて、弊社が企業向けに提供する睡眠改善プログラムが睡眠の改善ならびに生産性向上につながる統計的に有意な結果を得ることができ、その経済的インパクトは年間一人従業員あたり+12万円と試算された。
https://www.rieti.go.jp/jp/publications/nts/21j040.html

モリサワのUDフォント開発と普及促進の取り組みが「STI for SDGs」アワード優秀賞を受賞

 株式会社モリサワは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施する「STI for SDGs」アワードにおいて「UDフォント(ユニバーサルデザインフォント)開発と普及促進」の取り組みが優秀賞を受賞した。

「STI for SDGs」アワードは、JSTが2019年度に創設したアワード(後援:文部科学省)。科学技術・イノベーション(Science, Technology and Innovation: STI)を用いて社会課題を解決する日本発の優れた取り組みを表彰することで、その取り組みのさらなる発展や同様の社会課題を抱える国内外の他地域への水平展開を促し、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)の達成に貢献することを目的として、毎年実施されている。
 モリサワは、2009年に最初のUDフォントをリリース以来、これまでさまざまなUDフォントを開発してきた。今回、モリサワが取り組むUDフォント開発と普及促進の活動が評価され、優秀賞を受賞した。

受賞した取り組み
名 称:「UDフォント(ユニバーサルデザインフォント)開発と普及促進」
概 要:ロービジョン(弱視)やディスレクシア(読み書き障害)、加齢などによる視力や認知機能低下などで、文字からの情報収集に困難を抱える人にとって、文字の見やすさ、読みやすさは、日常生活に大きな影響を与える社会課題だ。モリサワのUDフォントは、その課題に向き合い、さまざまな使用場面に応じて開発してきた。
 その一つである「UDデジタル教科書体」は、読み書きに困難さを抱えた子どもに配慮したデザインであり、Windows OSに標準搭載されたことから、学校を含む教育現場でも活用されている。開発やデザイン修正の過程では、ロービジョンやディスレクシアなどの小学生を対象とした検証、障害当事者の参画、視覚障害シミュレーション用機器の利用などで、改善を重ねた。
 英語、中国語、ハングル、アラビア語、タイ語などの多言語対応のUDフォントも開発・提供しており、現在進行形で新たなUDフォントの研究と開発を進めている。

受賞理由
 フォントの開発過程において、科学的な検証が繰り返し行われていること、読みやすさを重視するUDフォントの開発が多数行われていること、視覚認知に困難を抱える方のニーズに焦点をあて、当事者が間違いやすいポイントを丁寧に抽出し、修正と検証が繰り返すデザインプロセスを構築していることなどが評価された。
 主としてSDGs目標4の他、3、11の達成への貢献が期待でき、UDフォント開発に携わる方々の活動やその意義は広く認知されるべきものであること、また他の目標達成を著しく損なうことのない活動であることから、選考委員会において優秀賞にふさわしいと判断された。