Archive for: 3月 2021

ソーシャルデータバンクがプラットフォーム提供した文部科学省「文部科学省 子供の学び応援」LINE公式アカウントが萩生田大臣賞を受賞

 ソーシャルデータバンク株式会社(東京・港区、伊藤 俊輝 代表取締役)がLINE公式アカウントの機能を拡張するクラウド型マーケティングツール「Liny(リニー)」のプラットフォームを提供した文部科学省のLINE公式アカウント「文部科学省 子供の学び応援」が、 文部科学省の令和2年度「広報顕彰」において、対外発信部門「萩生田大臣賞」を受賞した。

 新型コロナウイルス感染症にともなう臨時休業期間における学習支援を目的として、文部科学省がLINEみらい財団の協力のもと「臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト(子供の学び応援サイト)」を2020年3月2日に公開した。コロナ禍においても子供たちの学びを止めないため自宅等で活用できる教材が掲載されており、子供や保護者、教員に直接情報を効果的に届けるためにLINE公式アカウントも開設された。


◎アクセス向上の工夫
・お友だち登録用QRコードを関係各所に配布
・各教育委員会との連携
・学校のHPへの掲載
◎他省庁との柔軟な連携
・経産省のマスク作成動画への誘導
・環境省の熱中症対策メッセージ配信
◎継続的な改善
・2020年11月に全面リニューアル実施
・オンライン学習の機能を拡充
・全国学力調査問題の掲載・約500本の学習動画の掲載

  • 利用方法

文部科学省LINE公式アカウント「文部科学省 子供の学び応援」は以下のQRコードを読み込むかLINE ID【@855asdfp】を入力することで友だち追加が可能です。本サービスは無料で利用することができる。

クラーク記念国際高等学校「CLARK NEXT Tokyo」が、期間限定で「機動警察パトレイバー」とコラボ

 学校法人創志学園 クラーク記念国際高等学校(北海道・深川市、三浦 雄一郎 校長)は東京・板橋区にあるCLARK NEXT Tokyoに人気アニメ「機動警察パトレイバー」に登場する警察ロボット(イングラム1号機)の立像を期間限定で設置する。

 学校法人創志学園 クラーク記念国際高等学校は東京・板橋区に新キャンパス「CLARK NEXT Tokyo(クラークネクスト東京)」を2021年4月に開校する。同キャンパスでは将来ロボティクス分野で活躍する人材を育成するための「ロボティクスコース」を設置しており、開校記念として一般の方にもイメージしやすいロボットを玄関ホール・ギャラリースペースに展示する運びとなった。

 第一弾として株式会社ジェンコ(東京・港区、真木 太郎 代表取締役)の協力のもと人気アニメ「機動警察パトレイバー」に登場するイングラム1号機(AV98)の立像を期間限定で設置する。

 機動警察パトレイバーはレイバーという人型ロボットが広く活用されている日本を舞台にレイバー犯罪に対処すべく警察が設立したレイバー部隊の活躍が描かれている90年代の人気アニメーション。昨年、今年と4DX劇場版の公開が行われた。治安を守る為に活躍するロボットとして人の役に立つロボットを見た生徒たちの刺激になればという事で設置を決定した。

  • 設置期間:2021年3月11日(木)~3月26日(金)
  • 設置場所:CLARK NEXT Tokyo(東京都板橋区板橋4丁目11-4)
  • ※基本的に当校在校生、入学者、保護者への公開となる。一般の方への公開は原則行っていない。

極東連邦大学と JAL 、連携協定を締結

 極東連邦大学(ロシア・ウラジオストク市、アニシモフ・ニキータ・ユーリエヴィッチ 学長、以下「FEFU」)と日本航空株式会社(東京・品川区、赤坂 祐二 代表取締役社長)は、日露間の学術的、文化的交流の発展を目的として、産学連携協定を締結した。
 極東ロシア最大の高等教育機関であるFEFUは、古くから日本語を含む東洋学の名門校として知られ、多くの優秀な卒業生を輩出している。JALは、2020年2月に成田=ウラジオストク線を開設したが、新型コロナウイルス感染症の拡大による運休が続く現在は、ロシア・沿海地方での社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。
「成功への努力」をスクールモットーとするFEFUと、航空事業を通じて培った知識や経験を有するJALが、ともに教育分野での連携活動を推進していくことにより、両国間の経済、文化交流の発展に貢献する人材の育成を目指す。

1. 目的
FEFUとJALが人的・知的資源を活用し、連携のもと、教育などの分野において日露間の学術的、文化的交流の発展に寄与することを目的とする。

2. 連携・協力事項
(1) 学生向け講座の実施
(2) JALオフィスでの就業体験プログラムの実施
(3) 協働による文化交流イベントの開催
(4) その他、相互に連携・協力が必要と認められる事項

3. 現時点で予定している活動内容
(1) JAL社員を講師とした航空業界や顧客サービスなどに関する学生向け講座の実施
(2) JAL(ウラジオストク支店または空港所)での就業体験プログラムの実施

アーテックプログラミング教材がMicrosoft Hacking STEMに対応

 幼稚園・保育園及び小学校・中学校・高校教材の総合メーカー、株式会社アーテック(大阪・八尾市、藤原 悦 代表取締役)は、日本マイクロソフト株式会社と連携し、Microsoft Hacking STEMのカリキュラムに対応したプログラミング教育キットの開発をすることを決定した。その第1弾として『風力発電測定キット』の販売を2021年4月より開始する。今後も第2弾以降のリリースを目指して開発を進めている。

 Hacking STEMは、宇宙飛行士の衛星写真を元に地球の環境変動を予測したり、振動のリアルタイムデータを分析して地震のメカニズムを学んだり、地球や自然科学をテーマにデータを活用した探究的な学びを実践したりできる、マイクロソフトが世界中で展開しているSTEM教育のカリキュラム。

 日本においても、児童生徒一人一台端末や高速大容量の通信ネットワーク等のICT環境の整備を軸としたGIGAスクール構想が、文部科学省を中心に令和元年度より進められている。この構想では、各教科で一人一台端末を効果的に活用し学びを深めることはもちろん、各教科での学びを結び付け実社会での課題解決に生かすための教科横断的な教育を実現することが目指されている。

【『風力発電測定キット』の特長】
1.実験データをパソコン上に表示することで現象を科学的に分析し、考察を深める
 手作りの風車の形や材料を工夫して、発電できるエネルギーを比べたり、場所による風の強さを比べたりする授業が行える。
 風車に取り付けた発電機のデータを『Studuino』で電気信号に変換し、マイクロソフトが提供する「Hacking STEM」専用のExcelワークシートを使用することで実験中のデータをパソコン上に可視化し、風車の動きと発電量の関係をリアルタイムで測定することができる。

2.組み立て簡単でスムーズな授業進行が可能
 実験に必要な部材はすべてセットされており、先生が実験準備をする手間を軽減。使用するのは縦・横・斜めのすべての方向に接続することができるアーテックオリジナルのブロック。組立ても簡単で、何度も繰り返し使用でき、円滑な授業進行をサポートする。

3.理科や総合的な学習の時間ですぐに利用できる
 実践授業は「実験し結果を分析し解釈する理科の内容(Science)に、Microsoft Excelやマイコンボードおよびコンピュータの利用(Technology)、効率の良い羽根の製作(Engineering)そしてデータの扱い(Math)など、それぞれの教科で育まれた資質・能力を生かして課題を解決する教材を開発すること」を目的として行われた。授業後の主観評価では「約93%の生徒が他教科との関連を意識できた」と回答している。

京進のほいくえん 英語×プログラミングのハイブリッド教育で世界へ オーストラリアの園と英語でプログラミング合同レッスン開催

 京進グループが運営する「HOPPAからすま京都ホテル」では、2020年12月にオーストラリア・クイーンズランド州のゴールドコーストにある幼稚園と、ZOOMを利用した「英語×プログラミング」の初めての合同レッスンを行なった。ネイティブによる英語でのプログラミングレッスンを続けてきたプレミアム園「HOPPAからすま京都ホテル」と「HOPPA世田谷経堂」で、「英語×コミュニケーション×プログラミング」の体験の充実を目的に、海外に住む同世代の子どもたちとの交流を実現。第2回レッスンの実施は今月、3月に予定している。
 京進グループの保育園・幼稚園では、臨界期前の早い段階から子どもたちが「プログラミング的思考」を吸収し、論理的思考力や課題解決力を身につけることをねらって、2019年10月HOPPAプレミアム園が先行、2020年4月からはグループ全園でプログラミングレッスンを導入している。ネイティブによる英語でのプログラミングレッスンを続けてきたプレミアム園「HOPPAからすま京都ホテル」と「HOPPA世田谷経堂」では、「英語×コミュニケーション×プログラミング」の体験の充実を目的に、今回海外に住む同世代の子どもたちとの交流を実現した。 
 初めての合同レッスンでは、お互いの国のクリスマスについて英語でたずねたり、紹介したりしながら「どう話せば伝わるのか」「どう答えたら相手が理解するのか」を体験し、「見通しを立てて物事に取り組む力」という、これまで学んできたプログラミング的思考を楽しく体感していた。

【オンラインプログラムレッスン概要】
■対象■
 HOPPAからすま京都ホテル(京都)/HOPPA世田谷経堂(東京)
 年長クラスの園児(5歳)
■レッスン内容■
「英語を使った海外の園との合同プログラミングレッスン(プレゼンテーション他)」
 ・2020年12月  文化交流(南半球と北半球それぞれのクリスマス)※実施済み
 ・2021年3月  ScratchJr作品発表/アルゴリズム等を題材としたゲーム(予定)
■交流先■
 グローバルスカイ・エデュケーション株式会社(https://gskyedu.com/ )
 オーストラリア:
 Southport Child Care Centre、Robina Town Child Care Centre(予定)

カシオ計算機の『ClassPad.net』が、高校6教科対応の総合学習プラットフォームへ進化 GIGAスクール構想に対応する

 カシオ計算機株式会社が、2021年9月に『ClassPad.net』を大幅リニューアルする。同製品は、パソコンやタブレットを使って、数学の様々な計算問題を扱える数学学習ツールとして使われていたが、今回オンライン辞書とデジタルノート機能を備え、高校6教科対応の総合学習プラットフォームとして生まれ変わる。

 2月18日に開催されたオンライン発表会に登壇した同社執行役員 教育BU事業部長の太田伸司氏は「カシオの教育の知見から導き出したコンセプトは『生徒の机の上のデジタル化』です。電子辞書も関数電卓もツールもコンテンツも一つの授業で完結できる学習プラットフォームを提供します」と語った。

 このリニューアルの背景には、教育事業の環境変化が挙げられる。コロナ禍において、学校が休校し、教育のICT化が進んだ。また、GIGAスクール構想の前倒しで小中学校では、一人一台パソコン・タブレット端末の配布が推進されている。これらを受けて、同社は『ClassPad.net』を進化させた。

ClassPad.netは、デジタルノート機能とEX-wordモードで構成される

 『ClassPad.net』は、端末上に生徒自身のスタイルに合った書式でデジタルノートを作成することができ、テキスト入力だけでなく、手書きメモ、画像、webリンク、動画、数学計算シートなども簡単に配置できる。端末のカメラを使って撮った写真や動画も配置できるため、課外活動のレポートなどにも使える。

 また、デジタルノート機能とは別に単体で使える『EX-wordモード』は、辞書アプリとして同社の電子辞書『EX-word』と同じ操作感で使用ができる。デジタルノートと連動してノート内に項目を引用することも可能だ。

 スマートフォンにも対応しており、教室や自宅以外でも利用ができ、2021年は、辞書など高校6教科22コンテンツを搭載予定。収録コンテンツは今後も拡充していく。

 一方で、教員のための授業支援機能も搭載され、授業のデジタル化を推進。デジタルノートを介することで、答案を授業中に共有ができ、即時フィードバックができるなど教員と生徒がインタラクティブに学びを深められる。一対一の対応はもちろんのこと、グループ学習などにも活用でき、教員の授業設計の負担軽減も期待される。

 ClassPad.netは、ブラウザベースのサービスで、デバイスを選ばずに活用でき、自由度が高い。4月よりベータ版(一部機能のみ)の提供を開始し、9月よりVer1.0をリリース予定。それに先立ち、3月13日にオンライン説明会を実施する。

栄光ゼミナールが調査 保護者が中学受験を経験した家庭では、私国立中学受験と公立中高一貫校受検、あわせて84.0%が中学受験をした

 株式会社栄光(東京都千代田区、下田勝昭 代表取締役社長)が運営する栄光ゼミナールが、2021年1月13日~1月27日にかけて、「小中高生と保護者の中学受験・高校受験に関する調査」を実施した。小学3年生~高校3年生の子供を持つ保護者726人の有効回答を得た。

 中学受験をした(「中学入試を受験して、高校は内部進学をした」「中学も高校もどちらも受験した」と回答した)保護者と、高校受験のみをした(中学は受験せず、高校入試を受験した」と回答した)保護者を比較。保護者自身が中学受験を経験した家庭では、私国立中学受験と公立中高一貫校受検、あわせて84.0%が中学受験をした、もしくは検討している。これは、保護者が高校受験のみをした家庭よりも16.5ポイント高い。

 保護者も子供も「中学受験をする・した家庭」と、保護者も子供も「高校受験のみをする・した」家庭に、同じ受験を選んだ理由も聞いた。

 保護者も子供も中学受験を選んだ家庭では、「子どもの適性に合った教育が受けられると考えた」が67.3%と最も多く、次いで「保護者自身や配偶者がその進路を選んでよかったと感じている」が52.5%。

 保護者も子供も高校受験のみを選んだ家庭では、「子どもがその受験を希望した」が最も多く56.8%。次いで「子どもの適性に合った受験を選んだ」が43.2%だった。

 栄光ゼミナールは、中学受験を経験した保護者は、自身の経験をふまえ、子供に合った教育を受けられることを重視して、子供の進路も中学受験を選択している。一方、保護者も子供も高校受験のみを選択した家庭は、子供の希望と、子供に合った受験スタイルを重視して進路選択をしていると分析している。

 また、『子供が中学受験をする・した家庭』は、「子どもに合った学校や教育を早期に選べる」「学力の向上につながる」「大学受験への準備ができる」を中学受験のメリットと感じている。高校受験のメリットは、「中学受験と比べて、保護者のサポートの負担が軽い」「中学受験と比べて、経済的な負担が軽い」ことを挙げる保護者が多かった。

 『子供が高校受験のみをする・した家庭』は、「附属の大学へ内部進学ができる」ことを中学受験のメリットとして挙げる保護者が多かった。一方で、「子どもに合った学校を子ども自身の力で選べる」「子どもの適性を見極めてから受験を迎えられる」という点を高校受験のメリットとして感じていることも明らかになった、と栄光ゼミナールは報告している。

 他には、「自分たちの頃は詰め込み型の教育であったが、今の子達は知識を詰め込むことはもちろんのこと、さらに知識を活用する事 を求められていて、より高度な事を求められているように感じる」

「昔は高校受験、大学受験は、偏差値だけを見て選びがちだったような気がするが、今はそれぞれ特色があり、自分にあった学校を選ぶことができて良いと思う」といった自由回答なども得ている。

〈調査概要〉

調査対象:小学3年生~高校3年生の子供を持つ栄光モニター会員

(栄光ゼミナール・栄光の個別ビザビ・大学受験ナビオに通塾する保護者)

調査方法:インターネット調査

調査期間:2021年1月13日(水)~1月27日(水)

回答者数:726名

※「中学受験」は、国立・私立中学受験のほか、公立中高一貫校受検を含む。「高校受験」は、国立・公立・私立高校のほか、国公立高等専門学校入試を含む。

『学研の幼児向けワークブック』英語版が、米国で「マムズ・チョイス・アワーズ」金賞を受賞

 株式会社 学研ホールディングス(東京・品川、宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社、株式会社学研プラス(東京・品川、影山 博之 代表取締役社長)発行の幼児向けワークブックPlay Smart Workbook Seriesが、マムズ・チョイス・アワーズ(The Mom’s Choice Awards®;略称MCA)で金賞(Gold Award)を受賞した。
「マムズ・チョイス・アワーズ」とは、子ども、家族、教育者向けの製品やサービスを評価する賞。評価者は、教育やメディアの専門家や親、子ども、アーティスト、科学者、医師と多岐に渡っており、品質・デザイン・教育的価値・娯楽的価値・独創性・魅力・コストなど多くの要素から採点され、受賞商品が決定される。承認シール(メダルのシール)がついた製品・サービスは、保護者や教育者からも、高品質で信頼のおけるものとして広く認知されている。
 Play Smart Workbook Series は過去にも、「ファミリー・チョイス・アワーズ(Family Choice Awards)」(2017年と2018年)と「ナショナル・ペアレンティング・プロダクト・アワーズ(National Parenting Product Awards)」(2017-2019まで3年連続)を米国で受賞しており、今回は3つめの受賞となる。

 Play Smart Workbook Seriesは、約40年間日本で親しまれてきた、『学研の幼児向けワークブック(*)』をオリジナルとした、英語版のワークブック。英語版は2017年6月に9タイトルで発売をスタート。米国のバーンズ&ノーブルや紀伊國屋書店など書店チェーンや独立系書店、Amazon.comなどオンラインショップで販売されている。ブランドも浸透し、2021年3月現在で、累計発行部数は80万部。Amazon.comのChildren’s Puzzle Booksジャンルでは常にトップ10以内にランクされるようになった。販路はアメリカ、カナダにとどまらず、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ミャンマー、中国、香港、パラグアイなど英語教育が必要とされる地域にも拡大している。

(*)『学研の幼児向けワークブック』は1982年に創刊。「楽しく遊びながら、学びたい気持ちを伸ばすワーク」として35年以上の間、日本の子どもたちに親しまれてきた。既刊タイトル数は約80種、国内累計発行部数は4,800万部を超える。海外では、英語版に加えて、中国、韓国、ロシア、タイ、ブルガリア、スペイン、ウクライナなど各国の言語で発売されている。日本では現在、『学研の幼児ワーク』というシリーズ名で展開している。
『学研の幼児ワーク』オフィシャルウェブサイト:https://www.gakken.jp/youjiw/

個別指導のBuildsと学研プラスが連携 自宅学習支援を強化学習計画の作成・実行と授業内容や受験対策の両方を支援する新コース開始

 オンライン個別指導サービス「スタディコーチ」を提供する株式会社Builds(東京・港、橋本 竜一 代表取締役社長)は、株式会社学研プラス(東京・品川、影山 博之 代表取締役社長)との連携を行うことを発表した。これにより、株式会社Buildsが持つコーチングのノウハウと学研プラスが持つティーチングのノウハウを組み合わせた学習指導が可能となるメリットを活用し、授業内容や受験対策などの従来の学習指導に加え、コロナ禍で増加する自宅学習の支援を強化する。

 ・対象者
大学受験を目標とする中学1年生〜高校3年生、高卒生

 ■スタディコーチのサービス概要
 スタディコーチは、講師全員を現役東大生が務めるオンライン個別指導サービス。東大生講師が作り上げた独自のメソッドによるハイレベルなオンライン指導、学習計画のコーチングと学習内容のティーチングを掛け合わせた指導を特徴としている。
講師数:約100名
対象者:小学生、中学生、高校生
URL:https://studycoach.co.jp/

キリンHD 新卒採用の動画選考でAI活用の実証実験

 キリンホールディングス(HD)は3月5日、Web面接サービス「harutaka」の開発、販売をするゼンキゲンと共同で、2022年卒の新卒採用のエントリー動画選考でAI(人工知能)を活用する実証実験を行うと発表した。今回は実証実験であるため、解析結果を合否判定には利用しない。

 実験では、ゼンキゲンが提供する自己PR動画解析AI「harutakaエントリーファインダー」を活用する。顔の表情や声など自己PR動画から得られる様々な情報をAIが解析し、エントリーシートや適性検査など書類選考だけでは見えづらい「印象」の評価指標が定量化し指標の1つとすることで、評価制度の向上を目指す。なお、実証実験は本人の事前許諾を得た応募者を対象に実施する。

 コロナ禍によりオンライン選考が主流となり、就職活動の環境が大きく変化した。評価者の技量や経験則による人材の見極めが困難になりつつある。また、今後もオンライン選考の応募者数の増加も見込まれ、これまで以上に人材の見極めに時間と人手を要することが予想される。

 同社によると、AIを活用することでエントリーシートやエントリー動画選考にかける時間を約3割削減できるという。