湘南ゼミナールがAI英会話体験会を開催 4技能への対応を加速

 5月16日、湘南ゼミナール小中部宮崎台教室で、「TerraTalk 小学生向けデジタル教材体験会」が開催された。小学校1年生から6年生を対象にしたもの。この4月から湘南ゼミナールは、ジョイズ株式会社(以下「ジョイズ」)が提供する『TerraTalk(テラトーク)』を使った授業を検証しており、今秋からの本格導入を目指している。

小学生AI教材イメージ

 導入の背景には、大学入試をはじめとした英語入試の4技能化、小学校での教科化など英語を取り巻く環境の大きな変化がある。そこで湘南ゼミナールは、リーディングや文法の授業に加えて、ジョイズと協働することで、スピーディーかつタイムリーにスピーキング対策を進めていく。

 株式会社湘南ゼミナール企画本部新規事業開発部長の石附寛司氏は、

「我々は、集団授業がメインの塾です。この形式を崩さず、かつ生徒へ個別対応ができるようなサービスを提供したいと考えていました。AIプラットフォームがある「TerraTalk」を導入することで、集団授業の中で個別最適化された学習を提供できるようになります」と、「TerraTalk」の導入の意義を述べる。体験会でも学年や能力がバラバラの生徒たちが、個々のレベルに応じた学習をしていた。

体験会の様子

 「TerraTalk」の小学生向け教材は、CEFR準拠の英語学習を可能にし、新学習指導要領に対応した教育やAIによる小学生の英語力の評価をできるようになっている。これまで中学・高校向けに提供してきた「TerraTalk」の教材では、会話形式での英語学習が中心だったが、小学生向けの教材では、まずはAIが話す内容を繰り返し発話し、一問一答形式で受け答えの練習をした後、実生活のシーンに沿った会話形式で実践を行う3段階での発話を通じた学習を可能にした。

最初に数分の説明を受けた後は、一人一人AIと会話学習をしていた

 ジョイズ株式会社取締役COOの井口一真氏は、

「例えば、授業の中の5分間を使って学習できるコンテンツにしてほしいという要望などにも対応できます。授業時間の全てを「TerraTalk」を使った授業にするのではなく、時間や問題数の調整が可能なので、様々な講座の中に導入しやすくなっています」と、「TerraTalk」の拡張性の高さを語る。

 東京都は、2022年度から都立高校入試でスピーキングテストを導入することを2月に発表した。今回は小学生を対象にした体験会だったが、湘南ゼミナールは中学生コースの開発も視野に入れ、英語4技能への対応を加速していく。

湘南ゼミナール

https://www.shozemi.com

AI英会話アプリ「TerraTalk」概要

https://www.terratalk.rocks/ja/

民間教育団体連絡協議会が存在感を発揮 政策提言へ

5月22日、アイビーホール(東京都渋谷区)で、民間教育団体連絡協議会の令和元年度定時総会が開催された。昨年10月に発足した同協議会は、学習塾、スイミングクラブ、ピアノ教室、検定などの民間教育の事業者団体によって構成されている。

総会には、正会員の他に、経済産業省やEdTech企業などからも多くのオブザーバーが参加

 今回は、活動報告とともに、民間教育推進のための自民党国会議員連盟への教育政策提言についても議論された。

 政策提言は、大きく分けて部活動、ICT環境整備の推進、学校外バウチャーについて言及している。学校教育と民間教育が対等にパートナーシップを結ぶことがこの提言のコアだ。

 子供たちの時間を奪っていると捉えかねない部活動がある。提言では、部活動を否定するのではなく、子供たちが自由に多様な学びを選択できる時間の確保を求めていく。

 ICT環境整備の推進は、学校の中にICT環境が整備されることで、学校教育と民間教育を繋ぐことができ、双方にメリットをもたらす。例えば、スタディログを共有することで、子供たちの学習効率の最適化が可能になる。

 低所得者を対象にした学校外教育バウチャーに関しては、消費税増税などで生まれた財源を学校教育だけでなく、民間教育にも使われるようにも提言していく。

 「未来の教室」とEdTech研究会を推進する経済産業省商務・サービスグループ教育産業室室長の浅野大介氏は、

「学校とはパートナーだという対等な立場で、臆することなく提言をしていくことを続けていってもらいたい」と語り、期待を寄せた。

 民間教育と学校教育の間にはまだまだ隔たりがある。しかし、多様化する社会において、学校教育だけの学びだけでは時代の変化に対応することは難しい。民間教育のジャンルを超えた新しい教育サービスが推進されることは、学校教育、また子供たちにとっても学びの可能性を広げることに繋がる。

 総会の最後に、安藤大作幹事長は次のように語った。

「民間教育団体連絡協議会は、民間教育のプラットフォームとして裾野を広げていくことが設立当初からの方針。同じく民間教育に汗を流し、理想を掲げて活動している団体、事業者にお声がけいただき、裾野を広げていければと思います」

 今後の民間教育団体連絡協議会の活動に期待したい。

NEAの第1回定時社員総会が開催 2019年度の展望を語る

 6月9日、一般社団法人教育アライアンスネットワーク(NEA)の第1回定時社員総会が学研ビルで開催された。

 NEAは昨年9月、学習塾や予備校を始めとする民間教育機関が参加し、「子供たちの未来を輝かせる指導方策の拡充」「民間教育機関の持続的発展」を目的に設立された。現在、正会員138社、賛助会員30社を数える(2019年6月現在)。

 この目的を実現するためにNEAは、1、「明日の学力(あすがく)」を基軸にした「教育改革対応」、2、「学習会」を基点に賛助会員とともに正会員のサポートをする「経営効率化」、3、経営相談および資金サポートをする「事業の継続・発展」の3つの柱を掲げ、総会では2019年度に向けた展望が語られた。

総会の様子。多くの参加者が集った

 1の「あすがく」は、正解が一つではない問題で構成された学力診断。小学3年生から中学2年生を対象に5教科問題に加え、教科にとらわれない問題が出題され、新学習指導要領にある「思考力・判断力・表現力」を見える化する。

 公立校入試でも「思考力問題」が出題される中、あすがくは「学力・学んだ力調査」と「学ぼうとする力調査」の結果を多面的に分析し、グラフ化、数値化して受験者に提供する。2019年度から本格実施されており、季節講習向けにワークシートも用意。また、「あすがく」は生徒の新規獲得に繋げるツールとしての価値も提供する。第2回は、2019年9月に実施予定だ。

 2については、英語4技能、映像授業など自塾の「コースバリエーションの増強」、家電、通信環境、デザイン、広告宣伝企画など「経営効率化、経営サポート」、模試、セミナーなどによる「教務力教科」、『塾ログ』やマーケティングなどの「募集コスト減、生徒数増への取り組みのサポート」など、賛助会員からコンテンツやツールのサポートを拡充していく。

 3は、NEAを通して、法律や会計などの専門家から会員限定経営相談や資金サポートの場を提供する。

 また、成功事例の「学習会」の開催、学習計画ツールや出席簿管理、あすがくに対応した生徒の成長記録などが搭載された「学びのプラットフォーム」の開発、得られたビッグデータや知見の活用し、リアルとデジタルの場の融合を進めていく。

ENGLISH COMPANY、アジアの有力経済メディア「Nikkei Asian Review」と協業。独自開発した英語学習教材を提供開始

英語パーソナルジム「StudyHacker ENGLISH COMPANY」(以下:ENGLISH COMPANY)を運営する株式会社恵学社(本社:京都府京都市下京区、代表取締役社⻑:岡健作)は、このたび、卒業生向け継続プラン「EC Prime」の教材に、日本経済新聞社が発行する英文媒体「Nikkei Asian Review」を採用する。同社では、Nikkei Asian Reviewを活用した英語シャドーイング教材を新規開発し、2019年6月14日(金)より専用アプリで提供開始。これにより、英語を学びながら世界の新しい情報を得ることができ、より実践的なトレーニングが可能になる。

 企業のグローバル化に伴い、今やビジネスパーソンの必須スキルとなりつつある英語運用力。英語のパーソナルジムENGLISH COMPANYは、言語習得の科学「第二言語習得研究(SLA)」の知見をベースにしたトレーニングにより、わずか3ヶ月でTOEIC®スコアを400点も上げるなど、これまで累計6000人以上の多忙なビジネスパーソンの英語力を飛躍的に向上させてきた。2018年5月には、卒業生様向けの会員制継続プラン「EC Prime」をリリース。英語力を向上させるためには、「学習を継続する」ことが大切であることから、3ヶ月終了後の学習サポートも開始している。「EC Prime」ではコンテンツのひとつとして、時事英語を活用した英語シャドーイング教材を毎週5回配信し、さらにパーソナルトレーナーによるオンラインでのフィードバックを行うサービスがある。恵学社では、今月上旬に導入したアルクの教材に続き、日本経済新聞社が発行する英文情報メディア「Nikkei Asian Review」を採用することとなった。アジア圏を中心とした経済ニュースを教材として取り入れることで、受講生の大半をしめるビジネスパーソンにとってより親和性の高い題材で実践的な英語学習が可能となった。

 EC Primeでは、今後もコンテンツのさらなる充実と品質の向上につとめ、受講生の皆様が卒業後も効果的な学習が継続できるようなサポートを目指していく。そのサポートの皮切りとして、Nikkei Asian Reviewの厳選した最新ニュース記事を第二言語習得研究の知見をベースに、最も効果の出やすい方法、順序に則ってシャドーイング教材を新規開発し、独自で構築した学習システムにて提供。さらに、同サービスの会員には、Nikkei Asian Reviewの購読IDを進呈する。

成学社、クラスベネッセFC加盟

株式会社成学社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:永井 博、東京証券取引所ジャスダック市場上場、証券コード2179)は、株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山市北区、代表取締役社長:小林 仁)とフランチャイズ加盟契約を締結した。

フリーステップなどを運営する株式会社成学社は、学びの選択肢を広げるために、「進研ゼミ」を使った個別指導教室「クラスベネッセ」にFC加盟。2019年7月5日、今福鶴見教室(大阪市城東区)を開校する。

DJI 教育用ロボット「ROBOMASTER S1」を発表

DJIは、初の地上走行ロボット「ROBOMASTER S1」を発表した。

「ROBOMASTER S1」はブラシレスモーター、全方向への可動性能を誇るシャーシ、高精度ジンバル、プログラミング、ゲームプレイや対戦といった双方向の通信モードで、楽しみながらロボット工学技術の可能性を学べるよう設計されている。ユーザーには、ハードウェアの組み立てや地上走行ロボットの操作、PythonやScratch上でのプログラミング、複数対戦モードによる仲間との競争といった様々な体験ができる。

直感的な操作性と安全性を兼ね備えた高機能設計
 RoboMaster S1のS1は「Step 1」の省略で、AI/エンジニアリング/ロボット工学に初めて触れる人でも簡単に操作できるようにというコンセプトのもと設計された地上走行ロボット。初心者でも使いやすいように、シンプルな操作性、専用のRoboMasterアプリ、分かりやすい操作メニュー、豊富なチュートリアルを搭載している。また同時に、AIやエンジニアリング、ロボット工学の経験を積んだユーザーも楽しめる高度な機能を備えている。

 RoboMaster S1は、31個のセンサーで周囲全体をマッピングし、その内6個はインテリジェント ボディアーマーで相手の攻撃を検知する。耐久性に優れたフレームの上には、安定したライブ映像をRoboMasterアプリに送信するFPV(一人称視点)カメラも備わっている。また、特徴的なメカニカルジンバルには、安全性を確保するために、角度を自動で制限できるブラスターが搭載され、赤外線や無毒性のゲル弾を発射できる。さらに、RoboMaster S1はDJIの部品で構成されたモジュール式で、6つのPWM(パルス幅変調)制御ポートも装備されているので、上級者は、サードパーティ製のハードウェアを使用することもできる。

価格と販売時期
 RoboMaster S1の小売価格は、64,800円(税込)、発売開始日は2019年6月12日です。専用コントローラー、予備のゲル弾、バッテリーとゲル弾マガジンといった追加アクセサリーが同梱される「Playmoreキット」は今後販売開始予定。RoboMaster S1は、DJI公式オンラインストア、DJI 認定ストア、DJI正規販売代理店および特約販売店にて販売を開始する。

 また、DJ公式オンラインストアでは、学生と教職員向けの特別な割引価格プログラムを用意している。本プログラムの詳細 https://store.dji.com/jp/education まで

 RoboMaster S1の新機能や特徴についての詳細は、https://www.dji.com/robomaster-s1 で確認できる。

『学研のニューブロックプログラミング』 日本おもちゃ大賞2019 優秀賞受賞

株式会社学研ホールディングス(東京・品川 宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社、株式会社学研ステイフル(東京・品川 福本 高宏 代表取締役社長)が発売する、プログラミングトイ『学研のニューブロック プログラミング』が「日本おもちゃ大賞2019」にて優秀賞を受賞した。また、東京おもちゃショー2019にて受賞商品を展示する。

2019年3月に発売した『学研のニューブロック プログラミング』が「日本おもちゃ大賞2019 エデュケーショナル・トイ部門」にて優秀賞を受賞した。日本おもちゃ大賞は日本玩具協会が2008年に創設し、今年で12年目を迎える。応募商品334点の中から専門家の厳しい審査を経て、7部門それぞれで大賞が選ばれる。学研ステイフルでは、昨年の「おもちゃ大賞2018 エデュケーショナル・トイ部門」にて大賞を受賞した「カードでピピッと はじめてのプログラミングカー」に続き2度目の入賞となった。

東京私塾協同組合が生徒・保護者向けイベントを開催

 東京私塾協同組合は2019年7月7日(日)に小学4年生以上の小中高生とその保護者向けのイベントを練馬区役所地下多目的会議室で開催すると発表した。

 今回のイベントでは、社会福祉学博士の小山望先生を迎え、「やる気の心理学 ”やる気について”、”やるきの出し方”」と題した講演、東京私塾協同組合北支部による「夏休みの効果的勉強法と過ごし方」、同組合員による個別の、「何でも相談」を予定している。

■イベント概要
イベント名:東京北地域進学フェア”夏”
開催日時:2019年7月7日(日)16時30分〜20時(受付開始16時15分)
開催場所:練馬区役所地下多目的会議室 (東京都練馬区豊玉北 6-12-1)
対象:小学 4 年以上の小中高生とその保護者(先着200名限定)
予約方法・入場費:予約不要・入場無料
主催:東京都認可東京私塾協同組合 北支部
問い合わせ先:東京都認可東京私塾協同組合 北支部(TEL:03-3970-2866、FAX:03-3970-3096)

「令和の教育を創るのは君だ」若手塾起業家がイベントを開催

 2019年6月9日(日)、これからの教育を創る企業や人に関心のある大学生向けに、塾起業家が「令和の教育を創るのは君だ」と題し、東京新宿区のCASE Shinjukuでイベントを開催した。参加者は定員の50名を超え、関心の高さが伺えた。

会場の様子

 講師は現在大学在学中の学習塾STRUX橋本拓磨氏、大学在学中に塾を起業した慶早進学塾 鴨井拓也氏個別指導塾B-fat 沖津亮佑氏がそれぞれ講演を行った。

 教育起業家団体Edutrepreneur所属の起業家3名によるパネルディスカッションも行われた。モデレーターを小形 雄大氏(tyotto塾 塾長)がつとめ、パネリストの遠藤 尚範氏(株式会社メイツ代表取締役)大濱 裕貴氏(株式会社クルイト代表取締役)新井 光樹氏(株式会社tyotto代表取締役)が会場の熱いレスポンスに応え、参加者を大いに盛り上げた。

 参加者の数学専門個別塾MeTa 代表の春日幹雄さんは「今日のイベントに参加し、自分の価値観を変えることができた。印象的なのは、教育で人を変え、社会を変えられると知った。自分もできると確信した」と話した。

■イベントの情報
https://tyotto.co.jp/event/2918

学習ノート共有アプリ「Clear」のアルクテラスが スプリックスと事業提携

アルクテラス株式会社(東京・世田谷区、新井 豪一郎 代表取締役社長)は、学習ノート共有アプリ「Clear」上の学習塾向け集客サービス「MEETS」の全国展開にあたり、株式会社スプリックス(新潟・長岡市、常石 博之 代表取締役社長)と事業提携を行なった。「MEETS」はノート共有アプリ「Clear」を活用する学習意欲の高いユーザーが主体的に学習塾を選ぶことができる、塾と学生との新しい出会いを創り出すプログラム。生徒募集にかかる高い手間やコストを適正化することを目的としている。

■「MEETS」について
月間ユーザー数170万人を超えるClear利用者の学習意欲向上と学習への深い理解を促すために、「勉強のプロ」である学習塾の講師によるノートや動画をClear上にアップロードし、ユーザーが閲覧できるサービスだ。学習塾はノートや動画を通して学生の疑問を解決に導くことで、塾の強みを学生にアピールすることができる。
また学生はそのコンテンツを見て気になった塾へ「Clear」内から学習相談や体験授業などの申し込みが可能。
本サービスは2019年6月7日より、日本、台湾、タイ3カ国で同時に申し込み受付を開始する。

価格       :無料
提供地域/対応言語: 日本/日本語、タイ/タイ語、台湾/繁体中国語、香港/繁体中国語
配信形式     : スマートフォン(iPhone、iPad、Android端末)向けアプリ、Webブラウザ
<ダウンロードURL>
iOS、Android共通 :https://www.clearnotebooks.com/store