Category: 塾ニュース|生活

都内待機児童、4月7814人

東京都は7月23日、保育所に入りたくても入れない待機児童数(4月1日時点)が都内で前年比858人減の7814人になったと発表した。7814人の待機児童のうち、9割超は0~2歳児だった。減少は3年ぶり。区市町村別で待機児童が最も多かったのは世田谷区で1182人。保育サービスを利用する児童も増加数が959と都内自治体で最多だ。待機児童数は板橋区(378人)、府中市(352人)が続いた。前年からの増加数では葛飾区(141人)がトップ。保育サービスを利用している児童数は都内で前年より1万2602人増えた。

保育士 朝夕2人から1人へ 厚労省検討

厚生労働省は保育所にいる子どもが少ない朝夕に限り、設置を義務付ける保育士の数を現行の2人から1人へと減らす検討に入った。代わりに、資格はないが保育業務の経験のある人を1人置くよう求める。厚労省は4月から、一部地域で試験的に朝夕だけ保育士1人と家庭で子どもを預かる「保育ママ」といった保育業務の経験者で運営することを認めている。利用者や事業者からの強い反対がなければ省令を改正。地方自治体が保育士の確保が困難と認めた地域では、朝夕の「保育士1人体制」が可能になる。

コカ・コーラ ボトル100周年 六本木で作品展示

コカ・コーラのボトル誕生100周年を記念し、アンディ・ウォーホルら世界的アーティストが同ボトルをテーマに制作した作品展「コカ・コーラ ボトルアートツアー」が7月24日まで、東京都港区六本木で開かれている。コカ・コーラ社が世界13カ国で開いている巡回展の一つで、入り口で配られる冷えたコーラを飲みながら鑑賞できる。開催は午前11時〜午後7時、港区六本木6のテレビ朝日・多目的スペース「umu」(ウム)で。入場無料。

小2で「数検」準1級、最年少で

公益財団法人「日本数学検定協会」(東京)は7月15日、6月の実用数学技能検定で、当時7歳だった東京都世田谷区の小学2年、高橋洋翔君(8)が、高校3年程度のレベルとされる準1級に合格したと発表した。これまで小6(12歳)だった最年少での合格記録を大きく塗り替えた。 準1級は理系の「数学3」を中心に、微分積分や複素数、合成関数などの分野から出題される。今回の合格率は26.1%で、小学生では高橋君以外にも6年生1人がチャレンジしたが、合格できなかった。

小学生向け送迎タクシー開始  京王自動車

京王自動車(東京都多摩市)は7月16日から、学童保育や学習塾・習い事などに出かける小学生向けの送迎タクシーサービスを始める。配車地域は当面、世田谷、杉並、武蔵野、調布、中野、新宿、渋谷の各区と三鷹、狛江の各市だが、将来は沿線地域全体に広げる。料金は通常のタクシー料金。支払いは現金もしくは毎月の口座引き落としになる。新サービスの名称は「はぴチルサポートサービス」。親が事前にインターネットから自宅のほか学習塾や学童保育施設など行き先を登録。

都、子育て支援員1360人養成 今年度目標、研修に4コース

東京都は「子育て支援員」の養成を開始する。9月から来年3月にかけ、都内3カ所で順次、研修を開き、2015年度はまず1360人の確保を目指す。研修は「地域保育」「地域子育て支援」「放課後児童」「社会的養護」の4コース。まず各コース共通の基本研修を2日間受講する。その上で、コース別の専門研修に取り組む。子育て支援員は保育士の資格がなくても地域での保育に関心があれば、所定の研修を受けた上で認定を受けることができる。問い合わせ先は東京都福祉保健財団。

第153回芥川賞に又吉氏と羽田氏 直木賞は東山氏

第153回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が7月16日、東京・築地の新喜楽で開かれ、芥川賞はお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹氏(35)の「火花」(文学界2月号)と羽田圭介氏(29)の「スクラップ・アンド・ビルド」(同3月号)に決まった。直木賞には台湾出身の東山彰良氏(46)の「流」(講談社)が選ばれた。贈呈式は8月下旬に都内で開かれ、受賞者には正賞の時計と副賞100万円が贈られる。

ペッパーがキッザニア東京に登場

子ども向け職業体験施設「キッザニア東京」(江東区)に7月14日、話題の人型ロボット「ペッパー」が登場した。キッザニアの「朝日新聞スペシャルデー」の一コマ。ロボットクリエーターの西田寛輔さん(41)、太田智美さん(29)とステージに上がり、「ロボットとつくる情報の未来」と題したトークショーに出演した。ペッパーは西田さんらの質問に答えて、将来はロボットが家庭に入り、ニュースを伝えたり家事を手伝ったりするかもしれないなどと説明した。終了後は、ステージで子どもたちに囲まれて写真に納まった。

表紙のクワガタなど昆虫「ジャポニカ」復刻版

「ジャポニカ学習帳」が今年で発売から45年を迎え、発売元の文房具メーカー「ショウワノート」(富山県高岡市)は8月上旬、表紙に昆虫の写真を使った復刻版を販売する。昆虫の写真は、2012年以降、姿を消していたが、7月7日に公表された過去の表紙の人気投票結果では、各年代の1位は、70年代がクワガタ、80年代がカブトムシ、90年代と2000年代がチョウに決まり、これらに初代シリーズのヒマワリの表紙を加えた5冊セット(1080円)が8月7日からネット販売される。予約はすでに始まっている。

西日暮里駅前を再開発 野村不と三菱地所

野村不動産と三菱地所レジデンスは東京都荒川区と組み、JR線などが乗り入れる西日暮里駅(東京・荒川)東口の約2万3000平方メートのル再開発に乗り出す。西日暮里の駅前地区は東京メトロ千代田線、都営日暮里・舎人ライナーにも隣接する交通の結節点。JRだけで1日約9万人以上が乗車する。都心部へのアクセスに優れた立地を生かし、商業施設の整備で駅前の魅力を高めるほか、「職住近接」の需要にも応える。防災機能を確保する目的でマンションや商業店舗などからなる複合施設の建設を予定している。