Category: 塾ニュース

日本アクティブラーニング協会「教育ポートフォリオ」研究会を増設開催

日本アクティブラーニング協会は、大学入試等での多面的な人物評価に活用される「ポートフォリオ」について、実証事例をもとに研究する取り組みとして、「教育ポートフォリオ」研究会を今年8月より実施しているが、全国の学校からの多数の要望を受け、2018年1月より増設実施することを決定した。来年1月の開催予定は1月13日(京都)、1月20日(東京)となっており、今後、要望に応じて全国の主要都市でも行っていく予定だ。

ポートフォリオは、テストの点数だけではわからない人の成長プロセスや非認知能力を可視化でき、振り返りによる学びの効果向上や入試における多面的・総合的評価を実現するツールとして期待されている。国内大学のAO入試や海外大学の入試ではすでに取り入れられており、2020年入試改革においては、すべての入試方式で、数年間にわたる学校内外の活動記録をまとめた活動実績報告書(ポートフォリオ)が求められるようになる。

現在、日本国内にも、ポートフォリオを活用した教育を実践している現場はあるものの、アナログでの運用になっているケースが多く、また、集合知としてモデル化されているわけではない。日本アクティブラーニング協会は、「教育ポートフォリオ」の実践という共通の目的意識を持った教育関係者と協働することで、点在しているナレッジを集め、ポートフォリオ活用型の教育モデルの形成に向けてアクションをとるため、「教育ポートフォリオ」研究会を今年8月より開催してきた。この取り組みには、中学校・高校を中心として、これまでに全国100校以上の学校関係者が参加している。

このプログラムは、独立行政法人教職員支援機構「平成29年度教員の資質向上のための研修プログラム開発支援事業」に採択されており、文科省/JASSO「トビタテ!留学JAPAN」で活用されているSNS型eポートフォリオ「Feelnote」(特許第6028123号)を使って行われる。

■名称:「教育ポートフォリオ」研究会
■対象:小中高大教職員、教育委員会、その他教育関係者
■日程:京都会場 2018年1月13日(土)13:30~17:30
東京会場 2018年1月20日(土)14:00~17:30
■定員:各日程30名(先着順) ※各団体2名様まで。
■会場:【京都】京都コンピュータ学院 京都駅前校
京都市南区西九条寺ノ前町10-5
【東京】株式会社サマデイ内 研修スペース「The Gallery」
東京都千代田区六番町12-6
■参加費:無料
■主催:日本アクティブラーニング協会
株式会社サマデイ
■申込方法:下記特設サイトのフォームより
http://www.activelearning.or.jp/studygroup/

 

《Feelnoteについて》
SNS型eポートフォリオ「Feelnote」は、SNSのような感覚で記録をしていくだけで、気軽に一生モノのポートフォリオが作成できる学習者主体のシステム。現在、文部科学省/JASSO「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」や中高一貫校などに在籍する国内の中高生、大学生に活用されている。米国の有名大学が採用し、日本の大学に展開を予定している入試システム「Universal College Application」と連携する公認システムでもある。

ウェブサイト:http://www.feel-note.com
活用事例:https://edutmrrw.jp/2017/innovation/1205_hiroogakuen

■運営事務局
一般社団法人日本アクティブラーニング協会
http://activelearning.or.jp/

やる気スイッチグループ「慣用句かるた大会」開催

株式会社 やる気スイッチグループホールディングス(東京・中央区)が運営する幼児教育の「チャイルド・アイズ」では、小学生を対象に思考力を競う「慣用句かるた大会」を2018年1月14日(日)に初めて開催する。関東の教室から勝ち上がった40名の子どもたちによる決勝大会(個人戦・チーム戦)で頂点を競う。

「慣用句かるた」は、読み上げられた内容と一致する、慣用句カードと絵カードをとる早さを競うゲーム。中学受験に出題される慣用句の頻出順に32種類の意味カード・絵カード・慣用句カードから構成されている。

■開催日:2018年1月14日(日)
■時 間:10時30分~14時30分
■会 場:やる気スイッチグループ本社 特別会場
■プログラム:
10:30~12:00(午前の部)
  ・開会の宣言/ルール・得点説明/個人戦組み合わせ発表/個人戦/個人戦点数計算

12:00~12:40(お昼休憩)

 13:00~14:00(午後の部)
  ・団体戦組み合わせ発表~トーナメントの場所決めくじびき/団体戦

 14:00~14:30
  ・講評/表彰式/記念写真撮影

公私の別なく教育について語りあう 駒込と白鷗がイベントを開催

駒込中学校高等学校は昨年12月3日、都立白鷗高等学校・同附属中学校の善本久子統括校長を招き「未来型 中高一貫教育シンポジウム」を開催した。テーマは『激動の時代を生きる日本の子どもたちへ ~公私の別なくこれからの教育を語りあう~ 』だ。

まずは基調講演として善本氏が登壇。初の都立高校であり、また都内初の中高一貫校でもある白鷗は2018年に設立130周年を迎えるが、同校ではダイバーシティを尊重しながら国際的な「競争」と「協働」の両方ができるリーダーを育てているとのこと。人種、宗教、国、文化など違いを尊重できるようになるまでは大変であるが、多様性をじっくり育成しているとした。また教育委員からは「競争」という言葉が心配だと言われたというが、手を携えるだけでなく競い合いは大切であり、競い合うことによって成長できると訴えた。

続いては駒込中学校高等学校の河合孝允校長が基調講演をおこなった。今の日本の学校はテーラーシステム型指導方式で、大手企業もこれを採用しているが、それによって横並びの閉鎖的体制や重厚長大型産業時代の成功体験から抜け出せず、教育も産業も世界から孤立したことを指摘。また自己肯定感の低い日本の子どもたちに必要なことは「いのちへの気づき」だと訴えた。今後は主体的な学びとリーダーシップが必要となるため、駒込ではSTEM教育ならびにIoT時代対応のプログラミング授業や理数探究型授業を実施、また「一隅を照らす」という教育理念を心の教育の柱にしていると紹介した。

今度は教育評論家・コンサルタントの若泉敏氏をモデレーターに迎え、鼎談がおこなわれた。大学入試改革について問われた善本統括校長は、「大学入試が変わらないと高校教育が変わらない。そしてゴールができれば高校側にもミッションが生まれるため、40年ぶりの改革は歓迎する。また本改革は一体感のあるものになりつつあるのでよいと思う」と述べた。

若泉氏が「私立学校の教員育成は独自におこなってほしいと言われているがどう思うか?」と問うと、河合校長は「読み書きそろばんといった基礎学力をすべて否定するのではなく、社会的な教育レベルを落とすべきではないことを再確認した上で、中高の教育と大学入試改革をする必要がある」と答えた。

議論が白熱するなか、会場からも質問が寄せられた。「それぞれの学校で最近はどのような取り組みをしているか?」との問いに対し、河合校長は「世界水準のディープラーニングをおこなっている」と答え、善本統括校長は「大学は通過点に過ぎないため生きる力を育もうと、高2、3生にプレゼンの授業を実施している」と述べた。

若泉氏は「子供を認め、子供が本気になったら支えていくことが必要だと思う」と締めくくり、シンポジウムは盛況のうちに幕を閉じた。

アップル、「iMac Pro」発売 最速構成の価格は146万円

米アップルは12月14日、これまでで最速かつ最も強力とうたうデスクトップパソコンの新型「iMac Pro」を世界各国で発売した。4999ドル(約56万円)からという価格も過去最高で、最速となる構成を選択した場合のコストは1万3000ドル(約146万円)を超える。マットグレイの27インチ5Kディスプレーを備えたiMac Proは8コア、10コア、18コアのXeonプロセッサを搭載。リアルタイムの3Dレンダリングやビデオ編集、仮想現実(VR)を利用したコンテンツの制作にも対応できる。

「私塾会館設立」のため私塾会館推進拡大会議を開催

「私塾の歴史資料館」は、11月5日、調布市市民プラザ「あくろす」にて「私塾会館設立」のため私塾会館推進拡大会議を開催した。坂田義勝埼玉県私塾協同組合理事長の挨拶から始まり、「『私塾の歴史資料館』が開設され、今度は『私塾会館』を設立を目指し、今回は立ち上げ式ということで、少しでも具体的な内容を議論したい」と語った。

その後、各支援者から近況の報告や私塾会館設立への意気込みなどの挨拶があり、第二部へと移った。第二部は、須原秀和・須原英数教室塾長による記念講演が行われた。テーマは「ジェークリル」教育の提唱と実践─2020年以降のグローバル教育の時代に向けて─。京都大学時計台記念館国際交流ホールにおいて研究発表を行った内容だ。

記念講演が終わり「私塾の歴史資料館」の佐藤勇治館長は「私塾会館」については賛同者が100名になったら運営委員会を作りたい。その委員会で、私塾会館についての役員を20名ほど決めて欲しいと願っています。今年中には100名の賛同者を得て36,000の私塾人が集える私塾会館を作りたい。今回は、若い人たちに引き継いで欲しい。大手の塾の方々に参加していただき、運営委員会が発足できればいいなと思っております。と思いを話した。

最後に、司会者の松田邦道・学校教育支援調査会会長が賛同者を拡大していくための名称を会場に訊ねたところ全会一致で「推進委員会」に決まった。会場からは、私塾会館についての質問が寄せられ、利用方法や、運営方法について踏み込んだ討議が行われた。

プログラミングを通じて『21世紀型教育』聖学院中学校で学研のプログラミング授業を実施

株式会社学研ホールディングス(本社:東京品川 代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社学研プラスが運営する「Gakken Tech Program」は、学校法人聖学院 聖学院中学校(東京北区 校長:角田秀明)で取り組んでいる「思考力ラボ」の中で、プログラミング授業を2017年10月~11月に実施した。

学校法人聖学院では、さまざまな価値観を持つ人々とともに歩む中で、社会が求める自己表現・創造力・分析力・問題解決力・コミュニケーション力などを育む「21世紀型教育」を実践し、生徒の全人格的な成長と完成を目標としている。
Gakken Tech Programでは、21世紀のさらなる変化を遂げる時代に、プログラミング学習を通じて未来を生き抜く力を養うことを目指す。70年の教育の歴史を持つ学研が独自に作成した教材を使い、物事を論理的に考える力やプレゼンテーション力、自分のアイデアを形にするまでの苦労と喜びを、たくさんの子どもたちと一緒に学んでいる。
聖学院が目指している「21世紀型教育」に、Gakken Tech Programの理念や取り組みが一致したことから、今回の授業が実現した。

●Gakken Tech Programの詳細はコチラ
http://gakken-tech.jp/camp/?utm_source=prtimes20171207-01

◆プログラミング授業の概要
聖学院中学校1年生の希望者90名が3クラスに分かれ、「マインクラフト」を使って合計3回のプログラミング学習に取り組む。クラスごとに生徒3~5名が1グループとなり、生徒たちは学研が作成したテキストや講師の説明を受けながら学習を進める。
授業の中には、グループ全員で協力するようなカリキュラムが設けられており、わからないところが出たときには、同じグループ内のメンバーで協力して解決していく仕組みとなっている。

◆プログラミング演習のようす
授業は、テキストや投影資料を見ながら、プログラミングがはじめての生徒にも対応できる形で実施した。つまずいた生徒に対しては、講師はもちろん、同じグループの生徒たちが教え合うことで理解を深める。この形式は、1人で淡々と進める印象のあるプログラミングの中において、コミュニケーション力を育めるような仕組みとなっている。

◆最終日の授業ではドット絵作りとプレゼンテーション
生徒たちはそれまでに学んだプログラミングを用いて、グループで協力してドット絵作りにチャレンジした。ドット絵を作るにあたり、まずは日本語でプログラムの動きを考え、それをもとにパソコンを使用し、コード入力をする。
授業の最後は、プレゼンテーションを行いました。グループごとに成功したところや失敗した原因を考え、発表し、講師からフィードバックをすることで、プログラミングに対する知識の定着や分析力、問題解決力、プレゼンテーション力も身に付けることができた。

◆生徒たちからは「楽しく学べた」との声が多数

授業後の生徒たちに、アンケートを取って今回の授業の感想を聞きました。その結果、80%以上の生徒が「楽しく学べた」という回答していました。さらに、多くの生徒が、「プログラミングに興味を持った」と回答していました。

【生徒たちの感想】
●ゲームと数学が合体したようでおもしろく感じた
●自分たちでプログラムしたのを発表することができたからとても楽しかった
●コードを書くのが楽しかった。でも、エラーが起きて未完成のときはくやしかった
●だんだんタイピングが早くなっていって、うれしかった
●グループでプログラミングできてとても楽しかった
●自分で計画を立てて、コマンドのスペルミスがないように長いコードを打つのは大変でしたが、打ち終わったときに達成感を感じました
●打ちこむのは大変だけど、完成したら、すごいうれしかった
●楽しかったけど、できない友だちに教えるのが大変だった
●みんなで意見を出し合い、作品の完成に成功した

【教員の感想】
思考力ラボの全体企画を担当する21世紀教育企画部長の児浦良裕教諭からは、以下のような感想をいただきました。
●中1からプログラミングを経験させたかったが、適切なレベルがなく困っていた。しかし、このプログラムは難しすぎず簡単すぎず、適切なレベルだったため、全員が最後までやり抜くことができた。
●プログラミングに登場する変数感覚が数学と同じであることを実感させることができた。
●通常、ブロック型のプログラミングが多い中、コード型のプログラミングにチャレンジすることができたため、「エラーが起きたものを修正する」というトライアンドエラーを経験させることができた。
●プレゼン作品には、こちらが想定していた以上にクリエイティブなものが複数あり、生徒たちの可能性を引き出すことができた。

◆3日間のカリキュラムまとめ
ゲーム「マインクラフト」に「タートル」という追加機能を入れ、マインクラフトでプログラミングのコードを入力できるようにして、モノづくりをしながらプログラミングの基礎、タイピング、パソコンの使い方を学ぶ。

【1日目】
●プログラミングの目標
・「タートル」をプログラミングで動かして、マインクラフトに用意された迷路を解く。
●学習内容
・コンピュータへの命令のしくみ
・ファイルの保存方法
・フォルダ構造
・コードの書き方
・コードの実行方法
・順次処理
●指導方法
・テキストを生徒全員に配布し、生徒はそれを読みながらパソコンでプログラミングを行い、わからないところは講師に聞く。

【2日目】
●プログラミングの目標
・マインクラフトのキャラクター「クリーパー」の顔を作る。
●学習内容
・1日目の振り返り
・FOR文
・SELECT文
●指導方法
・スクリーンに投影した内容を、司会の指導のもと、生徒全員で同じようなタイミングで進めていく。

【3日目】
●プログラミングの目標
・マインクラフトのさまざまなキャラクターの顔を作る。
●学習内容
・2日目の振り返り
・2日間の学習の定着
・プレゼンテーション
●指導方法
・マインクラフトのキャラクターの顔をプログラミングで作り、感想をプレゼンテーションするという課題を、配布したプリントの内容をもとにグループワークで進める。

塾の行き帰りをスマホで見守り エフ・イー・エスが「ココいるME!」をリリース

システム開発会社の株式会社エフ・イー・エス(東京・新宿区)は、災害時安否システム「ココいるネット」の新シリーズ「ココいるME!」の提供を開始した。学習塾・学校向けサービスであるココいるME!は、過去20年間にわたって学習塾の運営を行っていた同社ならではの視点が随所に盛り込まれている。

「防犯・リスク回避機能」としては、本人の選択によってGPSによる移動経路を見守る「フォローミー機能」、着信偽装で不審者へけん制する「フェイクコール機能」、登録連絡先へ位置情報つき通知メッセージを即時に発信する「SOS発信緊急機能」、鳴動と同時にSOS発信とGPS追跡で連れ去りなどを抑止し対応する「GPS追跡防犯ブザー機能」がある。これらの機能は不安や危険度によって段階的、選択的に使い分けられるようになっているだけでなく、保護者や塾管理者は、アプリのほか携帯やPCでも通知や連絡を受け取ることが可能だ。

また「防災・家族安否機能」としては、「リアルタイム家族安否情報共有機能」「家族安否確認結果からの、塾側での生徒の安否情報自動集約機能」を搭載している。

ココいるME!は既存サービスとの差別化を図っている点も注目だ。例えば、専用端末による常時監視は主に幼児向きの機能で、小学生以上になると常に位置を監視されることを敬遠する傾向にあるという。そのためあまり普及していないが、ココいるME!は、家を出てから帰るまでを自動追尾できるだけでなく、子供自身の操作によって追尾機能を起動することもでき、抵抗感を減らす工夫をしている。

従来の入退室通知メールサービスは、「帰宅してからメールが届く」などタイムラグがあり、特にリスクが高まると言われる通塾・帰宅途中の見守りはカバーできていなかった。しかし、ココいるME!では各みまもり機能の利用をプッシュ通知で知らせることによって、入退室通知メールサービスの様なタイムラグを解消している。

通塾時の安全に対する保護者の関心の高さは、入退室通知メールサービスの90%近い普及率が証明している。しかし現状では、リスクの多くなりがちな通塾・帰宅途中での塾側の対策は防犯ブザーの配布や警備員配置が中心だ。単なる防犯ブザーの警告音では周囲への注意喚起効果が薄いため携行を忘れがちなのに対し、スマートフォンは常に携帯していることが多く、同社によると子供や家族の外出時のあらゆる場面において、防犯やリスク低減に役立つとしている。インターネットベースなので、災害などで通信会社が使えない時でも有効で、すでに数校の大学では海外留学向けに採用が始まっている。

ココイルME!の機能について詳しくは、エフ・イー・エスの特設ページへ。

子供のスマホ老眼が増加

ジョンソン・エンド・ジョンソンが7~8月に小中高の養護教諭225人に聞いた調査で、スマホ老眼の児童・生徒が増えているという回答が49%に上った。「コンタクトレンズを使い始める時期が早まっている」という回答も78%で、子供の視力が悪化している実態が裏付けられた。瞳を大きく見せたり色を変えたりするカラーコンタクト(カラコン)をつける生徒は、高校教諭の57%が「増えている」と回答。「眼科受診せずカラコンを買う生徒が多い」と答えた高校教諭は69%だった。

フリーステップ教育技術研究所が12月20日(水)兵庫県立鳴尾高校で講演

現高校2年生を対象に兵庫県立鳴尾高校にて、12月20日(水)高校内ガイダンスが開催される。開催の目的を「在校生が高校卒業後、考えられる進路先、大学・短大・専門学校等について、それぞれの違いや現状、高校在学中にすべきことを知ること」とし、進学先別に6つのプログラムで構成されている。
そのうちの「私立大学(理系)受験対策指導」をフリーステップ教育技術研究所が担当。入試情報と学習方法に重点を置いて講演を行う。

米誌タイムを買収 米メレディス、3千億円で

 米出版・放送会社のメレディスは11月26日、経営不振の米雑誌大手タイムを28億ドル(約3100億円)で買収すると発表した。有力誌「タイム」を傘下に入れて企業のブランド価値を高め、広告収入などの拡大を目指す。来年3月までに買収手続きを完了させる。メレディスのレイシー最高経営責任者(CEO)は、デジタルやテレビ、紙媒体、モバイルといったメディアの多角化を進めていると説明。「タイムの買収は、メレディスが成長する機会となる」と意義を強調した。