ヤマハ トナムでの「器楽教育」定着化に関する施策が文部科学省「日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)」のパイロット事業に採択

ヤマハ株式会社がベトナム社会主義共和国で展開している「器楽教育定着化に向けた学校教員養成事業」が、文部科学省が進めている「日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)」の2018年度パイロット事業として採択され、応援プロジェクトの一つに選ばれた。「EDU-Portニッポン」のパイロット事業への採択は、2016年度に続いて今回が2回目となる。

ヤマハはこれまで総合楽器メーカーとして、楽器を実際に演奏して学ぶ「器楽教育」のメリットを世界各地の音楽教育現場に広めてきた。ベトナムもその一つで、2019年からの改訂を控える同国の学習指導要領への「器楽教育」の導入・定着化を目指し、10都市での音楽クラブ活動の展開を通じたモデルケース形成、教科書改訂支援、そして教員養成支援などを積極的に行っている。

AI (人工知能)型タブレット教材Qubena(キュビナ)「2018年度グッドデザイン賞」を受賞

株式会社COMPASS(東京都・品川区 神野 元基 CEO)が提供するAI (人工知能)型タブレット教材Qubenaが「2018年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)」を受賞したことを発表した。

Qubenaは人工知能を用いて生徒の個々の学習データを分析することで、高い学習効果と学習効率を追求し、全く新しい学習体験をデザインしてきた。今回その取り組みが高く評価されグッドデザイン賞の受賞にいたった。

ECC 東京オリンピック・パラリンピック競技大会のオフィシャルサポーターとして契約を締結

株式会社ECC(大阪市・北区 山口 勝美 代表取締役社長)は、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020)と東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のオフィシャルサポーター契約を締結した。
ECCでは「国際社会で活躍できる人材の育成」という理念に基づき、世界で活躍する人、また自己の可能性に挑み努力する人を応援している。今回のスポンサーシップ契約では、オフラインの語学教育を通してアスリートをはじめ、スポーツ運営や文化活動のサポートをし、国際間の人々の交流を通じ世界平和に寄与していきたいと考えている。

・契約期間
契約締結日~2020年12月31日

・対象
<大会>
第32回オリンピック競技大会(2020/東京)
東京2020パラリンピック競技大会
<日本代表選手団>
第3回ユースオリンピック競技大会(2018/ブエノスアイレス)
第3回ユースオリンピック冬季競技大会(2020/ローザンヌ)
第32回オリンピック競技大会(2020/東京)
東京2020パラリンピック競技大会

スマートフォン英単語学習アプリの決定版 17冊分のコンテンツが学び放題のiOS対応「英単語パス(単語レベル診断搭載)」

株式会社アルク(東京都・千代田区 田中 伸明 代表取締役社長、以下アルク)と株式会社プレイスクエア(東京都・港区 朴洪垣 代表取締役社長、以下プレイスクエア)は、アルクの英単語学習書籍『キクタン』シリーズ、『究極の英単語』シリーズのコンテンツ17冊分が使い放題のiOS版アプリ「英単語パス(単語レベル診断搭載)」をAppStoreにて提供開始した。

使い放題アプリ「アルクプレミアムパス」が、使いやすく進化し、iOS版「英単語パス(単語レベル診断搭載)」として提供を開始した。
アルクの人気書籍シリーズ『キクタン』『究極の英単語』など17冊分の学習コンテンツを搭載。利用期間を選んで購入すると、その期間は17のコンテンツ、レベル診断や総合テストが使い放題。アプリならではの機能で、徹底的に英単語をマスターできるようになっている。

学習塾向けeラーニング『mpi英語プログラム』発売開始へ

株式会社デジタル・ナレッジ(東京都・台東区 はが 弘明 代表取締役社長)と児童英語教育39年の株式会社mpi松香フォニックス(東京都・渋谷区 竹村 千栄子 代表取締役、以下mpi)は、学習塾の小学校英語クラスに最適な小学生向けeラーニングプログラム「mpi 英語プログラム」の販売を開始しする。

「mpi英語プログラム」はmpiの英語指導の現場で培った知識とノウハウを基にeラーニングのプログラムとして新たに開発された。子どもたちはタブレットとワークブックを使って学習に取り組み、英語でコミュニケーションをとるために必要な4技能「聞く」「話す」「読む」「書く」をバランスよく身に付けていく。個別に学習を進めることのできる「mpi英語プログラム」は、スタート時期や習熟度に左右されず、学習塾は元より新たに小学生英語教育に参入される多くの皆様方を力強くサポートする。

このプログラムの最大の特長は小学生の言語習得に不可欠な音声インプットを重視した点。学習塾や公教育対象の音声インプットが中心で、4技能が伸ばせる一貫した英語プログラムが少ない現状を改善するべく開発、制作に至った。
学習塾業界の大きな悩みと言われている英語指導者不足を解決すべく、指導者が教えるのではなく学習者が主体的に学べるeラーニングプログラムだ。学習者はタブレットを使い「Chants(チャンツ※1)」「Talk(会話)」「About myself(自己表現)」「Phonics(フォニックス※2)」の4つのメニューを毎回のレッスンで学ぶことにより、多量の英語のインプットを実現し、英語らしい発音と共に「聞く「話す」「読む」力を身に付けていく。加えてワークブックの活用により「読む力」を「書く力」に繋げることで、バランスのより英語の4技能の習得が可能となる。
このプログラムはスタートからゴールまで10級から1級までの10の級立てと120のステップにわかれており、今の自分のレベルを理解しながら、着実に英語の力を身につけることができる。

※1「チャンツ」とは日常的な話し言葉をリズムに乗せて表現したもので、言語のおもしろさを楽しむきっかけになるだけでなく、子どもたちの柔軟な耳を鍛え、英語の音を聞き分けられる耳を育てることができる。
※2「フォニックス」とは英語の「発音」と「文字」の関係性を学ぶ学習法であり、知らない単語でも耳で聞いただけでスペリングが分かり、正しく書くことができるようになる。
mpiは、39年におよぶ英語教室での実践・研究結果をもとにつくられた教材を活用し、今後も学習コンテンツの提供等を通じて日本の英語教育の発展に寄与していく。

初の公設民営型中高一貫校オープンスクール盛況 猛暑の中600名が参加

 その数、実に約700名。去る8月26日、最高気温35℃に迫る猛暑もなんのその、続々と親子連れが集まった。開催されたのは、『大阪市立水都国際中学校』のオープンスクールだ。同校は、大阪市が設置し学校法人大阪YMCAが運営するという我が国初の公設民営型中高一貫校だが、その注目度の高さを裏付ける盛況ぶりとなった。

 米国などではすでに一般化している公設民営校。そのメリットはやはり、公立校ならではの低学費と、独自性の高い教育を両立できることだ。同校では、グローバルビジネスや地元経済を担う人材育成を掲げ、国際理解と英語教育に力を入れる方針を打ち出しており、9月1日よりIB候補校となり、IB認定校となる準備を進めている。

 この日のオープンスクールでは、そうした教育目標を反映したワークショップを実施。参加者らは、ブロック玩具を用いて思考を具体化する『レゴ®シリアスプレイ®メソッド』(以下、シリアスプレイ)と、“新しい大学入試”からの応用問題に挑んだ。

ワークのファシリテーターを務めた熊谷教諭

 シリアスプレイとは、「お題」に基づきブロックで作品を作って自由に配置し、メンバー間で意見交換を行うもので、企業のチームビルディング研修などにも用いられる。今回のお題は「アヒル」だ。親も子どもも思い思いに、その意匠や配置に頭をひねり、意図を説明した。“新しい大学入試”の応用は、「LOVE」「HOPE」という2つの単語を立体化して並べた芸術作品を見て、「あなたならこの『LOVE』と『HOPE』の間に何を置くか、そしてその意図は?」というものだ。

親子一緒になって、ブロック玩具でアヒルを作る。重要なのは思考を形にすることだ

 いずれも正解などない。重要なのは「思考」を具体的な形として「表現」することと、「なぜそうしたのか」をメタ認知し、相手に伝える「伝達」だ。これにより、漫然と頭の中にある抽象的な思考を論理的に整理したり、伝えたりする力を育てる。ファシリテーターを務めた熊谷優一教諭は「準備してきたことを再現するだけの学力観が変わりつつある。本校ではこうした教育にどんどん取り組んでいきたい」と語る。

 後半の体験授業では、物質の電導性の有無をゲーム感覚で実験する授業を実施。特徴的なのはグループで意見交換しながら進めていくことと、外国人教師によって英語で実施されることだ。いわゆるイマージョン教育の要素で、英語力や国際感覚を育てていくのだ。同校では多くの外国人を教員として雇用するが、一般の公立校と異なり、彼らを独自採用できる点も公設民営校のメリットといえよう。

体験授業を行うネイティブの先生。同校では外国人教師を多数採用する予定

物質の電導性をさまざまな実体験を通じて学んだ体験授業

 参加したある保護者は「私たちが受けてきた教育とまるで違い、驚いている。何より、子どもが楽しみながら学ぶ姿勢を見せてくれたのが嬉しい」と期待を寄せる。進む教育改革の中、「新しい学校の在り方」への注目はますます高まりそうだ。

実行ベースで教育改革の推進を目指す「みんなの教育改革実践フォーラム2018」11月25日(日)開催

一般社団法人日本アクティブラーニング協会と一般社団法人国際ポートフォリオ協会は、継続的に実証的な活動を行う実行ベースでの教育改革を推進することを目指す「みんなの教育改革実践フォーラム2018」(https://esibla-forum2018.peatix.com/view)を11月25日(日)に東京都武蔵野市の聖徳学園中学・高等学校にて開催することを発表した。

eポートフォリオとは何なのか、何のために必要なのかということが理解不足のまま導入されている今、「みんなの教育改革実践フォーラム2018」では、eポートフォリオを題材とし、すでにeポートフォリオを活用した学びを実践している学校の事例発表を基にして、そのあるべき姿を参加者とともに考える。

参加費は無料(要事前登録: https://esibla-forum2018.peatix.com/view )。オープニングセッションは安西祐一郎氏(日本 学術振興会 顧問、日本アクティブラーニング協 会 会長)が「脱ガラパゴスの教育改革の実現に 向けて(仮題)」という題で講演し、発表校による「探究学習」・「非認知能力の育成」など、eポートフォリオと関連して多彩なテーマでのセッションが行われる予定。発表校・団体(2018年9月27日現在)はトビタテ!留学JAPAN、大阪教育大学付属高等学校池田校舎、大阪市立水都国際中学校・高等学校、大妻中学高等学校、日本大学三島高等学校、早稲田摂陵中学・高等学校など。

「みんなの教育改革実践フォーラム」は今後も開催を予定しており、2019年夏は「どこが違う?世界と日本の教育&大学入試」、2019年冬は「「英語4技能」育成と評価の実際」などを予定している。

【みんなの教育改革実践フォーラム2018概要】

会 期:2018年11月25日(日) 13:00-18:00(開場12:30)

会 場:聖徳学園中学・高等学校 13号館(〒180-8601 東京都武蔵野市境南町2丁目11−8)

主 催:一般社団法人日本アクティブラーニング協会、一般社団法人国際ポートフォリオ協会は、

協 賛 :募集中

参加者 :日本全国の教育関係者(参加費無料)

2020年小学校での「プログラミング教育」始動に先駆けて、「カードでピピッと はじめてのプログラミングカー」が研究授業に

株式会社学研ホールディングス(東京・品川 宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社、株式会社学研ステイフル(東京・品川 脇田 誠 代表取締役社長)が発売する「カードでピピッと はじめてのプログラミングカー」が、立川市立上砂川小学校(東京・立川)の「プログラミング教育」研究授業において、教材として活用された。

立川市立上砂川小学校は、立川市教育委員会から平成28・29・30年度に教育力向上推進モデル校として指定されている小学校。立川市の様々な小学校の教員で組織している「立川市立小学校教育研究会・情報教育部研究会」において、国語の授業に「プログラミング教育」が組み込まれる研究授業が行われ、「カードでピピッと はじめてのプログラミングカー」(以下、プログラミングカー)が教材として用いられた。
平成29年に告示された「小学校学習指導要領 解説 国語編」第2章 第1節 国語科の目標の中に「日常生活における人とのかかわりの中で伝え合う力を高め、思考力や想像力を養う」とあり、上砂川小学校ではこの点に「プログラミング的思考」を育む必要性を見出し、「国語×プログラミング教育」の関連を重視した形で研究授業が行われた。

【研究授業 概要】
実施 : 2018年9月5日(水)
教諭 : 立川市立上砂川小学校 花上潤子先生
生徒 : 小学1年生(26名)
教科 : 国語
単元名 : 「なつやすみのことを はなそう」
ねらい : プログラミング体験を通して、順序良く伝えることの大切さに気づく

■商品情報■
●商品名  カードでピピッと はじめてのプログラミングカー
●本体価格  5,980円(税抜)
●公式ホームページ  https://www.gakkensf.co.jp/pgc/
●公式通販サイト  https://item.rakuten.co.jp/gakkensf/et83008/
●商品動画  https://www.youtube.com/watch?v=4vzaV_z7WEc&t=9s
●販売先  全国の玩具店など

ティエラコム、タブレット型AI教材『atama+』を45教室で導入

株式会社ティエラコム(兵庫県神戸市、増澤空代表)は、atama+株式会社(東京都中央区、稲田大輔代表)が提供するタブレット型AI教材『atama+』を45教室で導入した。また、『atama+』に特化した人工知能型完全個別指導塾「AIホロン」を神戸に開校。

これにより、AIがティーチング、講師がコーチングという役割分担をしながら、『atama+』を中高生向け教材として提供し、生徒の学力向上をサポートする。今年1月に実施したトライアルでは。高校生83人が『atama+』を用いて数学1Aをおよそ20時間学習した結果、センター試験の平均点が37.3から51.7にアップしたという。

AIホロンにて、『atama+』を活用し勉強する生徒と講師の様子

atama+の「自分専用レッスン」のイメージ

 

月刊私塾界2018年10月号(通巻450号)

巻頭言

8月末大曲の花火へ行ってきた。
 大曲の花火大会は、その正式名称「全国花火競技大会」が示す通り、純粋に競技大会である。全国150社あまりから厳選された30社以下――今年の第92回大会は27社――が、1年かけ作製し、花火をつくった本人が自らの手で打ち上げる。花火の種目は昼花火の部と夜花火の部に分かれる。昼花火は全国でもここ大曲にしか残っていないが、昔から花火通の粋人が好むものだそうだ。夜の花火は光を楽しむが、昼花火は色煙(紅、黄、青、緑、紫など)を駆使して色彩豊かに空に模様を描く。
 夜花火の部は、10号玉・芯入割物の部、10号玉・自由玉の部、創造花火の部の三部門に分かれる。芯入割物とは、同心円状に真円を描く菊型花火のことであり、競技では四層以上の円を描くと規定されている。自由玉の部は、芯入割物と重複しないもので、冠菊、千輪などがあり、花火師の意図が色彩や形に現れる。創造花火の部は、花火の題名にイメージを表現し、音楽に合わせて打ち上げる。色彩、リズム、立体感、構成などを、創造性と独自性から審査される。
 細かく規定され、厳格な統一ルールの基審査される。1910年から続く伝統的花火大会だが、創造花火の部などに見られる通り、常に新機軸を打ち出している。
 学習塾にも次々新機軸が持ち込まれる。AIを用いたアダプティヴラーニングや英語四技能などだ。伝統的に生徒の成績を上げることを守りながら、新たな技術、方法にチャレンジする。それがなければ未来はない。

(如己 一)

目次

  • 8 CatchUp01 株式会社アガトス
  •   地域、学校、そして同業者からも支持される柏の塾

  • 10 CatchUp02 株式会社グッドアット
  •   話すだけではない4技能をバランスよく学べるオンライン英会話講座

  • 12 CatchUp03 株式会社早稲田スクール
  •   「FLENS算数特訓」を軸に据えた小学部のカリキュラム改革

  • 16 挑む大学 キリロム工科大学
  •   英語と最先端のIT技術を学べる大学がカンボジアに

  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 45 【特集】英語4技能試験に対応する授業のつくりかた
  • 60 Special Report 私塾界エグゼクティブセミナー2018 幼児教育を考える
  • 68 TOP LEADER Interview
  •    株式会社学研塾ホールディングス
       持続的な発展の礎を創る、新たな3年へ。

  • 72 教育サービス業界 企業研究(72) 株式会社ミスターフュージョン
  • 83 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(297)
  • 84 疾風の如く(111)株式会社COLEYO(京都府)代表取締役 川村 哲也さん
  • 86 好機到来(42)教養道 塾長 奥村 武敏さん
  • 88 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(65)
  • 90 白書界隈徘徊話(43) 西村克之
  • 92 自ら動き出すチームにする方法(49) 中谷彰宏
  • 94 塾の家計簿(17)
  • 96 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(63)
  • 97 芸術見聞録(63)
  • 98 ぼくの幼児教育考(4)
  • 99 塾長の机
  • 100 為田裕行の「教育ICT行」(43)
  • 102 英語教育 どう変わらなければならないか(4) 田中 茂範
  • 104 林明夫の「歩きながら考える」(158)
  • 106 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(21)
  • 108 私塾界インサイト(7)
  • 112 咲かせよ桜(46) 小林哲夫
  • 116 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(65)
  • 118 論点2018(10) 義務教育学校とは
  • 122 編集後記
  • 124 Book Review
  • 126 塾長のためのガジェット講座