Archive for: 4月 2018

TerraTalkに、AIがスピーキング力を評価し、偏差値として算出する新機能を実装

4月20日、ジョイズ株式会社(東京都品川区 柿原 祥之代表取締役 以下ジョイズ)は、英会話学習アプリケーション「TerraTalk(テラトーク)」に、AIがスピーキング力を評価し、偏差値として算出する新機能を実装することを発表した。
 TerraTalkは、AIとの英会話を通じて、様々な場面での実践的な英語をバランス良く習得できる英会話アプリ。会話の中からAIが語彙、発音、流暢さなどを自動的に診断し、苦手を特定・解決してくれる。さらに、異なる英語力に対応した100以上の学習コースを用意し、試験や職種など、一人ひとりのニーズに応じて実践的な英会話を場所や回数を問わずに学べる。

管理者画面に各生徒のスピーキング能力を偏差値で表示

 今回の新機能は、スピーキング評価の教師の負担軽減、担当者によって違う評価軸を一定にすることができるもの。AIとの間で行われた実際の英会話をもとに、文法情報や語彙、発音、流暢さなどを総合的に評価し、グループ内偏差値を算出することで、生徒のスピーキング力を定量的に可視化する。これにより、指導の優先順位付けや教材の難易度の調整などが可能となり、クラス分けや授業計画立案への利用を想定している。
 また、ジョイズは、新機能搭載に加えて、2017年7月に本アプリを試験導入し、英検®合格者数1.9倍の増加を実現した日本体育大学柏高等学校(千葉県柏市 氷海 正行校長)が、TerraTalkを本格導入することも発表した。
 同校英語科主任の小西智子氏は、
「発音、アクセント、イントネーションにおいて一定の基準で正誤の判断ができることは、スピーキングの技能向上、 ひいては英語の4技能化を進めていく上で非常に有効であると思います。また、本人の苦手な発音などが可視化されることで意識的に発音練習を行えることは、やみくもに練習するより何倍もの効果を生むと考えられます」と導入の狙いについて語る。
 同校では、英検®3級合格レベルを目指す学校基礎文法コースから、留学生コースなどを高校1~3年生約1100名が利用する予定だ。

成基コミュニティグループが初の保育事業 草津市に2園を開園

TAMランド南草津園の教室

「成基学園」、「ゴールフリー」などを運営する成基コミュニティグループが、TAMランド草津園(草津市小規模認可保育)、TAMランド南草津園(企業主導型保育)の2園(対象年齢:6ヶ月児から2歳児)を、この3月と4月に開園した。同グループ初の保育事業となる。
企業主導型保育とは、内閣府の施策として2016年4月にスタートした保育事業。企業主導型の事業所内保育事業を主軸として、多様な就労形態に対応する保育サービスの拡大を行い、仕事と子育てとの両立に資することを目的としている。

子供たちは遊びの中で学んでいる

成基コミュニティグループは、幼児教室「TAM」で29年間にわたり2歳から5歳までの幼児を対象に、能力開発を主眼に置いた知育活動を行なってきた。そのノウハウを生かした教育を両園に導入する。
例えば、徳育、教育コーチングはもちろんこと、英語教育(GKCメソッド)として週1回の「English Time」も実施。教材は、幼児教育のプロが厳選したカラフルで乳幼児が楽しんで学べる教具を取り揃え、映像教材の使用も積極的に行っている。

TAMランド南草津園の外観。道路に面しており、外からも園児たちの楽しそうな様子が伺える

また、0歳から5歳までの子供を持つ保護者を対象に、育児のための「子育ちセミナー」も定期的に開催していく。言葉がけや食育など子育てに関するテーマを扱う予定だ。
2019年4月からは、近隣の野路町にある野路保育園の運営も受託することが決まっている。
TAMランドで得た知見をもとに、成基コミュニティグループは更なる保育園事業の拡大を目指していく。

茨城高等学校・中学校、オンライン英会話『DMM英会話』を英語科授業で導入開始

株式会社DMM.com(東京・港区 片桐孝憲 代表取締役社長)で展開中の、オンライン英会話サービス『DMM英会話』が、茨城高等学校・中学校が高校1年生および中学3年生の全生徒を対象に『DMM英会話』を導入したことを発表した。

茨城高等学校・中学校では、2020年度の大学入試改革に向け、グローバル教育を進める様々な改革を進めている。このような背景のもと、約6,500人の多国籍な講師が在籍し、生徒の英語学習のモチベーションにつながること、レッスン開始の15分前まで予約ができる柔軟性の2点をポイントに、DMM英会話の導入に至った。
 今回の導入においては、英語の通常授業の中にDMM英会話を週1回導入することで全員が取り組む環境を作るとともに、自宅受講も組み合わせることで多くの受講回数を可能にしたことに、大きな特徴がある。

COMPASS 総額6億円の資金調達を実施し大幅な事業拡大へ

人工知能型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」を開発する株式会社COMPASS(東京・品川区 神野 元基CEO)は、2018年3月30日に、個人投資家2名、事業会社1社および機関投資家2社を引受先に、総額6億円の資金調達(第三者割当による新株式の発行・割当)を実施した。今回を含め、資金調達の累計額は8.6億円となる。
これにより、Qubenaのコンテンツの拡充、新たな教科・教材の開発を加速し、新規事業への積極的参入などを視野に入れ、事業拡大、人材採用を行う。
また今回、楽天の共同創業者として活躍し、現在は軽井沢風越学園設立準備財団理事長を務める、本城慎之介氏を社外取締役として迎え入れる。

キッザニア東京 第5回「ジュニア チャレンジ ジャパン」

NSGグループの株式会社チアリーが運営する年長・小学生・中学生向けプログラミングスクール「スタープログラミングスクール」は、3月10日(土)にKCJ GROUP 株式会社が企画・運営を行う こどもの職業・社会体験施設「キッザニア東京」で開催された第5回「ジュニア チャレンジ ジャパン」において、ゲームプログラミングの体験イベントを実施した。
キッザニア東京が開催する「ジュニア チャレンジ ジャパン」は次世代を担うこども達に“自ら考え、行動し、生きる力を育む”きっかけを作ることを目的とした中学生向け企画だ。

2020~2022年における小中高でのプログラミング教育必修化に先駆け開催されたプログラミング体験イベントには、プログラミングやゲーム作成に興味のある多くの中学生が参加し盛況となった。

全国の受験生約4万5千人が「関心を持った大学」ランキング2018

株式会社フロムページ(大阪市)は、大学進学の実態を可視化するために2013年よりテレメール全国一斉進学調査を実施している。

全国の受験生約4万5千人が「関心を持った大学」で、関東では早稲田大学、中部は名城大学が3年連続で1位。近畿では関西大学が2年連続で1位となった。

■全国の受験生約4万5千人が「関心を持った大学」ランキング2018(上位5大学)

6つのエリアで、1位・2位は、順位の入れ代わりがなかった。
北海道・東北エリア、関東エリアでは、それぞれ「東北学院大学」「東京理科大学」が5位にランクインした。
中部エリアでは、4位・5位の順位が入れ替わり、「信州大学」「立命館大学」の順となった。
近畿エリアでは、「近畿大学」が3位にランクアップし、3年前1位だった「立命館大学」は4位となった。
中国・四国エリアでも、「近畿大学」が5位に食い込んだ。
6エリア上位5校に占める国立大学は、前回16校だったのに対し、今回は14校と減少した。
参考:全国的に関心を持たれた大学は「早稲田大学」、西日本では「立命館大学」であった。

【会社概要】  株式会社フロムページ
◎独自に開発したソリューション「テレメール」や「夢ナビ」などを用いて、主に大学の学生募集広報の支援を行っています。高い意識・意欲をもった高校生を育てる「教育」が、日本経済復活のカギと考えています。(ホームページhttp://frompage.jp)
◎代表取締役社長:森兼 勝志 ◎設立:平成2(1990)年4月26日 ◎創業:昭和62(1987)年9月 ◎取引先:全国の大学、短期大学、専門学校、高等学校、予備校、大学入試センター、一般企業等

■調査概要
【調査目的】
受験生の進学実態を把握し、調査結果を提供することにより、大学の入試広報と、高校の進路指導がより良いものとなり、その結果、「受験生にとって有効な大学選択ができる環境」づくりに貢献すること。
【調査方法】
株式会社フロムページが展開する「テレメール」の利用者のうち、当該年度の受験生(2018年度のセンター試験受験者数は582,671人)となる約49万人に対し、株式会社フロムページが発行する媒体での告知やメール、ダイレクトメールなどの送付を行いました。調査期間を2017年10月5日(木)~2018年4月2日(月)に設定し、2018年4月からの進路が決まった方に、WEB上のアンケートフォームで回答を求めた。
【回答者数および、有効回答者数】
●第6回テレメール全国一斉進学調査(2018年度)実績 回答者数 47,013人 有効回答者数 45,333人
●第1回テレメール全国一斉進学調査(2013年度)実績 回答者数 26,993人 有効回答者数 23,079人
●第2回テレメール全国一斉進学調査(2014年度)実績 回答者数 40,311人 有効回答者数 39,707人
●第3回テレメール全国一斉進学調査(2015年度)実績 回答者数 31,601人 有効回答者数 31,139人
●第4回テレメール全国一斉進学調査(2016年度)実績 回答者数 42,902人 有効回答者数 41,462人
●第5回テレメール全国一斉進学調査(2017年度)実績 回答者数 41,076人 有効回答者数 39,766人

授業料後払いのエンジニア学校G’s ACADEMY(ジーズアカデミー)が福岡に開校

デジタルハリウッド株式会社が運営をする、エンジニア起業家養成スクール『G’s ACADEMY』は、2018年7月、福岡・天神地区のGMOペパボ株式会社福岡支社内のフリースペース「ペパボ天神ステージ」(ペパステ)に『G’s ACADEMY FUKUOKA』を開校する。

GMOペパボとG’s ACADEMYは今回の連携を通して、別業種で活躍する人材がエンジニアを目指せるような環境を提供することで、福岡のエンジニアコミュニティの層がより多様化・活性化し、もっとおもしろくなることを支援していく。

G’s ACADEMY TOKYO(ジーズアカデミートウキョウ)とは
デジタルハリウッド株式会社が2015年4月に設立。新たなWebサービス・ITサービスを日本から生み出すことを目指した『エンジニア起業家養成スクール』。「授業料後払い」というユニークなシステムで、定員の2倍近い応募者の中からIQ/IDEA入試で受講者を選抜。東京では開校以来10期連続の満席で開講している。

起業・転職を目指す方がプログラミングを0から学び、卒業前にはエンジニアのメンターのサポートがついて、オリジナルのWebサービスを開発。卒業後は500万円までの投資やオフィスシェアの支援が受けられるのも大きな特徴。

開校から3年で22社が起業し、合計10億円以上の資金調達に成功する実績を出し、スタートアップが次々と誕生する場所として、高い注目を受けている。

クラウド型学習システム「すらら」小学校国内初導入

株式会社すららネット(東京・千代田区 湯野川孝彦 代表取締役社長)と近畿大学附属小学校(奈良市 森田哲 校長)は、2018年4月から、4・5・6年生の希望者を対象とした放課後学習(近小ゼミ)で、児童の希望進路に応じた学力向上を実現するために、クラウド型学習システム「すらら」の利用について契約いたしました。小学校でのすららネットシステムの導入は、国内初めてとなる。

生徒の“主体的な学び”を育む「Classiポートフォリオ」を提供開始

株式会社ベネッセホールディングスとソフトバンク株式会社の合弁会社であるClassi(クラッシー)株式会社は、学習支援プラットフォーム「Classi」の新機能として「Classiポートフォリオ」を2018年4月10日から提供開始する。

2020年度に迫った大学入試・教育改革では、生徒の「主体的・対話的で深い学び」を実現するべく、従来の筆記試験に加えて、本人が記入する学習データ(eポートフォリオ)を積極的に加えて評価するなど、多面的・総合的な能力や適性を評価する試験へと大きく転換が図られる予定だ。
 これらの改革を契機に、生徒はより「主体的」に学ぶことと、先生は生徒の成長を点ではなく「線でとらえた指導」が求められるようになる。
 学校現場が環境変化への対応を迫られる中、Classiは先生・生徒を支援するため、「Classiポートフォリオ」を開発した。

「Classiポートフォリオ」は、今後の大学入試で必要となる学習記録データ(eポートフォリオ)の蓄積にとどまらず、生徒が日々の学校生活の中で得た学びや気付きを、スマートフォンやタブレットなどで記録しながら“主体的に学ぶ力”を育成する「学びのアルバム」だ。
 学校での多様な場面で活用され、データが蓄積される「Classi」の特長を最大限に生かし、「Classiポートフォリオ」には、学習計画・学習活動、主体的・対話的な深い学び(探究などの校内の研究活動やフィールドワークなど)への取り組み、部活動・ボランティア活動などの課外活動、取得資格・検定・表彰、日々の気付きのメモなど、学校生活でのさまざまな記録が蓄積される。これに加えて、校内テストや進研模試などの外部テストの結果や、先生や友人からのフィードバックなど、生徒に関するあらゆる記録を一元管理することができる。

 また、2019年度大学入試から高大接続ポータルサイト「JAPAN e-Portfolio」(※)との連携も計画している。

※高大接続ポータルサイト「JAPAN e-Portfolio」:文部科学省大学入学者選抜改革推進委託事業(主体性等分野)で構築・運営する、高校eポートフォリオ、大学出願ポータルサイト。高校生が学校内外の活動をeポートフォリオとして記録し、高校生が入力した記録を高等学校の先生が確認できるサイト。

Classiポートフォリオの活用イメージ

「Classiポートフォリオ」の開発にあたっては、eポートフォリオ領域の第一人者である、東京学芸大学総合教育科学系情報処理センターの森本康彦教授が監修。
 Classiは、2016年から、森本教授および株式会社ベネッセコーポレーションと共同で、全国の中学・高等学校にて生徒約1,500人、先生約350人を対象に、ポートフォリオに関する実証研究を行っており、その豊富な知見に基づいて開発している。

■「Classiポートフォリオ」の特長
1.生徒の主体的な学びを深める
 生徒は、日々の学びを振り返り、気付いたことやできるようになったこと、失敗して次はこうしようと心に決めたことを記録する。
「Classiポートフォリオ」では、こうした生徒の自問自答を深めるために最適な「テンプレート」を複数用意し、それらを活用することで生徒の主体的な学びを促進する。

2.点ではなく線でとらえた学習指導、進路指導を可能に
「Classiポートフォリオ」では、進路・キャリア、学校行事などをはじめ、さまざまなカテゴリーに分類して生徒の記録を蓄積することができる。先生は生徒の記録を確認し、フィードバックを行いながら、点ではなく線でとらえた指導を行うことで、将来の進路指導や大学入試などにも役立てることが可能となる。

3.アクティブ・ラーニング型教育プログラム「クエストエデュケーション」と連携
「Classiポートフォリオ」は、株式会社教育と探求社(※1)との提携により、同社が150校以上に提供する「クエストエデュケーション」と連携する。さまざまな分野(スポーツ、医療、ビジネス、グローバルなど)の第一人者の人生を教材とした「The Vision(ザ・ビジョン)」や、身近な地域の社会課題の解決に取り組む「ソーシャルチェンジ」といったプログラム「Classi」上で配信し、ポートフォリオを活用しながら、生徒の「主体的・対話的で深い学び」の実践やキャリア教育につなげていく。
※1 株式会社教育と探求社ウェブサイト(http://eduq.jp/

EN社が塾・私学関係者向け「英語教育セミナー&展示会」を東京・大阪で5月に無料で開催

株式会社エデュケーショナルネットワーク(EN社)は、2018年5月13日(日)東京、5月23日(水)大阪で「英語教育セミナー&展示会」を開催する。
 今回は「激変する英語教育に教育機関はいかに対応するか」をテーマとして、学習塾・私立学校関係者を対象として、英語教育改革や4技能指導、中学入試の動向などを解説するセミナーと、英語教材やサービスの展示会を開く。参加費は事前申込制で無料。

・募集チラシ(東京)(jpg)
 ・募集チラシ(大阪)(jpg)

以下、要項

参加費:無料(事前申込み制)
※セミナー参加は1団体2名まで。展示会参加のみの場合は制限なし。
※定員になり次第、締切りの場合あり。
対象:学習塾・私立学校関係者

英語教育セミナー&展示会
~激変する英語教育に教育機関はいかに対応するか~

【東京会場】
■日時:5月13日(日)11:00~16:00
■会場:TKP赤坂駅カンファレンスセンター ホール13A(東京都港区赤坂2-14-27 国際新赤坂ビル 東館 13F)
講演1 11:00~11:50 英語教育改革の現状と動向 講師:EN社 教材編集長 上野伸二
講演2 12:40~13:30 学習者にどのような英語の力を、どのように身につけさせるか 講師:学校法人 成城学園 参与・学園長付 関典明 先生
講演3 14:20~15:10 中学入試における英語試験導入の動向 講師:株式会社 首都圏中学模試センター 取締役 教務情報部長 北 一成 氏

【大阪会場】
日時:5月23日(水)10:00~14:00
会場:TKPガーデンシティ大阪梅田 バンケット4A(大阪府大阪市福島区福島5-4-21 TKPゲートタワービル4F)
講演1 10:00~10:50 英語教育改革の現状と動向 講師:弊社 教材編集長 上野伸二
講演2 12:10~13:00 中学入試における英語試験導入の動向 講師:弊社 ソリューション事業本部 第二営業部部長 藤川享

※講演タイトルはすべて仮題。内容・時間は変更になる可能性あり。

【本件に関する問合せ先】
株式会社エデュケーショナルネットワーク
コンテンツ事業本部 セミナー事務局
TEL 03-5275-3066 FAX 03-5275-3069
E-mail: en-seminar@e-network.jp
http://www.edu-network.jp/

【セミナーご案内・お申込みWEBサイト】
http://www.edu-network.jp/en/sr/