Category: 塾ニュース

「母親に優しい国」日本32位

国際NGOのセーブ・ザ・チルドレンは5月4日、「母親に優しい国」ランキングを発表した。トップのノルウェーをはじめ上位5位を北欧諸国が独占し、日本は32位。最下位はソマリアだった。ランキングは、世界179カ国を対象に、母子保健や教育、所得水準、女性の社会的な地位などの項目を調査して比較した。米国は先進諸国の中で妊産婦の死亡率が最も高く、日本より1ランク低い33位だった。下位には、紛争に見舞われている国々が並んだ。

新教育長 28%が任命 都道府県・政令市

文部科学省の調査で5月1日、「新教育長」を任命した都道府県と政令指定都市は28%だったことが分かった。政令市を除く全国の市区町村では16%だった。経過措置として旧教育長の任期切れまでは在職が認められており、文科省は「新制度への移行は円滑に進んでいるといえる」としている。4月1日時点の各自治体の状況を調べたところ、都道府県と政令市の67自治体のうち、新教育長を任命したのは19自治体(28.4%)で、47自治体(70.1%)は旧教育長が在職している。

受験料のクレジットカード払い全体の6割に ネット出願サービス利用の首都圏の私立中高で

大学などのネット出願や入学検定料(受験料)収納代行サービスを提供する株式会社オプト・ジャパン(東京・新宿区、柳田謙治代表)が、私立中学高等学校における2015年度入試のネット出願サービスの利用調査結果を発表した。

同社が提供する「ASP型インターネット出願(ネット出願)サービス」は、これまで、主に大学向けに提供してきたネット出願サービスをもとに、「学校・入試 説明会ウェブ予約システム(2015年4月より提供開始予定)」、「ネット出願」、「受験料のコンビニ・クレジットカード支払いシステム」をワンパッケー ジにして提供する私立中高専用のサービス。今回の調査は、2015年度入試に同サービスを導入した東京・神奈川・千葉の私立学校10校を対象としている。

受験料の支払い方法同社によると、受験料の支払い方法は、全体の59%が「クレジットカード」、37%が「コンビニ」だったと報告している。中学・高校別にみると、「中学」の クレジットカード利用率は69%、「高校」では45%となっており、20%以上の差が出ている。また、「中学」のコンビニ利用率は、30%、「高校」では 48%と差が出ており、「高校」のコンビニ利用率がクレジットカードを上回る結果となっていることから、「高校」では受験生自身がコンビニで支払い手続き をしているのでは、と分析している。

出願時館学・高校別の出願時間の結果にも大きなズレが出ている。中学では、「9ー11時」、高校は「21ー23時」に最も手続きされており、これは、学校がある時 間帯「9ー11時」では、保護者が手続きしていると考えられる。一方高校では、「15ー17時」以降から徐々に割合が増加しており、保護者だけでなく、学 校や塾が終わったあとに受験生本人が手続きしているのでは、と同社は見ている。

ネット出願を行ったツールは、全体の67%が「パソコン」、28%が「スマートフォン」、5%が「タブレット」と続く。その中でも、2月上旬の「スマートフォン」利用率が増加していることに注目したい。

日付別、スマホからの出願東京・神奈川の中学入試は、2月1日~3日までに集中している。また、中学入試では、合否結果が即日発表されることも多い。そのため、すぐに入学手続きがで きるだけでなく、合否結果から次の受験校を決める際に、外出先でも手続きできるため、スマートフォンの利用が増加したと同社は考察している。

今回の調査結果から、今後さらに普及すると見込まれるいるネット出願では、利用目的の違いから、中学入試と高校入試で利用者や支払い方法に違いが表れることが浮き彫りとなった。

日本観光競争力、総合は9位

ダボス会議で有名なスイスの団体「世界経済フォーラム(WEF)」は5月6日、2015年の観光競争力ランキングを発表、日本は141カ国・地域中、総合9位だった。「客の待遇」の項目では首位となり、「鉄道インフラの質」でもトップだった。総合首位はスペインで、フランス、ドイツと続いた。日本は前回13年の調査の14位から五つ順位を上げた。日本は豊かな文化資源や安全性なども高く評価されたが、物価の高さを指摘された。

市進HD、学習塾以外の教育サービス拡大

市進ホールディングスは4月1日に千葉県流山市に主婦の就業支援機能を併せ持つ学童保育施設「7colors(ナナカラ)」を新設。学童保育施設が好調なことから2016年4月に首都圏で2~3カ所増やす。小学生約40人が利用しているが、開設前の説明会から多くの利用希望が寄せられていた。外国人留学生向けの日本語学校の定員も16年1月、300人から360人に引き上げる。ベトナム、ネパールなど留学生向け日本語学校の江戸カルチャーセンター(東京・港)も好調で、2校目を開設する検討も始めた。

コーヒーや緑茶、1日数杯で長寿効果

厚生労働省の研究班が、コーヒーや緑茶を日常的によく飲んでいる人は、そうでない人に比べて死亡するリスクが低いとする調査結果をまとめた。コーヒーに含まれるポリフェノール、緑茶に含まれるカテキンが血圧を下げ、両方に含まれるカフェインが血管や呼吸器の働きをよくしているかもしれないという。全国に住む40~69歳の男女約9万人に対し、コーヒーや緑茶を1日どれくらい飲むかを、ほかの生活習慣などと合わせて質問し、経過を約19年間追った。この間に約1万3千人が亡くなっていた。

東大・阪大・東北大、スタンフォード大と提携、医療機器開発で人材育成

東京大学、大阪大学、東北大学の3大学は米スタンフォード大学(カリフォルニア州)と提携し、今秋から医療機器の開発に秀でた人材を育てる取り組みを始める。米スタンフォード大から「バイオデザイン」と呼ばれる実践教育プログラムの講座を導入する。3大学は医学生や研究者に加え、製薬企業や医療機器メーカーなどの社員も受講生として募り、医療現場の声に基づいた独自性の高い機器の開発につなげる。欧米に比べて出遅れている医療機器の開発要員を育成し、関連産業の競争力を高める考えだ。

学習塾ロジムが音羽の坂こども園と提携 幼児向けロジカルシンキングのカリキュラムを提供へ

日本初の本格的なロジカルシンキングを学習塾に導入した学習塾ロジム(東京・江東区、苅野進塾長/以下、ロジム)は、音羽の坂こども園(東京・文京 区、辻村あい代表)と提携したことを4月13日に発表した。ロジムは、小学校低学年向け論理思考力養成カリキュラム「ロジトレ」など小学生を中心とした教 材を提供している。今回の提携では、新たに幼児を対象とした「ロジトレ」を開発し、音羽の坂こども園に提供する。

音羽の坂こども園

音羽の坂こども園

幼児向けのロジトレには、 「みて、きいて、さわって、くらべてみよう」というコンセプトのもと、五感を大いに活用し、さまざまなものを比較するという作業を通して、将来の学習、論 理的思考力、コミュニケーション能力のベースを養成するカリキュラムになっている。そして、園児たちが、学習しているという意識を持つことなく、自然と論 理的思考力、クリエイティブな発想力を身につけ、コミュニケーションすることを楽しみながら習慣化することを狙っている。

2015年前半に は、さまざまなものを比較しながら共通項と差分を捉える能力を育成する「おなじかたちどーれ?」、短期記憶・集中力・判断力の養成を目的とした「フラッ シュハウス」、視覚と言語の関連づけ、連想から新たなものを獲得していく「どうぶつカードであそぼう」など多様なプログラムを予定している。

音 羽の坂こども園は、辻村人財コンサル株式会社が運営する保育園で、今年の4月1日に開園した。年齢や一人ひとりの成長に応じながらプログラムを組み立て、 子どもたちが学びながら楽しく生活をする幼児の学校を目指し、確かな学びを通じて子どもたちの未来に必要な能力の育成を掲げている。学びを大事にする各界 のプロフェッショナルをアクティビティの講師・監修に採用しているなど先進的な取り組みをしており、子どもの成長に合わせて生きるための思考力・知識運用 力の養成を行うロジムと目指す方向性が合致したことにより今回の提携は実現した。このプログラムは、週1回30分のアクティビティクラスにて実施。また、 毎日の「朝の会」にて、3~5分程度のゲームとしても導入されている。

2014年設立の総合大学「ミネルバスクールズ at KGI」

サンフランシスコで2014年に設立された総合大学が「ミネルバスクールズ at KGI」、初年度の入学生がたった28人の新設大学。創設者のベン・ネルソンはシリコンバレーで企業経営に携わり、産業界が求める人材と有名大学卒業生の間の適性ギャップや高額な学費に疑問を感じてミネルバの立ち上げを決意した。ハーバードやスタンフォードなどの名門大学から次々と優秀な教授がカリキュラム策定や学生指導に参加、背後に控えるベンチャーキャピタル(VC)の存在が知名度を押し上げる。

古くはイーベイ、最近ではツイッターなど名だたるIT(情報技術)企業の創業期を支えたVC、ベンチマーク・キャピタルがミネルバに12年に2500万ドル(約30億円)を出資。このため、同校は学校でありながら将来性有望なベンチャー企業のように語られる。

東京都市大、「二子玉川ライズ」に新キャンパス

東京都市大学(東京・世田谷)は6月1日、東京急行電鉄の二子玉川駅に隣接する「二子玉川ライズ」内に新たなキャンパスを開く。新キャンパスは「二子玉川夢キャンパス」で、ライズのオフィス棟8階に設ける。広さは約570平方メートルで、開館時間は午前10時~午後7時(土日・祝日は午後4時)。学生がグループ学習や研究成果の発表などに使うほか、サークル活動用のスペースも用意する。地元住民を対象にした科学体験教室などのイベントも実施。情報発信拠点にも位置付け、同大の知名度向上につなげる。