Category: 塾ニュース|生活

AI食事管理アプリ『あすけん』が全国初導入 大阪府堺市立中学校にて生徒約2万人に提供開始

 2025年10月23日、アプリの開発・運営を行う 株式会社asken(東京・新宿区、代表取締役 中島洋)は、堺市(市長:永藤英機)と連携し、市立中学校全43校の生徒約20,000名を対象に、「あすけん 学校教育向け」を2025年11月1日から全国で初めて導入することを発表した。

 近年、コロナ禍や生活様式の変化により、中学生の朝食欠食率が上昇、栄養バランスの偏りが深刻な社会課題となっています。例えば、農林水産省「令和5年度 食育白書」によると、中学生の朝食欠食率は2019年の6.9%から8.7%に上昇している。

 導入アプリ「学校教育向け」では、生徒が給食メニューを事前登録された内容から簡単に記録・栄養確認できるほか、成長期に応じた栄養管理機能や「目標体重設定」「ユーザー投稿」など余計な機能を排した教育現場向け仕様となっている。また、導入に先立ち、10月に一部中学校1年生を対象としたトライアル授業が実施され、「食事のことを前より気にするようになった」「栄養バランスを考えようと思った」といった前向きな声が寄せられたとのこと。

 今後、asken社は「明日の健康に向かっている社会づくり」をミッションに、「あすけん」を通じて食・栄養教育の普及と、健康的な食習慣の定着を支援していくとしている。

自転車の安全利用を啓発する特設サイト、「自転車ナビ」を新規公開

 JAF(一般社団法人日本自動車連盟、坂口 正芳 会長)は、自転車の安全な利用を啓発し、交通ルールの理解促進と事故防止を目的とした特設サイト「自転車ナビ」を10月3日(金)に公開するとともに、交通安全教育において事故防止効果のある「実写版」危険予知・事故回避トレーニングの新作動画2本を9月29日(月)、30日(火)にJAFウェブサイトおよびYouTube公式アカウントで公開した。

■自転車の交通安全啓発サイト「自転車ナビ」を新規開設
 日常の手軽で便利なパートナーとして子どもから大人まで幅広く使用されている自転車だが、免許不要で乗ることができる一方で、正しい交通ルールの認知や教育の機会が不足している現状がある。
 2026年4月1日から改正道路交通法が施行されることとなり、自転車の乗り方や自転車関連の違反、事故への関心が高まっている。
「自転車ナビ」では、未就学児の子どもから大人までそれぞれのライフステージごとで、自転車に乗る際に気を付けてほしいことや自転車が関係する事故の事例と事故を避けるための対応のほか、年代を問わず自転車利用の際に押さえておきたいポイントを紹介している。
自転車ナビ:https://jaf.link/4nMMxdM

■「実写版」危険予知トレーニング「自転車編」の新作動画2本を追加公開
 危険予知トレーニングとは交通安全教育において事故防止効果のある手法とされており、道路交通に潜む危険を事前に予測し、適切に対応することにより交通事故を未然に防止しようとするもの。
「安全」に危険な場面を覚えることで、予測する能力のトレーニングになる。
 自転車が関係する違反や事故に注目が集まるなか、今回は道路上での危険な場面を再現し、交通違反や事故の防止の啓発を目的として自転車編の追加公開をした。

▼JAFウェブサイト「実写版」危険予知・事故回避トレーニング:
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/online-training/risk-prediction
▼YouTube(JAFChannel)公式アカウント
https://www.youtube.com/playlist?list=PLJfKB1JtrvvsGBWa6epvIntxWVs4-zGGP
▼交通安全3分トレーニング
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/online-training/traffic-safety-movie/3-minutes-traning

縁起のいいモチーフがデザインされた「サラサクリップ 勉強応援」10月30日限定発売

 ゼブラ株式会社(東京・新宿区、石川 太郎 代表取締役社長)は、ジェルボールペン「サラサクリップ」から勉強に使いやすいインク色を採用し、縁起のいいモチーフをデザインした「サラサクリップ 勉強応援」を10月30日から数量限定で発売する。今回、数量限定で販売する全ての商品に学業成就の祈祷を行い、勉強を頑張る人を応援する。

「サラサクリップ 勉強応援」価格:132円(税抜:120円)ジェルボールペン 水性顔料・耐水性 ボール径:0.5mm
インク色:(左より)黒、赤、コバルトブルー、レッドオレンジ、オレンジ、ミルクオレンジ、黄
「サラサクリップ 勉強応援セット」(チェックシート1枚、サラサクリップ 勉強応援2本)価格:330円(税抜:300円)もある。

「サラサクリップ」は、さらさらとした書き心地と鮮やかな発色で、13年連続ジェルボールペン売上No.1、累計販売本数14億本を達成している人気のジェルボールペン。ゼブラの調査では、15歳から18歳のサラサクリップ使用者の約8割がノートや教科書に使用していると回答している。
 今回は、定番品の中から勉強におすすめのインク色を選び、だるまなどの縁起のいいモチーフをクリップ部分にデザインした。さらに商品を製造しているゼブラ野木工場(栃木県野木町)にて、野木神社より学業成就の祈祷を受け、勉強を頑張る人がサラサクリップと目標に向かって全力を出し切れるようゼブラ社員も一緒に祈願した。

■今回発売する「サラサクリップ 勉強応援」の特長
 願書に濃く書ける黒、丸付けで使いやすい赤、赤いチェックシートに隠れるオレンジなど勉強におすすめのインク色を選んだ。
 転んでも立ち上がる「七転び八起き」の姿が目標成就の象徴とされる「だるま」、幸せを招き入れるとされる「招き猫」「鈴」という縁起のいいモチーフをクリップに印刷し限定デザインにした。
 同時発売するセットでは、パッケージの裏面に応援メッセージを書き込める場所があり、勉強を頑張る人へのプレゼントにもおすすめだ。

■サラサクリップ初 野木神社による学業成就の祈祷を実施
 2025年9月、ゼブラの生産拠点である野木工場にて、「サラサクリップ 勉強応援」の学業成就祈願祭を執り行った。当日は、地元の野木神社神職を迎え、工場内に特設された祭壇にて祈祷が行われた。今回発売する全ての「サラサクリップ 勉強応援」に、ゼブラの社長と社員が描いた絵馬も供えられ、学業に励む全ての人が力を発揮できるよう、心を込めて祈祷した。
 式にはオレンジ色のサラサユニフォーム姿の社員が多く参列し、ボールペンを通じて学ぶ人々を後押ししたいという思いを共有した。

「ベネッセ高等学院 中等部」が開校式を開催 全国11キャンパス/オンラインで学ぶ中学生向けフリースクールがスタート

 株式会社ベネッセコーポレーション(岡山市、岩瀬 大輔 代表取締役会長兼社長)が運営する中学生向けのフリースクール「ベネッセ高等学院 中等部」(以下:中等部)は、2025年10月1日(水)に開校した。当日は、開校時入会生とその保護者など約150名が参加しての開校式を行った。生徒たちは、全国11キャンパスへの通学またはオンラインにて、中等部の学院スタッフのサポートのもと、一人ひとりに合ったペースと安心できる環境で学びに取り組んでいく。
 なお、中等部への現中学生の入会申し込みは10月2日時点で200名超となっており随時入会を受けていくほか、10月からは新たに現小学6年生の2026年度4月入会受付もスタートした。今後も引き続きオンライン説明会を開催するとともに、個別相談や入会申し込みに対応していく。

(文部科学省:https://www.mext.go.jp/march_lion/torikumi_futoukou.htm



■「ベネッセ高等学院 中等部」概要

名称
ベネッセ高等学院 中等部
対象
中学生(1年生~3年生)
※10/1より現在小学6年生のかたの2026年度4月入会受付スタート。
ウェブサイト
https://gakuin.benesse.co.jp/chu/
設置コース
以下の2つのスタイルから選択できる。
▶通学スタイル(週3または週5)
キャンパスに通いながらも、体調が悪い日はオンラインに切り替えられるスタイル
▶オンラインスタイル(週1~週5自由)
オンラインで自宅学習・人のサポートが受けられ、自分のペース進めるスタイル
設置キャンパス
以下の5都府県11か所に設置しています。
 東京都(水道橋・亀有・武蔵境・府中・町田)、神奈川県(横浜・辻堂)、
 埼玉県(大宮)、千葉県(船橋)、大阪府(千里中央・天王寺)
学費
(税込/2025年10月時点)
▶通学スタイルの場合
週5回通学:59,100円(月あたり)、週3回通学:45,100円(月あたり)
▶オンラインスタイルの場合
32,300円(月あたり)
※上記に加え入学金がかかります。オプションは別料金。

国立科学博物館 企画展「学習マンガのひみつ」開催

 国立科学博物館(篠田 謙一 館長)は、2025(令和7)年10月10日(金)から11月9日(日)までの期間、下記のとおり企画展「学習マンガのひみつ」を開催する。
【詳細URL:https://www.kahaku.go.jp/event/2025/10gakushuumanga/

企画展「学習マンガのひみつ」メインビジュアル(マンガ:久世番子)
 近年、教育関係者やマンガファン、出版関係者など、さまざまな立場の人々から「学習マンガ」が注目されている。学校図書館や書店の児童書コーナーには、これらの書籍が並ぶ棚が大きな一画を占め、戦前からの古い歴史もあり、また大きな出版市場を形成しているジャンル。しかしながら、これまでその全体像を俯瞰するような書籍や展覧会はなかった。この企画展は、“見えないマンガ”と言われる「学習マンガ」を、教育博物館として誕生した国立科学博物館にて、内容や表現方法の歴史的な変遷に注目し、「マンガで学ぶ」ことの可能性について多角的に紹介する初めての展覧会となる。

開催概要
企画展「学習マンガのひみつ」

【開 催 場 所】国立科学博物館(東京・上野公園)
       日本館1階 企画展示室及び中央ホール
【開 催 期 間】2025(令和7)年10月10日(金)~11月9日(日)
【開 館 時 間】9時~17時
       ※入館は閉館時刻の30分前まで
【休 館 日】月曜日、10月14日(火)、11月4日(火)
       ※ただし10月13日(月)、11月3日(月)は開館
【入 館 料】一般・大学生:630円(団体510円)、高校生以下および65歳以上:無料
       ※本展は常設展示入館料のみでご覧いただけます ※団体は20名以上
       ※入館方法の詳細等については、ホームページへ
        https://www.kahaku.go.jp/
【主   催】国立科学博物館、京都国際マンガミュージアム、京都精華大学国際マンガ研究センター
【特 別 協 力】学習マンガ研究会
【協   賛】株式会社 Gakken、株式会社 KADOKAWA
【後   援】日本マンガ学会

~この展覧会における「学習マンガ」の定義について~

 本展では、典型的な学習マンガとして、子どもを読者とし、義務教育の教科内容を解説したものを中心に扱います。具体的に言えば、書店のマンガコーナーではなく、児童書・参考書コーナーで売られており、学校や公共図書館などでも広く読まれているマンガだ。さまざまな教科に対応したサブジャンルがあるが、今回は、「理科」「歴史」、そして「伝記」を扱った学習マンガに注目する。

第1部 学習マンガの歴史
第①章 学習マンガのはじまり 戦前~ 1950年代
 戦中、「科学教育」が重視されるなかで、子ども向けマンガは、「荒唐無稽」なものとみなされ、排除されつつありました。学習マンガの源流のひとつは、「マンガが社会的に有用」であることを示そうと努力したマンガ家たちの取り組みにある。戦後も、子ども向け娯楽マンガはしばしば「悪書追放」の対象となったが、一般書の全集ブームを背景に、教科学習を念頭に置いた子ども向け学習マンガシリーズも登場する。

第②章 学習マンガの拡大 1970年代~
 1970 年前後から、「日本の歴史」といったタイトルのついた、学校での学習内容を意識した通史としての歴史科系学習マンガがシリーズとして登場する。一方、いわゆる学年誌や科学雑誌どに掲載されていた理科系学習マンガが、単行本シリーズとして刊行され始める。1980 年代に入ると、子ども向けとして発展してきた学習マンガの手法を使った「大人向け学習マンガ」が“発明”される。これらは、赤塚不二夫や石ノ森章太郎といった人気作家が手がけたことで、ベストセラーになるものも登場する。

第③章 学習マンガの新展開 2000年代~
 2000 年代以降、一般的には子どもの娯楽でしかないと思われていたマンガそのものが「文化・芸術」として認識されるようになっていく。教育現場においても、娯楽として発展してきたマンガが受け入れられるようになるが、そのことで学習マンガのアイデンティティが揺らぎ、新たな方向性が模索され始める。学習マンガの娯楽化は大胆なコマ割りを採用したり、「対決」や「冒険」といった少年娯楽の構造を導入したりするなど、表現方法や構造の大きな変化をもたらした。また、海外出版社との共同制作が進むなど、学習マンガのグローバル化が進む。

第④章 学習マンガの現在
 教科教育をベースに発展してきた学習マンガですが、学校における教育内容の多様化とともに、学習マンガの扱う「学習」の範囲も拡大しつつある。SDGs や人間関係、お金の知識など、大人向け自己啓発書で人気のテーマが子ども向けの学習マンガでも展開されるようになっている。一方、学習マンガの娯楽化は、同時に、娯楽マンガの学習マンガ化ももたらす。従来のストーリー娯楽マンガを学習のツールとして活用する教育プロジェクト「これも学習マンガだ!」が教育現場でも採用されるなど、ますます活況を呈する学習マンガからまだまだ目が離せない。

第2部 トピック紹介
科博とマンガ
植物系学習マンガの変遷
植物学へといざなう学習マンガ
身近になった植物マンガ
これも学習マンガだ!

東京メトロ フィリピン共和国 FEATI大学へ車両機器を譲渡

 東京地下鉄株式会社(東京・台東区、小坂 彰洋 代表取締役社長)は、東京メトロの鉄道運営ノウハウや経験を活用し、フィリピン共和国における鉄道人財育成に貢献することを目的に東京メトロで使用されていた車両機器をFEATI大学へ9月25日(木)に譲渡した。

 FEATI大学は、工学・海洋教育・経営・建築の学部を有し、近年、工学部において鉄道エンジニアリングコースを開講している。一方、東京メトロは、世界の鉄道関係者に向けてオンライン講座と訪日研修を提供する「Tokyo Metro Academy」を開催し、鉄道運営のノウハウや経験を、FEATI大学の関係者をはじめ広く海外へ紹介してきた。

 東京メトロとFEATI大学の関係は、2020年2月に丸ノ内線02系車両をFEATI大学の教材として活用することを目的に無償譲渡したことに始まり、2025年4月には同大学と人財育成に関する覚書(MOU)を締結しており、今回の譲渡はこのMOUに基づく取り組みとなる。

 譲渡した車両機器は、半蔵門線8000系車両の台車やモーター等の主要部品で、同大学の鉄道教育課程において02系車両と同じく教材として活用される予定だ。これにより、学生が実際の鉄道部品を用いた実践的な教育を受けることが可能となり、フィリピンにおける鉄道人財の育成に大きく寄与すると期待している。

新聞紙のお椀で「ファミチキ」を実食 「ファミマこども食堂+セーブ・ザ・チルドレン」防災月間に食育や防災体験を開催

 ファミリーマートは、1993年より店頭募金「夢の掛け橋募金」などを通じて活動を支援している公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンと、包括的なこども支援で連携を続けている。その一環として、昨年に引き続き9月の防災月間に合わせ、こども向け防災ワークショップを取り入れた「ファミマこども食堂+セーブ・ザ・チルドレン」を、2025年9月26日(金)にファミリーマートト本木東町店(東京・足立区)にて協働で実施した。

◆なぜ今、こども向けの防災教育が必要なのか
 多発する自然災害への備えが急務となる一方、保護者の約4割が「子どもの防災意識は低い」と認識するなど(学習塾調査)、家庭や学校だけでは防災教育が十分に行き届いていないのが現状だ。実際に2024年能登半島地震を経験したこどもたちからは、「もっと備える必要があると思った」という切実な声も届いています(セーブ・ザ・チルドレン「2024年能登半島地震子どもアンケート~震災から半年 いま伝えたい子どもたちの声~」より)。災害時、こどもは心身ともに特有の困難に直面するため、知識の詰め込みではない、自ら考え行動する「生きる力」を育む実践的な教育が不可欠だ。「ファミマこども食堂+セーブ・ザ・チルドレン」は、この喫緊の社会的課題に対し、継続して、こどもたちの安全意識を育む取り組みを続けています。

◆新聞紙がお椀に変身「工夫する力」で乗り越える防災ワークショップ
 当日は、同店近隣にお住まいの家族、こどもをはじめ計14名が参加した。ワークショップでは、まずセーブ・ザ・チルドレンのスタッフと一緒に、大きな非常用持ち出し袋の中身を確認。「これは何に使うんだろう?」と一つひとつ手に取りながら、災害時に自分や家族の身を守るための道具について学んだ。さらに、店内の商品を見て「これもあると嬉しいかも!」と、こどもたち自身で必要なものを考える時間も設けた。
 身近なもので工夫する体験として、昨年好評だった新聞紙のコップ作りを発展させ、今年は新聞紙で「お椀」作りに挑戦。完成したお椀に盛り付けたのは「ファミチキ」です。災害時でも、工夫次第で温かく美味しい食事ができることを、楽しみながら体験することができた。

◆こどもたちが大活躍したお仕事体験と交流会
 防災ワークショップで学んだ後は、ファミリーマートのお仕事を体験する。こどもたちは少し緊張した面持ちでレジの前に立ち、「ピッ!」とバーコードを読み取る音に歓声をあげた。普段は見られないお店の裏側を探検したり、商品を一生懸命に補充したり、一つひとつの体験が、こどもたちにとって新鮮な発見に満ちた時間となった。最後は、店舗のイートインスペースを活用したお食事会で交流を深める。参加者みんなでテーブルを囲み、今日の体験を語り合いながら、和やかな時間を過ごすことができた。


<開催概要>
(1)実施日時
  2025年9月26日(金)16:30~18:15
(2)参加者
  ファミリーマート店舗近隣にお住まいのおこさま(小学生まで)とそのご家族
(3)開催場所
  ファミリーマート本木東町店(東京都足立区)
(4)開催内容
  オリエンテーション(自己紹介など)
  ①セーブ・ザ・チルドレン防災ワークショップ
   緊急時の行動や備えを知るためのワークショップ
  (非常用持ち出し袋の中身に触れ、災害時に必要な持ち出し品を考えるワーク、新聞紙でお椀を作    
   るワーク)
  ②ファミマこども食堂
   こどもたちによる店舗でのお仕事体験(レジ打ち体験、商品陳列体験)
   一緒にお食事会(メニュー例:おむすび、ファミチキ、サンドイッチ、飲み物など)

あしなが高校奨学金、過去最多1878人を採用も、なお4割の1339人に支援届かず

 遺児や親に障がいがある子どもを支援する一般財団法人あしなが育英会(東京・千代田区、村田治 会長)は、2025年度の「あしなが高校奨学金」(月3万円給付)の採用状況を公表した。25年度は過去2番目に多い3217人が申請し、過去最多の1878人を奨学生に採用した。この奨学金ニーズの高さの背景には、物価高や格差の拡大などがあるとみられる。

 申請者の増加に奨学資金が追いつかず、24年度の採用率は過去最低の44.1%と低迷していた。遺児学生が中心となって毎年4月と10月におこなう「あしなが学生募金」では、この窮状を強く発信し、支援を呼びかけてきた。25年度の申請者は過去2番目に多い3217人で、依然として高い水準にある。しかし、これまでの街頭募金をきっかけに多くの支援があったおかげで、25年度は過去最多の1878人を奨学生として採用でき、採用率は14.3ポイント増の58.4%まで上昇した。

 しかしながら、いまだ41.6%にあたる1339人は、物価高に苦しみながらも支援を受けられていない。また現在あしなが育英会が進めている奨学生世帯調査には、54.5%(速報値)もの保護者が過去1年間に食料を買えなかった経験があると回答しており、深刻な貧困と経済的支援の必要性が伺える。

 あしなが育英会の大学奨学生を中心に組織されるあしなが学生募金事務局(事務局長:谷岡奈央=熊本県立大学4年)は、10月18日から「第110回あしなが学生募金」を、全国136か所で実施する。各地での実施に先立ち、10月11日には新宿でオープニングセレモニーを開催する。7月5日に急逝したあしなが運動創始者の玉井義臣の遺志も引き継ぎ、申請者の4割に支援を届けられていない現状を変えるべく、支援を呼びかける。

 第110回あしなが学生募金 実施要項

主催:あしなが学生募金事務局

協力:一般財団法人あしなが育英会

募金使途:2分の1を日本国内の病気・災害・自死遺児と親に障がいがある子どもの奨学金、2分の1をサブサハラ・アフリカ49か国の遺児の高等教育支援費として、あしなが育英会に寄付

日程:2025年10月18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日) ※一部実施場所は別日程 

場所:全国47都道府県の136か所の主要駅頭・街頭(あしなが学生募金ウェブサイトに掲載) 

あしなが学生募金 実施場所

あしなが高校奨学金について

・病気・災害・自死遺児(交通事故以外)で親を亡くした、または親に障がいがある高校生・高専生が対象

・月額3万円を給付(返還不要)

・現在4186人に交付(2025年9月1日現在)

  • 高校奨学金の申請状況の推移
2023年度2024年度2025年度
申請者数2630人3487人3217人
採用者数1169人1538人1878人
採用率44.4%44.1%58.4%

保護者の2人に1人が食料を買えない、3人に1人が公共料金等滞納の経験あり

 あしなが育英会は現在、東京都立大学子ども・若者貧困研究センター(阿部彩センター長)と共同で、高校奨学生3487世帯を対象にした生活実態調査を進めている。速報値*ではあるが、54.5%もの保護者が過去1年間に食料を買えなかった経験があった、33.8%の保護者が過去1年間に公共料金や家賃、税金などを滞納した経験があったと回答している。奨学生世帯の深刻な貧困と、経済的支援の必要性が伺える。

*オンライン回答と郵送回答のうち、オンライン回答1447件のみを分析。郵送回答は集計中。調査結果は2025年11月下旬に公表予定。

アフリカ遺児高等教育支援100年構想について

 あしなが学生募金でいただいたご寄付の2分の1は、サブサハラ・アフリカの遺児の高等教育支援費として使われます。「あしながアフリカ遺児高等教育支援100年構想」は、サブサハラ・アフリカ地域49か国の優秀かつ経済的に進学が困難な遺児学生の世界の大学への留学を支援し、アフリカの未来を担う若者を育てる構想だ。これまでの11年間で400人以上の遺児が大学進学を果たした。

詳細を見る

あしなが学生募金について

 あしなが育英会の大学奨学生を中心に組織される学生団体「あしなが学生募金事務局」が主催。1970年以来、毎年4月と10月に全国で遺児の奨学金を募る街頭募金を実施してきた。当初は交通遺児を支援していたが、時代とともに支援対象を広げ、現在は病気・災害・自死遺児(交通遺児以外)と親に障がいがある子ども、そしてサブサハラ・アフリカの遺児を支援している。これまでに122億円のご寄付が寄せられ、遺児たちの進学の夢を後押ししてきた。

本部:東京都千代田区平河町2-7-5 砂防会館本館4階 

事務局長:谷岡 奈央(熊本県立大学4年)

実績報告: 前回第109回募金(街頭募金は2025年4月実施。振込等によるご寄付は25年2月~7月に受付)では、8710万1246円の浄財を頂戴しました。

街頭募金以外でのご寄付:郵便振替口座 00140-4-187062 加入者名「あしなが学生募金事務局」にて受付

ウォータースタンド 朝来市教育委員会と「プラスチックごみの削減及び熱中症等の健康被害対策の推進に関する協定」を締結

 浄水型ウォーターサーバーのレンタル事業を行うウォータースタンド株式会社(さいたま市、本多 均 代表取締役社長)は、2025年9月1日(月)に兵庫県朝来市教育委員会(小倉畑 祐貴 教育長)と「プラスチックごみの削減及び熱中症等の健康被害対策の推進に関する協定」を締結したことを発表した。

■協定の概要
 この協定は朝来市教育委員会とウォータースタンドが連携・協力し、ペットボトル等の使い捨てプラスチック製品の使用抑制をはじめ、プラスチックごみの削減と熱中症等の健康被害対策を同時に推進することを目的として締結した。
 朝来市は「朝来市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」に基づき、循環型社会への転換や気候変動影響への適応を基本施策に掲げている。協定を契機に、市内すべての公立小中学校にマイボトル用給水機を整備し、児童生徒が持続可能なライフスタイルを実践するとともに、熱中症をはじめとする健康被害の予防に資する取組を強化していく。

東京国立近代美術館で「中高生プログラム 自分をちょっとはみ出ると…」を開催

 東京国立近代美術館(MOMAT、千代田区・北の丸公園)は、中学生・高校生を対象とした「中高生プログラム 自分をちょっとはみ出ると…」を、2025年10月より2026年4月まで全8回にわたり開催する。
 東京国立近代美術館所蔵作品のアーティストや様々なジャンルの専門家との対話、ワークショップ、参加者同士のコミュニケーションなどを通じて美術への理解を深め、後半では美術の楽しさを伝えるプログラムを自分たちで企画し、小学生に向けて案内する実践の場も予定している。対象および定員は中高生20人で、参加費は無料。2025年9月19日から30日までを募集期間とし、同館ウェブサイトから応募できる。
 進路や将来を考え始める中高生にとって、美術に触れ、主体的に考え、自分の言葉で伝える経験は、自己理解や探求心、表現力の育成にも繋がる貴重な体験となる。しかし、国内の美術館では中高生を対象としたプログラムはまだ少なく、参加の機会が限られている。
 同館のコレクションは、19世紀末から今日までの日本美術の流れを概観できるのが魅力。作品の制作当時の社会背景と、中高生が学校で学ぶ歴史的な出来事や社会の変化を重ね合わせることで、経験と結びついた学びの場となりえる。
 東京国立近代美術館は、このプログラムを通じて、これからの未来を担う中高生の皆様に美術や美術館の魅力を発信するとともに、美術をきっかけに自己や他者、現代の社会課題などについて考える視点を育み、可能性と視野を広げる機会を提供する。
■開催概要
・プログラム名:「中高生プログラム 自分をちょっとはみ出ると…」
・開催日時:2025年10月18日(土)、11月29日(土)、
      12月20日(土)、
      2026年1月17日(土)、2月28日(土)、
      3月14日(土)、3月28日(土)、4月18日(土)
      (各日10:00~14:00)
      ※時間と内容は変更になる場合があります
・場所:東京国立近代美術館(東京・竹橋)
    4-2F所蔵品ギャラリーほか
・対象・定員:中学生・高校生20人 ※応募者多数の場合は抽選
・参加費:無料
・申込期間:2025年9月19日(金)~9月30日(火)
・申込方法:当館ウェブサイトから申込フォームにアクセスし、
      必要事項を入力
     <https://www.momat.go.jp/topics/20250912