Archive for: 5月 2025

アイデム リキベトナム教育・貿易株式会社と業務提携 外国人材への就職支援を強化

 総合人材情報サービスの株式会社アイデム(東京・新宿区、椛山 亮 代表取締役社長)が展開するアイデムグローバルは、ベトナムにおける最大手の日本語学校(Riki Nihongo)を運営するリキベトナム教育・貿易株式会社(Riki Vietnam Education and Trading Co, Ltd)と、日本で現在仕事をしている外国人材への日本語教育および日本企業へ就職を希望する人材への就職支援を目的とした業務提携契約を締結した。

 近年、日本に在留し働く外国人の数は増加を続けており、日本社会における多文化共生の重要性が一層高まっている。2024年10月末時点の日本における外国人労働者数は過去最高を記録しており、ベトナム人が57万708人で最多となっている。日本政府は、外国人が安心して暮らし、キャリアアップしながら活躍できる環境を整備し、日本が魅力ある働き先として選ばれる国になることを目指している。その中で、「日本語教育」の重要性はますます高まっており、外国人材が日本企業に就職し、定着・活躍するためには、段階を踏んだ日本語教育が不可欠だ。
 このような背景を受け、アイデムはベトナムにおける日本語教育のリーディングカンパニーであるリキベトナム教育・貿易株式会社と提携し、独自の日本語教育・就職支援プログラムの提供をしていくこととなった。
 リキベトナム教育・貿易株式会社が持つ日本語教育のノウハウと、アイデムが外国人就職支援で培った経験を活かし、日本での活躍を目指す外国人材を総合的にサポートしていく。
実施する就職支援
① エンジニア人材
・アイデムの提携先である理工系大学において日本企業への就職を希望するエンジニア人材を対象に、無償でN4~N3レベルの日本語教育と就業先の紹介まで実施
・内定後の学生を対象に日本の文化の勉強、生活における日常会話の練習
・ビジネス現場の日常会話および単語の練習
② 特定技能人材
・ 「特定技能2号」への移行を希望する特定技能1号外国人材を対象に、リキ日本語学校アプリとZoomを活用した特定技能2号試験対策(飲食料品製造業・外食業)を実施するとともに、管理職として活躍する為の日本語教育(N3)を行う
・「特定技能1号」での就業を希望する人材を対象に、特定技能1号試験対策(飲食料品製造業・外食業・宿泊業)を実施するとともに、JLPT N4合格の為の日本語教育を実施
・ アイデムが支援する特定技能1号外国人材を対象に、支援の一環として、日本語力の向上を目指し週1回の日本語授業を実施

AI教育のWEAVE、実践型生成AI学習サービス「ミーネクスト」提供開始

 株式会社WEAVE(広島・東広島市、久保 直樹 代表取締役)は、1分で活用イメージが湧く“プロンプト付きAI活用レシピ動画”を100本以上揃えた、生成AI学習サービス【ミーネクスト】を、2025年5月8日より正式リリースする。

 このサービスは、製造・建設・教育・福祉・食品などのニッチな業務シーンを想定し、「見て、すぐ真似できる」再現性にこだわった構成。ミーネクストコミュニティでの質問投稿や講師相談と組み合わせ、生成AIを“業務で使える力”に変える支援を提供する。

【ミーネクスト】は、製造・建設・教育・福祉・食品など、リアルな仕事現場に特化した生成AI活用の実践型学習コミュニティ。100本以上の「使えるAIレシピ動画」は、それぞれの現場にある“本当にニッチな業務シーン”を起点に展開している。すべて“そのまま真似できるプロンプト付き”で、見たその場で試せる構成だ。さらにコミュニティ内で質問ができ、講師との1on1相談で“学びを行動に変える”支援まで提供している。

「探究学舎 たまプラーザ」、こどもでぱーと内に開校

 株式会社探究学舎は、2025年5月8日(木)、新たに神奈川県横浜市の子育て・教育の複合施設『こどもでぱーと』内に、3教室目となる「探究学舎 たまプラーザ」(神奈川県横浜市青葉区新石川3-2-1こどもでぱーと たまプラーザ 1F)を開校する。

 ヒューリック株式会社が展開する親子のための複合施設「こどもでぱーと たまプラーザ」内に、3教室目となる「探究学舎 たまプラーザ」を開校する。
「こどもでぱーと」は、ひとつのビルの中に、学習塾や多彩な習いごと、クリニック、カフェ、託児サービス、送迎サービス、女性向けピラティス教室などが揃った、“親子のための百貨店”だ。
 今回の開校は、施設運営側からのお声がけをきっかけに、探究学舎がそのビジョンに深く共感したことから実現した。

熊本県初『期間限定キッザニア』登場「Out of KidZania in くまもと」開催決定

 熊本朝日放送株式会社(熊本市⻄区、⽵内 圭介 代表取締役社⻑)は、こどもの職業・社会体験施設「キッザニア」の企画・運営を行う KCJ GROUP 株式会社(東京・中央区、圓谷 道成 代表取締役社長)監修のもと、小・中学生を対象に、キッザニアの街を飛び出して実社会で仕事を体験できるプログラム「Out of KidZania in くまもと」を、2025年11月22日(土)および23日(日)に開催する。
 なお、「Out of KidZania」が熊本県で開催されるのは、このイベントが初めてとなる。

  1. 名称    Out of KidZania in くまもと 
  2. 主催    熊本朝日放送株式会社
  3. 共催 熊本市
  4. 監修 KCJ GROUP 株式会社
  5. 実施日 2025年11月22日(土)、23日(日)
  6. 会場(予定) 熊本城ホール
  7. 対象年齢・学年(予定) 小学1年生~中学3年生
  8. 出展事業者数  30社程度
    ※上記は2025年5月8日時点の情報。

「キュビナ」、愛知県半田市で正式採用

 株式会社COMPASS(東京・文京区、佐藤 潤 代表取締役)は、開発・提供する学習eポータル+AI型教材「キュビナ」が愛知県半田市の全市立小中学校における指導の一環として正式採用されたことを発表した。
 半田市では、教育大綱の基本方針の一つとして「確かな学力を身につけ、夢や目標に向かって自らを高めようとする人を育成する」ことを掲げ、その中心施策である「ICTの活用を推進」の一環として2023年より市内の一部小中学校にてキュビナを試験的にご利用いただいておりましたが、2024年4月より全市立小中学校20校(小学1年生~中学3年生)の約9,000人へ正式採用し、指導の一環として利用することとなった。
 全市立小中学校への導入に際しては、キュビナのAIによりつまずきを把握し、個別最適化された問題を出題する点が評価され、全校採用に至った。

『子ども未来キャリア』新教材『防災ゲーム』を提供開始

 e-ラーニングに関するサービスの様々なコンテンツを提供する株式会社イー・ラーニング研究所(吉田智雄 代表取締役、大阪府・吹田市)は、子どものときから夢や目標を持ち、グローバル社会で必要となる知識と能力を育む、キャリア教育用ボードゲーム教材『子ども未来キャリア』を開発している。この度新テーマとして、いつ発生するかわからない災害から命と暮らしを守るために、適切に対処できるような備え方や、周囲との協働性が学べる教材である『防災ゲーム』をリリースする。 

 日本は地震や台風、豪雨、噴火など、自然災害のリスクが高い国であり、日頃からの備えと適切な対応力の育成が重要な社会的課題とされている。こうした中、近年では防災・減災に関する教育が学校現場でも重視されており、子どもたちが自らの命を守る力を育み、災害を“自分ごと”として捉える姿勢が求められている。防災教育は、地域社会全体の防災意識を高め、安心・安全な暮らしを支える基盤として、教育現場や行政など幅広い分野で注目が高まっている。

『子ども未来キャリア』はキャリア教育用ボードゲーム教材で、未だ日本の学校では学ぶ機会の少ない様々な教育をゲームで楽しみながら幅広く身につけることができる。
 防災ゲームは、地震・台風・豪雨・噴火など、さまざまな災害を想定しながら、非常時における適切な対処法や行動のタイミング、周囲との連携による避難や、災害の復興に向けた主体的な姿勢を身につけることができるほか、ゲームを通じて災害への備えの重要性と行動力を育むことができる内容となっている。
 また、海の近くや豪雪地帯のような自分が居住したことのない地理的環境で発生する災害に対しても、それぞれの場所での災害リスクについて想定し、当事者意識をもってどのように備えるべきか学ぶことができる。

 1回目の授業では、初めに「兆し」カードを読み、これから発生する可能性のある災害を予測しながら、様々な防災アイテムを駆使して自身の置かれた状況に応じて最適な行動を検討する。2回目の授業では、復興をはじめとした二次災害時の適切な行動を検討する。災害時に必要なアイテムを学び、判断する力や協働性、行動力を養うほか、自分が取るべき行動をグループ内で発表することで主体的に災害をとらえ、備える力を身につけることができる。


【『子ども未来キャリア』防災ゲーム概要】
■学習テーマ    :「教育用!防災ゲーム」
■教材対象年齢   :9歳~
■所要時間(目安):60分×2回 (スライド&ゲーム)
■推奨プレイ人数 :4~5人/1箱あたり
■販売対象    :全国の学習塾、学童施設、学校 など
■教材の目的   :本教材は、不測の災害が発生した際に、命と暮らしを守るために、適切な方法・タイミングで対処できるように備え、いざという時も周囲と協力し合えるように、ゲームの中で様々な状況を想像しながら取るべき行動が学べる教材です。自分が居住したことのない地理的環境(海の近く、雨雪地域など)で発生する災害に対しても、それぞれの場所での災害リスクについて想定し、どのように備えるべきかを考えることができる。
■ゲーム概要   :まず初めに 「兆し」カードを読み、これから発生しそうな災害を予想します。様々な防災アイテムを駆使しながら、自身の置かれた状況に応じて取る行動を考えていきます。災害に役立つアイテムを正しく選択できたり、自分が取るべき行動をグループ内で発表し、より多くの賛同を得られたりすることで、ポイントを獲得することができます。ゲーム内で子どもたちは、様々な“防災の知識や、災害時に取るべき行動”を学びながら、より多くのポイントを獲得することで得られる「防災ヒーロー」の称号を目指します。

子どもが読書にハマるオンライン習い事「ヨンデミー」、中学受験専門塾の伸学会に導入決定

 株式会社Yondemy(東京・中央区、笹沼 颯太 代表取締役)は、中学受験専門塾「伸学会」と連携し、子どもたちの読書習慣の形成と読解力の向上を目指した実証実験を開始する。
 実証実験は、伸学会・目黒校にて実施され、授業や家庭での学習において、子どもたちが日常的に読書に親しむ仕組みを構築することを目指す。

 Yondemyは、「日本中の子どもたちへ、豊かな読書体験を届ける」をミッションに掲げ、子どもがハマる読書教育のオンライン習い事サービス「ヨンデミー」を提供している。
「ヨンデミー」は、読み聞かせ以後をサポートする「読書教育」に特化し、AIを活用してひとりひとりにあった最適なレベルの本を推薦。新しい読書体験を通じて、子どもたちの読書習慣をサポートしている。
「伸学会」は、“自ら伸びる力”を育てることを理念に掲げた中学受験専門の学習塾。東京を拠点に、少人数制集団・個別指導を組み合わせ、生徒一人ひとりの学力向上を目指し、柔軟で効果的な学習環境を提供している。

「読む力」は、子どもたちの学び全体を支える基礎的な力だ。しかし、この力はテクニックだけでは身につきにくく、日々の経験や環境の影響があるため、塾での指導だけでは充分なサポートが難しいという課題がある。
そこで、読書を通じて子どもたちに必要な読解力を育むことが学力向上に繋がると考え、このたび、連携することが決定した。
 ヨンデミーの導入により、子どもたちが自然と「読書習慣」を自然に身につけられる環境を整えて、語彙力・理解力・表現力といった“読書力”を高め、将来的な学力向上を目指す。


実証実験の概要
 実証実験は、2025年5月より、伸学会 目黒校にて実施される。全学年を対象に、学年やクラスに応じた形で「ヨンデミー」を導入。速読クラスでは授業内に加え家庭での活用も行い、小学5・6年生はホームルームを中心に、また小学4年生は国語の授業内で取り組む。読書習慣の定着と学力向上をサポートする。
実施期間:2025年5月開始予定
対象教室:伸学会 目黒校
対象学年・導入クラス:
速読クラス  :授業内のカリキュラムで「ヨンデミー」を導入し、家庭でも活用
小学5・6年生 :ホームルームでの導入と、家庭での読書時間の設定・指導
小学4年生  :国語の授業内での導入と、家庭での読書時間の設定・指導

今後の展望
 日常的に読書を習慣化することで、学習の土台となる「読む力」を本質的に伸ばし、新たな読書体験を通じて、国語をはじめとする全教科における子どもたちの学力向上を目指す。子どもたちに新しい読書体験を届け、家庭だけでなく、さまざまな環境での、実践的な読書教育の普及を目指していく。

内田洋行、京都大学開発のラーニング・アナリティクスツール「LEAFシステム」を、初等中等教育機関向けに販売開始

 株式会社内田洋行(東京・中央区、大久保昇 代表取締役社長)は、国立大学法人京都大学 学術情報メディアセンター教育情報学研究分野(京都市左京区、緒方広明 教授)が開発した、ラーニング・アナリティクスツール「LEAFシステム」の販売を、初等中等教育機関向けに5月7日より開始する。「LEAFシステム」は、デジタル教材の閲覧履歴や教材に書き込まれた内容等の学習履歴データを教職員や児童生徒が簡単に分析できるツールで、学習者個々人に寄り添ったよりきめ細かい学習・指導を実現する。

「LEAFシステム」販売に至った背景
 GIGAスクール構想により、小・中学校・高等学校では児童生徒1人1台の端末と高速ネットワーク環境が整備され、各種のデジタル教材の活用による新たな学習が加速した。一方、それらの環境で収集されたデータを教育にどのように活かし、子どもたちの個に応じた学びにどのように反映するかは大きな課題となっている。
 2020年より、内田洋行教育総合研究所と、国立大学法人京都大学 学術情報メディアセンター教育情報学研究分野は協業を開始し、京都市や滋賀県の研究協力校において、「LEAFシステム」を利用することによる児童生徒の理解度向上や教職員の負担軽減に関するデータを集計分析し授業改善に活かすなど、学校現場に適したデータ活用についての実証研究を進めてきた。
 また、「LEAFシステム」は、2022年に実施された文部科学省のデジタル教科書の実証事業において採用され、デジタル教材の配信基盤としての有効性が示されている。今回、製品化にあたり、「LEAFシステム」のユーザーインターフェースや各機能を大幅に刷新し、児童生徒や教職員にとってより直感的で使いやすいシステムへと進化した。これらを踏まえ、全国の初等中等教育機関向けに「LEAFシステム」の提供を開始するという。

「LEAFシステム」は、デジタル教材配信システム(E-Bookリーダー)のBookRoll とデータ分析ツールであるログパレット、学習履歴データベースLRS(Learning Record Store)から成る。

 BookRollは、教職員がデジタル教材(PDF)を登録すれば、児童生徒が端末上のWebブラウザでその教材を簡単に閲覧できるデジタル教材配信システム。児童生徒は、教材上でマーカーを引いたり、メモを書き込んだり、ページをめくったりして、BookRoll 上で様々な学習活動を行うことができ、それらの活動は、学習活動に関するさまざまなデータを管理するLRS(Learning Record Store)に蓄積される。
 ログパレットは、LRSに蓄積された「学習ログ」を分析し可視化するデータ分析システム。例えば、マーカー分析では、児童生徒が引いたマーカーを教材上に重ね合わせて着目点を明確にするマーカーヒートマップや、引かれたマーカーの単語を集約するワードクラウドを自動的に表示することができる。手書き(ペンストローク)分析では、児童生徒の筆跡を後から再現することができ、計算過程でつまずいた点やかかった時間を把握することができる。教職員はログパレットでの分析結果から得られた知見を次の授業準備に活かしたり、児童生徒の個に応じた学習指導に役立てたりすることができる。

■価格
提供価格: 600円(税別)
※小・中学校・高等学校向け児童生徒一人あたりの年間ライセンス金額(人数により変動)
※別途、導入費用等が必要。
(登録商標について)BookRoll/ログパレット/ログパレは、一般社団法人エビデンス駆動型教育研究協議会の商標。

内田洋行の学習eポータル「L-Gate」と「LEAFシステム」の連携
「LEAFシステム」では、学習eポータル「L-Gate」に登録された児童生徒の名簿情報と連携することで「L-Gate」からIDやパスワードを入力しなくても自動的にログイン(シングルサインオン)できる。すでに「L-Gate」を利用中の方は、そこから簡単にアクセスするだけで、BookRollやログパレットをすぐに使い始めることが可能だ。
 今後、国際技術標準xAPI(Experience API)に基づいて「L-Gate」と「LEAFシステム」の学習ログをLRSに集約し、「L-Gate」と連携するアプリケーションの学習ログと「LEAFシステム」で得られる分析データを多角的に表現することにより、児童生徒の個別最適な学びに資するデータの利活用を提案していく。

「WILD POWER PROJECT」国大セミナー,ハイデイ日高が埼玉県内の学校へバスケットボールを寄贈

 さいたまブロンコスは、未来を担う子どもたちを応援する「WILD POWER PROJECT」の一環として、埼玉県内の企業・事業所とともに、県内の学校へバスケットボール寄贈を実施している。4月30日(水)に株式会社国大セミナー(さいたま市浦和区)、株式会社ハイデイ日高(さいたま市大宮区)がさいたま市教育委員会にバスケットボール102球を寄贈した。

 株式会社国大セミナー 伊藤 智也 取締役社長は「このたび、地域の未来を担う子どもたちの成長を応援したいというさいたまブロンコスの思いに強く共感し、バスケットボールを寄贈させていただく運びとなりました。弊社は40年前にさいたま市で創業した学習塾です。一人ひとりの子どもたちの成長に責任を持ちたいという思いで、1クラス6名限定グループ学習という指導法にこだわり、これまで多くの子どもたちの学びと成長を応援してまいりました。学びもスポーツも、努力を重ねることで自信となり、「未来を切り拓く力」になります。私たちは、学習塾としての学びのサポートと、今回のような地域貢献活動を通じて、子どもたち一人ひとりの夢の実現を応援していきます!」とコメントしている。

「さいたまブロンコス」は、さいたま市、所沢市をダブルホームタウンとして活動するB3リーグ所属の男子プロバスケットボールチーム。
 Bリーグの前進であるbjリーグがスタートした際に初年度から参加したクラブ「オリジナル6」の1つで有数の歴史を持つ。2020年に経営の健全化と、地域に愛され地域に貢献できるクラブチーム作りを目指し再始動。
チームスローガンは「WILDPOWER」。バスケットボールを通じてTHE SAITAMAを元気にすることを目指し、未来を担う子どもたちに向けた取組に注力しているクラブ。

「スクールAI」、生徒自身がAIを使ったアプリ作成できる機能(ベータ版)をリリース

 株式会社みんがく(東京・新宿、佐藤 雄太 代表取締役)は、提供する教育現場向けの生成AIプラットフォーム「スクールAI」に生徒自身が生成AIを使ってオリジナルの学習アプリを作成できる機能(ベータ版)をリリースした。
 この機能により、スクールAIを利用する生徒は、自らのアイデアをベースに、英会話練習、作文添削、クイズ出題など、自分専用の学習アプリを自由に作成することが可能となる。これにより、従来の画一的で一方向的な学習支援ではなく、「自分で学びを設計する力」を育む探究型の学びが実現する。教育現場においても、生徒一人ひとりの個性や関心に応じた最適な学習体験の提供が可能となる。なお、この機能は、生徒の発達段階や利用シーンに応じて、先生が使用の可否を設定できる。初期設定では「使用しない」状態となっている。

「スクールAI」は、教育現場に特化した生成AI活用プラットフォーム。学校や塾などの教育機関において、安全かつ柔軟に生成AIを導入・活用できる環境を提供しており、授業支援・個別学習・校務の効率化など、さまざまなシーンで利用されている。
 教師用・生徒用の2つのインターフェースを備え、英作文添削・面接練習・課題探究など、教育に特化したすぐに使える約100種類のAIテンプレートを搭載。さらに、専門的な知識がなくても、オリジナルのAIアプリ(=モード)を自由に作成・共有できる機能も利用できる。
 文部科学省のガイドライン(Ver.2.0)に準拠し、自治体や学校ごとの教育方針・ニーズに合わせた柔軟な運用が可能。
 すでに全国の学校や学習塾で導入が進んでおり、現場の声をもとに継続的なアップデートを行っている。

 スクールAIの「モード作成機能」(ベータ版)は、生徒が“プロンプト(指示文)”を入力するだけで、自分専用の学習モードを作成することができる。
 このプロンプトには、「どんな学習がしたいか」「どんな役割でAIに応答してほしいか」などを自由に記述可能だ。
例えば、
「私は生徒、あなたは英語面接官として質問してください」
「漢字の読み方をクイズ形式で出題し、間違えたらヒントをください」
このように言葉で学びの意図をAIに伝えるだけで、英会話・作文添削・クイズ出題などの学習モードが自動的に構築され、すぐに利用できる状態となる。
 作成したモードは、各生徒に割り当てられた専用のログインページからいつでもアクセス可能。内容の調整・編集も簡単に行える。「言語で学びを設計する」という生成AIならではの体験を通じて、生徒の創造性と探究心を引き出す。