Archive for: 11月 2020

あしなが育英会の「小中学生遺児学習支援プロジェクト」にAI先生「atama+」を無償提供

 atama plus株式会社(東京・品川区、稲田 大輔 代表取締役)は、一般財団法人あしなが育英会(東京・千代田区、玉井 善臣 会長)の「小中学生遺児学習支援プロジェクト」に、AI先生「atama+(アタマプラス)」を無償で提供する。

 あしなが育英会は、国内外の遺児を支援する民間団体で、現在は年間7000人の遺児に奨学金を給付・貸与しています。奨学金のほか、東日本大震災遺児支援、小中学生遺児への心のケア、アフリカ遺児支援なども行っている。これまでも、家庭の経済状況によって生まれる学校外学習の差が、生徒の学力や情操、自己肯定感などの格差につながっていることが指摘されてきた。特に、コロナ禍において、全国一斉休校により公教育の継続が難しくなったことで、家庭環境によって生徒の学習機会に差が生まれていることが懸念されている。2020年6月に、あしなが育英会が遺児の保護者約200名を対象に実施した生活状況アンケートの中でも、子どもに対する学習面のサポートを求める回答が、最も多い結果となった。

対応策として、あしなが育英会は、2020年9月より、遺児または親が障がいを持つ小中学生向けにオンラインで個別学習指導を行う小中学生遺児学習支援プロジェクトを開始した。より多くの生徒により良い教育を届けることを目指すatama plusは、コロナ禍で広がる教育格差の問題に対しても対応したいと考え、あしなが育英会の小中学生遺児学習支援プロジェクトに、atama+を無償で提供することを決定した。

問題集のリブリーと育伸社が業務提携

 「Libry(リブリー)」を開発、提供する株式会社Libry(東京・千代田区、後藤 匠 代表取締役CEO)と、株式会社育伸社(東京・台東区、石見 広志 代表取締役)は、業務提携契約を締結した。 

 今回の提携に基づいて、株式会社育伸社の中学生向け教材『Sirius21標準編 数学』(Vol.1、2、3)をデジタル化し、2021年春に「リブリー」で提供開始する。また、全国の学校で採用されるよう、営業面で協力・連携をする。

◆ 株式会社Libryについて

  • 会社名:株式会社Libry 
  • 代表取締役CEO:後藤 匠
  • 設立:2012年5月
  • 所在地:東京都千代田区岩本町3-9-13 岩本町寿共同ビル 4F
  • 企業サイト: https://about.libry.jp/

◆ 株式会社育伸社について

  • 会社名:株式会社育伸社
  • 代表:石見 広志
  • 創立:1974年2月
  • 所在地:東京都台東区台東3-46-9
  • 企業サイト:https://www.ikushin.co.jp/

オンライン英語学習サービス「SpeaKing Biz」から中国語学習向けの新サービス「HuaChai Biz(フアチャイビズ)」が登場

 オンライン英語学習「スピーキングビズ」を運営するViVo合同会社は、その語学習得メソッドを応用し中国語学習サービス「HuaChai Biz(フアチャイビズ)」のサービス提供を開始した。

 フアチャイビズは、ビジネス英語のスピーキング力を向上させることに特化したオンライン中国語学習サービス。2017年よりサービス提供しているオンライン英語学習「スピーキングビズ」で培ったノウハウとメソッドを生かし、実際にビジネスシーンで中国語を利用する方のスピーキング力を鍛える実戦型のサービス。

教科別に新たな副教材を提供開始 エナジード

 株式会社エナジードは、『ENAGEED BASE』を11月16日(月)から正式に提供開始した。450以上の学校・塾が利用している次世代型キャリア教育『ENAGEED CORE』を副教材として提供してきたが、中高生向けの教育指導要領に準拠した、5教科を学ぶ目的を明確にして、学習のスピードを高める『ENAGEED BASE』を新たに提供開始した。

ENAGEED BASEとは
「5教科を通じてこれからの時代に必要な感覚(=スキル)を身につける」ことを実現するために制作した副教材。5教科が本来持つ「人の可能性を広げる要素」を生徒が把握し、その学習によって結果的に身に付く「力」や「感覚」を予め理解することで、「学び、自分の可能性を広げたい」と感じる、学習に対して意志のある状態を実現させる。

詳細は下記のURLへ

https://www.enageed.jp/education-support-base

英語能力のベンチマーク「EF EPI英語能力指数」2020年特別版 世界ランキングが本日公開

 世界110か国以上で海外留学をはじめ、語学教育、学習研究、文化交流、教育旅行事業を展開する国際教育のリーディングカンパニー、イー・エフ・エデュケーション・ファーストは11月17日、世界100か国・地域、220万人の英語試験ビッグデータを活用した英語能力のベンチマーク 『EF EPI英語能力指数』 最新ランキングを公開しました。EF EPI英語能力指数は、EFがオンラインで無料公開している英語力測定テスト「EF SET」(エフセット)の前年受験データを元に、非英語圏の国・地域における英語能力を、経年的に計測・追跡するベンチマークとして2011年より毎年発表しているもの。EPI指数の国別ランキング、CEFRに準拠した5段階の英語能力レベルのほか、「人材競争力指数」「人的資本開発指数」などの外部指標と英語能力指数を比較し、相関関係を考察した分析レポートから構成されている。

 EF EPI英語能力指数 英語能力世界分布2020年版のレポートでは、日本は前年度より2つ順位を下げ、100か国・地域中55位となった。今年度のEF EPI英語能力指数<2020年特別版>では、感染症拡大等の影響を受け、EPIスコアの世界ランキングのみを国内向けに公表。分析レポートは英語版のみを公開している。また、CEFRとの相関関係をより明確に示すため、従来1~100の数値で表示されていたEPIスコアを1~800ポイント表示に切り替え、EPIスコアとCEFRレベルを対称比較できるようになった。

EPI世界ランキング


EF EPI 英語能力指数2020 年版のランキングは以下のサイトで確認できる。

http://www.efjapan.co.jp/epi/

自宅や学校でオンライン体験学習、「JALリモート工場見学」を定例開催

 JALは、社会貢献活動の一環として次世代育成プログラム空育®に取り組んでいるが、新たに「JALリモート工場見学」を定例開催することとした。
 「JALリモート工場見学」はオンライン会議システムを通じて、飛行機の大きさや飛ぶ原理、仕組みなどを動画やスライドを見せながら、自宅や学校などで学ぶ45分間のプログラム。クイズを交えるなど飽きない工夫をし、チャットで受け付けた質問に答える双方向のコミュニケーションも実現する。

【JALリモート工場見学 概要】

開始日     :2020年11月24日(火)~
開催スケジュール:週5日 (火、水、木、金、土)
         午前コース 11:00~11:45 / 午後コース 15:00~15:45
予約受付開始日 :2020年11月17日(火)9:30より2020年11月24日(火)~12月24日(木)分の受付開始
         2021年1月以降分については、以下JAL工場見学HPにて告知予定
予約方法    :JAL工場見学HP(https://www.jal.co.jp/kengaku/)からの予約制
定員      :200名程度/回(先着順)
内容      :①航空教室 ②展示エリア紹介 ③格納庫と飛行機の説明 ④質問コーナー
         (展示エリア、格納庫からのライブ中継ではない)
参加費     :無料

品川区の全公立保育園で『KitS』を採用、活用開始 全国の公立保育園ではじめての導入

 品川区は、区立全43の保育園でICT保育教材「KitS(きっつ)」を正式導入、10月から運用を開始している。本教材は全国の幼稚園、保育園、こども園等、民間の園では導入されているが、公立園での採用は全国初だ。

 11月2日には、品川区中小企業センターにて、品川区こども未来部保育課長の立木征泰氏、品川区地域振興部商業・ものづくり課長の遠藤孝一氏、株式会社スマートエデュケーション代表取締役の池谷大吾氏による意見交換会が催された。

 今回のKits導入は、品川区内の中小企業に向けた助成金をスマートエデュケーションが申請したところから始まっている。その窓口になった地域振興部商業・ものづくり課が『KitS』のおもしろさをこども未来部保育課へ紹介し、今回の導入に至った。

 遠藤氏は、「他の事業でもうまく区役所を使ってもらいたいし、様々な助成金も用意しているので、ぜひ利用してもらいたい」と品川区の中小企業への取り組みについて語り、立木氏は、「良い教育コンテンツに気づかない場合が多い。ぜひ、売り込みをしてもらえるとありがたい」と語る。

左から遠藤氏、池谷氏、立木氏

 自治体と交渉するときに、他自治体での実績を聞かれることがほとんどで、なかなか先に進めない中、品川区は検証から導入まで早かった。このことについて池谷氏は、「KitSというコンテンツそのものが良いと判断されたことは嬉しかったが、区の導入までの部署横断によるきめ細やかな対応には驚いた」と言う。

 提供するKitSのコンテンツの一つ『アートポン!』の実演も披露された。

 『アートポン!』は、子供たちが描いた絵を写真撮り、タブレットに取り込むことで、タブレット上の海の中を泳ぐしかけになっている。しかし、ただ絵を描くだけではない。導入部に登場する蛸の『タコポン』というキャラクターを使った子供たちの興味、関心を引くストーリーを作っている。

 タコポンは、お絵かきが大好きで、海の絵を子供たちに描いてくれる。だが、続けて海の生き物を描こうとしたら筆が折れてしまい泣いてしまった。そこで、子供たちに「タコポンを助けて」と呼びかけ、子供たちが能動的に絵を描く仕掛けを用意している。

 絵を描いたあとは、子供たち自身が自分の作品についてみんなの前でプレゼンテーションし、他の子供たちと質疑応答をする時間を設けるなど、子供たちも先生もワクワクできる保育が展開される。

 KitSの導入を考えている自治体は増えているそうだ。その上で、池谷氏は「重要なのは進化。来年も新たなものを出していきます」と語り、更なるコンテンツの強化を約束した。

LINDA留学 大阪のゲストハウスに滞在しながら海外留学に近い体験が得られる宿泊型英語学習プログラムをリリース

 大阪でゲストハウスを運営している株式会社LINDA HOTEL SYSTEM (大阪市北区、水口 智博 代表取締役)が運営するLINDA HOSTEL 106は、2020年11月12日より、国内にいながらでも外国人が集まるゲストハウスという場所で留学体験ができる「LINDA留学」サービスを新たにリリースした。

 コロナで海外留学に行けなくても、大阪のゲストハウスに滞在しながら海外留学に近い体験が得られる宿泊型英語&異文化学習プログラム。コロナ渦で、留学にいけず、海外渡航の夢を失った人が、少しでも未来への希望を持つことができるような企画として立ち上げた。

 用意したコンテンツは「LINDA留学」として、二つ。一つは、週末でサクッと留学気分を味わいたい方へ向けた「週末LINDA留学」一つは、1週間から数ヶ月住みながら英語を学びたい人へ向けた「LINDA中長期留学」。

【抽選に応募しなくても超お得な情報】
①GOTOトラベル適応で35%割引+地域共通クーポン2000円付(2021年1月31日まで)
*GOTOトラベル事務局からの適応対象承認済

②新型コロナウイルスが原因で留学にいけなくなった方には無条件で常時10%OFF
*証明していただける書類など提示必要

申込ページは下記URLへ
https://lindahostel106.com/lind-ryugaku/

ゲーム『ぷよぷよ』のソースコードを活用したプログラミング学習教材『SEGA CHALLENGE! ぷよぷよプログラミング』、「第17回 日本e-Learning 大賞」で日本電子出版協会会長賞を受賞

 株式会社セガ(東京・品川区、杉野 行雄 代表取締役社長COO)は、アクションパズルゲーム『ぷよぷよ』のソースコードを使ってプログラミング学習ができる『SEGA CHALLENGE! ぷよぷよプログラミング』が「第17回 日本e-Learning 大賞」において、日本電子出版協会会長賞を受賞したことを発表した。2020年11月11日(水)に開催されたe ラーニングアワード 2020フォーラムにて表彰式が行われた。

SRJ 小論文・総合型選抜対策「FUTURE」 思考力・表現力に特化した添削サービスを提供開始

 株式会社SRJ(東京・中央区、堀川 直人 代表)は、株式会社Z会ソリューションズと共同し、全国の学校、学習塾等の教育機関を対象に、入試改革や学習指導要領で求められる思考力・表現力の育成のための新しい探究学習型アクティブラーニング教材「FUTURE」の添削サービスを提供する。
 「FUTURE」は、1つのテーマに対して、ワークシート式テキストとグループディスカッションを組み合わせた1回の授業で完結できるアクティブラーニング型教材。朝日新聞「天声人語」や朝日中高生新聞から選ばれた時事テーマや、SDGsなど多岐に渡るジャンルの文章を課題設定のための情報として掲載している。