Category: 塾ニュース

河合塾グループ、教育コンテンツ開発の新会社「KIES」を設立

 学校法人河合塾は、教材・模試・映像などのコンテンツ制作機能を新たに独立させ、2025年4月より新会社・株式会社KIES(東京・新宿区、前田 康宏 代表取締役社長)の事業を開始した。これまで河合塾が培ってきた教育コンテンツ開発力をさらに向上させ、新たな価値の創出に取り組んでいくという。

 学校法人河合塾は、1933年創立以来、大学受験対策を中心に、時代のニーズに応じた教材・模擬試験を継続的に開発してきた。特に、毎年改良を重ねる河合塾のテキストや全統模試は、受験生や高校の先生など個人・学校・法人を問わず支持されており、学習効果と信頼性については高い評価を得ている。近年では、映像やデジタルコンテンツを含む多様な形式での教育コンテンツ提供にも注力し、さらなる質の向上を図っている。

 こうした中で河合塾は、教育コンテンツ開発に長年携わってきた執筆者・編集者のノウハウとコンテンツ制作の専門性を生かし、制作機能の高度化を企図し、学校法人河合塾内にあったコンテンツ制作機能を新たに河合塾グループ内に株式会社「KIES」として独立・業務移管した。これにより、河合塾グループ内外からの教育コンテンツ開発のニーズに安定的に応えることに加え、教育コンテンツの評価・点検なども含めた幅広いニーズにも柔軟に対応し、より広く教育のフロントに貢献することを視野に入れている。

■新会社「株式会社KIES」概要
●社名(商号):
株式会社KIES(読み:キーズ)
※KIES:Kawai Innovate Educational Solutions

●本社:
東京都新宿区四谷1-6-2四谷グローバルスタディスクエア4階

●設立日:
2025年1月23日(業務開始は4月1日から)

●代表取締役社長:
前田 康宏(まえだ やすひろ)

●事業内容:
教育・学習コンテンツの開発、制作、販売、および教育に係る各種コンサルティング
・教材や試験制作
長年の教材・模試開発のノウハウを生かし、ニーズに応じて学力向上に寄与できる学習コンテンツを提供。
・試験問題の評価・点検など
模試や教科学力テスト制作のノウハウを生かし、試験問題の評価・点検、コンサルティングを請け負う。
・映像制作 
社内2拠点(東京・名古屋)計5つのスタジオにて、映像講座や各種映像等の制作、および外部でのロケ撮影にも対応。スタジオにはインターネットを介した配信機能も備える。

●事業所:
東京教材制作部(東京都新宿区)
名古屋教材制作部(愛知県名古屋市)
大阪教材制作部(大阪府大阪市)
メディア制作部 東京スタジオ(東京都北区)・名古屋スタジオ(愛知県名古屋市)

アイキューブ ARCSモデルを活用した『日常英会話』クラスのレッスン開始

 株式会社アイキューブ(長野・茅野市、盛秀晃 代表取締役社長)とその関連会社であるオンライン英会話English Bellを運営するACCESS E-TALK PLUS, INC.は、新カリキュラム「日常英会話クラス」を正式オープンした。
 新クラスは、教育心理学者J.M.ケラー博士が提唱した動機づけ理論「ARCSモデル」を全面的に取り入れ、学習者の興味とモチベーションを継続的に高めながら、買い物・旅行・友人との会話など「リアルな日常シーン」で即活用できる英語力を育成する。

 日本政府観光局(JNTO)によると、2024年の訪日外国人は3,686万9,900人で過去最高を更新しており、観光・接客現場での英語対応は喫緊の課題となっている。
​ また、国際ビジネスコミュニケーション協会の調査では、82.6%の企業が英語を重要スキルと回答し、67.0%が今後さらなる強化を予定している。しかし、同調査で66.3%の企業・団体が「対象者のやる気や積極性を引き出せない、維持できない」を英語教育の課題と挙げているように、やる気を引き出す仕組み不足が大きな障壁と指摘されている。
 こうした背景から、「途中で挫折しない仕組み」と「興味関心が持てる生活に直結する学習テーマ」を備えた日常英会話教材への需要が急速に拡大している。


「日常英会話」クラスの3つの特徴
① ARCSモデルに基づいた「モチベーションを継続」させるレッスン
 ARCSモデルでは全てのレッスン・教材が「注意」→「関連」→「自信」→「満足」といったステップで進む。まずは学習するテーマに興味関心を持つことからスタートし、最後には学習内容を自分自身が活用できる自信を持つことを目的として、レッスンが進んでいく。

② CEFR 10段階×20レッスン。合計200レッスンの豊富なカリキュラム
 日常英会話クラスは、CEFRのPRE‑A1~C2まで10段階のレベルに対応してる。
 基本的な自己紹介から、高度な語彙力や表現方法が必要なディスカッション、プレゼンテーションまで幅広いレベル、用途で学べるクラス。
※『CEFR』はCommon European Framework of Reference for Languages(ヨーロッパ言語共通参照枠)の略で外国語の運用能力を評価するための国際的な基準。

やる気スイッチグループ「ゼロからわかる小学校受験2025 小学校受験動画シリーズ基礎編」を発売

 株式会社やる気スイッチグループ(東京・中央区、高橋 直司 代表取締役社長)が展開する知能育成(知育)と受験対策の幼児教室「チャイルド・アイズ®」は、「小学校受験動画シリーズ 基礎編」として「ゼロからわかる小学校受験2025」を発売している。(http://bit.ly/4m3ugIq)

 小学校受験を意識し始め、これから情報収集を始めようと考えている方を対象にしたこの動画では、毎年多くの家庭を合格に導く小学校受験指導のプロが「小学校受験を考えたら、まず知っておきたい」情報を厳選して解説している。

【概要】
■対象:
小学校受験をご検討中の方
■内容(全5本セット):
~ゼロからわかる小学校受験 2025~ 小学校受験対策動画 基礎編
・第1章:小学校受験の基礎知識
・第2章:対策が必要な8つの項目
・第3章:「共働き世帯」でも大丈夫!-ご家庭でできる5つの対策-
・第4章:志望校選びで大切にしたいポイント
・第5章:学校見学のススメ
■料金:
全5本セット33,000円(税込み)
■無料体験動画:
https://ysg-edu-douga.stores.play.jp/videos/31d6143d-0c53-4083-82c4-573c4adb17c9
■ご購入方法:
①ストアにアクセス
https://ysg-edu-douga.stores.play.jp/
②ストアの商品「購入」ボタンをクリック
➂ストアに会員登録してお支払い
④好きな章から即視聴可能
■購入時の注意
・本商品は5本セットのみの販売となる。
・各動画の購入ボタンを押すと5本セットでの購入ができる。
・視聴期間は2028年2月28日までです。期間中は回数の制限なく何度でも視聴できる。

スポーツ教室「忍者ナイン®」寺小屋グループがこの夏、松山市に5教室開校へ

 株式会社やる気スイッチグループ(東京・中央区、高橋 直司 代表取締役社長)と愛媛県を中心に集団学習塾などを展開する寺小屋グループ(愛媛・松山市、吉見 達治 代表取締役社長)は、やる気スイッチグループが展開する幼児・小学生向けスポーツ教室「忍者ナイン®」を愛媛県・松山市内で5教室(ラボ)を一斉に開校する。

 2025年6月29日(日)に「松山潮見ラボ」、6月30日(月)に「松山余戸ラボ」、7月3日(木)に「松山桑原ラボ」、7月4日(金)に「松山和泉ラボ」、7月5日(土)に「松山東石井ラボ」が開校予定だ。

 2024年12月にやる気スイッチグループの一員となった寺小屋グループは、四国地域における教育サービスのさらなる拡充に取り組んでいる。その一環として、幼児・小学生向けのスポーツ教室「忍者ナイン®」を新たに導入し、受験だけではなく幼児期からの教育ニーズにも応える新たな挑戦をスタートした。
 やる気スイッチグループが提唱する“しあわせな未来を創る3つのチカラ”を伸ばすことを目指し、地域に根ざした教育の未来を実現していく。

【開校情報一覧】 
■松山潮見ラボhttps://www.ninja9.jp/classrooms/detail/3093/
・開校日:
6月29日(日)
・対象:
年中~年長/小学生
・住所:
〒791-8011 愛媛県松山市吉藤4-3-16 潮見公民館
・体験会:
6月8日(日)、6月15日(日)
【幼児の部】9:10~10:10
【小学生の部】①10:30~11:30 ②11:50~12:50
・開講日時:
毎週日曜日
【中忍】年中・年長 9:10~10:40
【上忍】小学生 10:10~11:40

■松山余戸ラボhttps://www.ninja9.jp/classrooms/detail/3094/
・開校日:
2025年6月30日(月)
・対象:
年中~年長/小学生
・住所:
〒790-0045 愛媛県松山市余戸中6丁目4-30 竹田ビル2階 スタジオフィール
・体験会:
6月9日(月)、6月16日(月)
【幼児の部】16:00~17:00
【小学生の部】17:20~18:20
・開講日時:
毎週月曜日
【中忍】年中・年長 16:00~17:30
【上忍】小学生 17:00~18:30

■松山桑原ラボhttps://www.ninja9.jp/classrooms/detail/3095/
・開校日:
2025年7月3日(木)
・対象:
年中~年長/小学生
・住所:
〒790-0911 愛媛県松山市桑原2-6-35 桑原公民館
・体験会:
6月12日(木)、6月19日(木)
【幼児の部】16:10~17:10
【小学生の部】①17:30~18:30 ②18:50~19:50
・開講日時:
毎週木曜日
【中忍】年中・年長 16:15~17:45
【上忍】小学生 17:15~18:45

■松山和泉ラボhttps://www.ninja9.jp/classrooms/detail/3096/
・開校日:
2025年7月4日(金)
・対象:
年中~年長/小学生
・住所:
〒790-0056 愛媛県松山市土居田町23-1  P・SPO DAINO店
・体験会:
6月13日(金)、6月20日(金)
【幼児の部】16:10~17:10
【小学生の部】17:30~18:30
・開講日時:
毎週金曜日
【中忍】年中・年長 16:00~17:30
【上忍】小学生 17:00~18:30

■松山東石井ラボhttps://www.ninja9.jp/classrooms/detail/3097/
・開校日:
2025年7月5日(土)
・対象:
年少~年長/小学生
・住所:
〒790-0932 愛媛県松山市東石井2丁目22-30 P・SPO東石井店
・体験会:
6月14日(土)、6月21日(土)
【幼児の部】9:00~10:00 
【小学生の部】①10:20~11:20 ②11:40~12:40
・開講日時:
毎週土曜日
【入門】年少・年中 9:10~9:50
【中忍】年中・年長 10:00~11:30
【上忍】小学生 11:00~12:30

社会構想大学院大学と茅野市が地域活性化包括連携協定を締結

 学校法人先端教育機構 社会構想大学院大学(東京・港区、吉國浩二 学長)と茅野市(今井敦 市長)との間で、地域の持続的発展と人材育成を目的とする包括連携協定を締結した。
 この協定の主な目的は、地域の課題を解決し、持続可能な地域活性化に貢献することを目指すもの。特に同学 社会構想研究科の院生が茅野市をフィールド自治体として地域課題を解決する実践的な研究・提言を授業内で実施し、地域課題の解決を目指す。

■協定の背景と目的
 茅野市では、少子高齢化や人口減少、都市機能の維持といった課題に対応するため、「第6次茅野市総合計画」において「たくましく やさしい しなやかな交流拠点CHINO」という将来像を掲げ、DXや住民協働、防災、移住促進など多岐にわたる取り組みを推進している。社会構想大学院大学は、こうした市の方向性に共鳴し、院生による実践的な地域研究や提言活動を通じて、社会に貢献する高度専門職人材の育成に取り組む。


■協定の内容について
協定では、次のような連携内容が掲げられている。
・地域課題解決に関する取り組みを通じた教育・研究活動の推進
・上記に係る人材育成に関すること
・社会貢献できる人材の育成および地域課題解決と活性化に資する、双方が必要と認める事項への連携協力
本学は、社会課題解決のために高い専門性を有する人材の育成に力を入れており、今回の連携を通じて、地域における具体的な社会貢献活動を目指す。


■今後の展開
 協定に基づき、2025年度より本学の院生が茅野市をフィールドに課題解決提案を行い、福祉、防災、教育、観光振興、デジタル実装等の分野において実践的な取り組みを進めていく。協定により生まれた連携モデルは、全国の自治体との地域連携の先進事例としても展開していく。
≪スケジュール≫
6月7日(土)  院生によるフィールドリサーチを茅野市にて実施
9~10月    中間発表(茅野市にて)
2月20日(金) 最終発表会(茅野市にて)

第2回「有吉佐和子文学賞」受賞作品が決定

 有吉佐和子記念館の開館を契機に、和歌山市の偉人である有吉佐和子の顕彰に加え、文学について学ぶ機会を提供すること及び本市の文化的風土を醸成することを目的とし、令和5年12月に有吉佐和子文学賞を創設した。
 自身のことや世の中のこと、和歌山への想いなどについて、思ったまま、感じたままに表現いただくことを目的としてエッセイの作品を募集したところ、全国から1,512作品もの応募があり、有識者等による意見聴取を経て、受賞作品を決定した。
【受賞作品一覧】
最優秀賞
「節約の幸福論」 大木 篤子(和歌山県紀の川市)
概要
 老いる事に不安があった若い頃。ところが、想像とは違い、年老いたからこそ手に入れることができた幸せの数々。人生で今が一番好きと言い切れる作者の日常や思いを綴った作品。
意見聴取員 コメント
●年をとることの良さ、楽しみが普通に書かれていました。
●思い出はとても大事。人は自然に残すものと捨てるものを上手に分けるものだ。
●日本の最大の社会問題でもある高齢化、長寿化をテーマにしているが、首尾一貫して明るく、希望に溢れていて、読むほうが幸福になる。多くの人が不安を抱く長寿に対して、これほど明るさと希望を提供してくれた読み物は初めてであり、有吉佐和子文学賞にふさわしい。
●ジョウビタキの鳴き声から始まる書き出しと、鳴き声はなく「夕焼けに染まる龍門山が、にっと笑ったような気がした」と締めくくる構成力の高さが際立つ。五感を存分に働かせ、豊富な語彙で綴った豊かな表現力が見事な作品。
・優秀賞
「父の手を解いた朝」峯田 泰彦 (東京都足立区)
・佳作
「祖父からの電話」    阿江 美穂(兵庫県加東市)
「ほうれん草のゆで汁」  井口 元美(愛知県大府市)
「親友の服」       西村 美香(大阪府貝塚市)
「なじみ客として想う」  藤田 陽一(栃木県鹿沼市)
「父はハナシカ」     矢鳴 蘭々海(大阪府箕面市)
・奨励賞
「私の運命を変えるきっかけ」  片岡 真悠(茨城県常総市・常総学院高等学校)
「当たり前の歯車を回す」     鏑木 花野(東京都板橋区・クラーク記念国際高校)
「いつか必ず言いたい言葉」   滝本 昇生(和歌山県和歌山市・開智中学校)
「引っ越し」          牧野 乙葉(千葉県富里市・千葉県敬愛高等学校)
「そのコーラ」         宮﨑 純大(兵庫県加古川市・加古川市立氷丘中学校)
「日本のアマルフィにて」    宮本 紗希(和歌山県和歌山市・和歌山信愛高等学校)
「笑顔を一緒に食べている」   横山 綾乃(静岡県磐田市・角川ドワンゴ学園N高等学校)
※奨励賞は中学生および高校生の作品のみ対象
選考 
市の選考結果をもとに、有識者からの意見聴取を経て受賞作品を決定した。
〈意見聴取員〉 恩田 雅和(有吉佐和子記念館 館長)
        河野 和憲(情報通信業(出版業))
        坊 美生子(有識者)
        中村 祐佳子(教育研究会国語部会)
表彰式 
日時 令和7年6月1日(日)午後1時30分から
場所 有吉佐和子記念館(和歌山市伝法橋南ノ丁9)
作品公表
受賞作品は、表彰式後、市ホームページ等に掲載される予定。

伸芽会 家庭学習サポートアプリ「マジタク」を導入

 株式会社伸芽会と株式会社MagicAl Passは、AIによる学習分析と自宅プリンターを活用し、家庭での小学校受験対策を支援するアプリ「マジタク」の提供に関し、業務提携を開始した。

「マジタク」は、AIが日々の学習状況を分析し、子どもに最適な問題を自動で選定。家庭のプリンターを通じて毎朝出力されるため、忙しい家庭でも継続的な学習が可能となる。今回の提携により、伸芽会の会員は「マジタク」を通じて家庭学習の質をさらに高めることができるようになるという。

 この提携を通じて、両社は小学校受験に挑む家庭をより強力にサポートし、特に時間的制約のある共働き世帯に対しても、高品質な受験準備の機会を提供していく。長年蓄積された入試分析ノウハウと「マジタク」の先進的なAI技術を融合させ、教室での指導と家庭学習を一体的にサポートする体制を整える。今後は、マジタクが分析した苦手傾向を伸芽会の教師も把握し、教室での指導と連携させることで、より効果的な受験対策を実現していく。

コニカミノルタジャパン都立学校256校の児童生徒及び教職員約16万人が活用する生成AIサービスの基盤を提供開始

 コニカミノルタジャパン株式会社(東京・港区、一條 啓介 代表取締役社長)は、東京都が提唱する「2050東京戦略」の一環として、全都立学校の児童生徒及び教職員が利用する生成AIサービス「都立AI」を2025年5月12日(月)より提供開始する。学校教育における児童生徒の安心・安全な生成AI利活用を支援し、AI時代において必要とされる資質・能力の育成に貢献していく。
 東京都教育委員会は2023年度に9校、2024年度に20校の「生成AI研究校」を指定し、教育現場における生成AIの効果的な利活用について研究を進めてきた。今回その利用対象を全都立学校256校へ拡大することを受け、コニカミノルタジャパンは、受注から約1ヵ月で初等中等教育において国内最大となる約16万人が、安全かつ円滑に利用できる都立学校専用の教育用生成AI基盤を構築した。学校教育向けソリューション「tomoLinks®」などでこれまで培ってきたAI基盤構築技術と教育事業における知見を活かし、教育現場における多様な使い方に柔軟に対応したサービスを提供する。

アイデム リキベトナム教育・貿易株式会社と業務提携 外国人材への就職支援を強化

 総合人材情報サービスの株式会社アイデム(東京・新宿区、椛山 亮 代表取締役社長)が展開するアイデムグローバルは、ベトナムにおける最大手の日本語学校(Riki Nihongo)を運営するリキベトナム教育・貿易株式会社(Riki Vietnam Education and Trading Co, Ltd)と、日本で現在仕事をしている外国人材への日本語教育および日本企業へ就職を希望する人材への就職支援を目的とした業務提携契約を締結した。

 近年、日本に在留し働く外国人の数は増加を続けており、日本社会における多文化共生の重要性が一層高まっている。2024年10月末時点の日本における外国人労働者数は過去最高を記録しており、ベトナム人が57万708人で最多となっている。日本政府は、外国人が安心して暮らし、キャリアアップしながら活躍できる環境を整備し、日本が魅力ある働き先として選ばれる国になることを目指している。その中で、「日本語教育」の重要性はますます高まっており、外国人材が日本企業に就職し、定着・活躍するためには、段階を踏んだ日本語教育が不可欠だ。
 このような背景を受け、アイデムはベトナムにおける日本語教育のリーディングカンパニーであるリキベトナム教育・貿易株式会社と提携し、独自の日本語教育・就職支援プログラムの提供をしていくこととなった。
 リキベトナム教育・貿易株式会社が持つ日本語教育のノウハウと、アイデムが外国人就職支援で培った経験を活かし、日本での活躍を目指す外国人材を総合的にサポートしていく。
実施する就職支援
① エンジニア人材
・アイデムの提携先である理工系大学において日本企業への就職を希望するエンジニア人材を対象に、無償でN4~N3レベルの日本語教育と就業先の紹介まで実施
・内定後の学生を対象に日本の文化の勉強、生活における日常会話の練習
・ビジネス現場の日常会話および単語の練習
② 特定技能人材
・ 「特定技能2号」への移行を希望する特定技能1号外国人材を対象に、リキ日本語学校アプリとZoomを活用した特定技能2号試験対策(飲食料品製造業・外食業)を実施するとともに、管理職として活躍する為の日本語教育(N3)を行う
・「特定技能1号」での就業を希望する人材を対象に、特定技能1号試験対策(飲食料品製造業・外食業・宿泊業)を実施するとともに、JLPT N4合格の為の日本語教育を実施
・ アイデムが支援する特定技能1号外国人材を対象に、支援の一環として、日本語力の向上を目指し週1回の日本語授業を実施

AI教育のWEAVE、実践型生成AI学習サービス「ミーネクスト」提供開始

 株式会社WEAVE(広島・東広島市、久保 直樹 代表取締役)は、1分で活用イメージが湧く“プロンプト付きAI活用レシピ動画”を100本以上揃えた、生成AI学習サービス【ミーネクスト】を、2025年5月8日より正式リリースする。

 このサービスは、製造・建設・教育・福祉・食品などのニッチな業務シーンを想定し、「見て、すぐ真似できる」再現性にこだわった構成。ミーネクストコミュニティでの質問投稿や講師相談と組み合わせ、生成AIを“業務で使える力”に変える支援を提供する。

【ミーネクスト】は、製造・建設・教育・福祉・食品など、リアルな仕事現場に特化した生成AI活用の実践型学習コミュニティ。100本以上の「使えるAIレシピ動画」は、それぞれの現場にある“本当にニッチな業務シーン”を起点に展開している。すべて“そのまま真似できるプロンプト付き”で、見たその場で試せる構成だ。さらにコミュニティ内で質問ができ、講師との1on1相談で“学びを行動に変える”支援まで提供している。