東京大学、大阪大学、東北大学の3大学は米スタンフォード大学(カリフォルニア州)と提携し、今秋から医療機器の開発に秀でた人材を育てる取り組みを始める。米スタンフォード大から「バイオデザイン」と呼ばれる実践教育プログラムの講座を導入する。3大学は医学生や研究者に加え、製薬企業や医療機器メーカーなどの社員も受講生として募り、医療現場の声に基づいた独自性の高い機器の開発につなげる。欧米に比べて出遅れている医療機器の開発要員を育成し、関連産業の競争力を高める考えだ。
日本初の本格的なロジカルシンキングを学習塾に導入した学習塾ロジム(東京・江東区、苅野進塾長/以下、ロジム)は、音羽の坂こども園(東京・文京 区、辻村あい代表)と提携したことを4月13日に発表した。ロジムは、小学校低学年向け論理思考力養成カリキュラム「ロジトレ」など小学生を中心とした教 材を提供している。今回の提携では、新たに幼児を対象とした「ロジトレ」を開発し、音羽の坂こども園に提供する。
幼児向けのロジトレには、 「みて、きいて、さわって、くらべてみよう」というコンセプトのもと、五感を大いに活用し、さまざまなものを比較するという作業を通して、将来の学習、論 理的思考力、コミュニケーション能力のベースを養成するカリキュラムになっている。そして、園児たちが、学習しているという意識を持つことなく、自然と論 理的思考力、クリエイティブな発想力を身につけ、コミュニケーションすることを楽しみながら習慣化することを狙っている。
2015年前半に は、さまざまなものを比較しながら共通項と差分を捉える能力を育成する「おなじかたちどーれ?」、短期記憶・集中力・判断力の養成を目的とした「フラッ シュハウス」、視覚と言語の関連づけ、連想から新たなものを獲得していく「どうぶつカードであそぼう」など多様なプログラムを予定している。
音 羽の坂こども園は、辻村人財コンサル株式会社が運営する保育園で、今年の4月1日に開園した。年齢や一人ひとりの成長に応じながらプログラムを組み立て、 子どもたちが学びながら楽しく生活をする幼児の学校を目指し、確かな学びを通じて子どもたちの未来に必要な能力の育成を掲げている。学びを大事にする各界 のプロフェッショナルをアクティビティの講師・監修に採用しているなど先進的な取り組みをしており、子どもの成長に合わせて生きるための思考力・知識運用 力の養成を行うロジムと目指す方向性が合致したことにより今回の提携は実現した。このプログラムは、週1回30分のアクティビティクラスにて実施。また、 毎日の「朝の会」にて、3~5分程度のゲームとしても導入されている。
サンフランシスコで2014年に設立された総合大学が「ミネルバスクールズ at KGI」、初年度の入学生がたった28人の新設大学。創設者のベン・ネルソンはシリコンバレーで企業経営に携わり、産業界が求める人材と有名大学卒業生の間の適性ギャップや高額な学費に疑問を感じてミネルバの立ち上げを決意した。ハーバードやスタンフォードなどの名門大学から次々と優秀な教授がカリキュラム策定や学生指導に参加、背後に控えるベンチャーキャピタル(VC)の存在が知名度を押し上げる。
古くはイーベイ、最近ではツイッターなど名だたるIT(情報技術)企業の創業期を支えたVC、ベンチマーク・キャピタルがミネルバに12年に2500万ドル(約30億円)を出資。このため、同校は学校でありながら将来性有望なベンチャー企業のように語られる。
株式会社鷗州コーポレーション
AIC Kidsが目指すのは、「海外のトップ大学に留学できるレベルの英語力」。
その基礎となる英語力を小学生のうちに身につけられるのがAIC Kidsです。
ビギナーから英検2級を目指すクラス、さらにはTOEFL Juniorにも対応したクラス(準備中)を揃えています。ただ「楽しいだけ」ではない「本格的な英語学習の場」を提供し、日本語を介さずに「英語を英語のまま処理する力」を養います。
導入形態: フランチャイズ
加盟金: 90万円
ロイヤルティ: 学費売上の20%
学費: 15,000円~30,000円
授業: 週1回 80分~120分
お問い合わせ先情報
会社名 | 株式会社鷗州コーポレーション | ||
担当者名 | 糸永 隆介 | ||
TEL. | 0120-51-7070 | ||
URL | http://aic.aicj.com/aickids/ |
岡村ゼミナール株式会社
従来の学習塾が対象にしていなかった低年齢児童対象の早期知能開発型の講座は、開設1年目は設備や運営経費への投資で赤字ですが、早くも2年目からは黒字化がほぼ確実に見込めます。なぜなら、3歳児辺りからの集客に付き、数年間以上も卒業という大きな節目もないため、生徒数の毎年の累積効果があるばかりか、その後は母体の学習塾部門への進級がほぼ確実に見込まれ、合計の在籍年数が17歳までの十数年間という長期に及ぶ可能性があり、その間における経営安定化もほぼ保証されるからです。
更に、珠算(計算力・記憶力強化)で修練を積み、学習姿勢が確立されている学力レベルが高い生徒を、後年学習塾部門の中核を構成する塾生として獲得すれば、学習塾部門の活性化や卒業生の進学先のレベルアップにも大きく寄与する見込みが強い利点あり。
珠算講座は、従来から専門的な技能に基づいて指導する特殊な分野ですが、ACE Kids Academy珠算教室では、京都・人気No.1珠算塾:新そろばん楽習塾・岡部秀夫先生が長年にわたっての経験と知恵とで開発された貴重な教育指導法にのっとりつつ、自塾の珠算教育部長・高島篤先生がその情熱と高い指導技能をもって多数の講師を研修指導しつつ、高度な教育レベルを実現しています。
多数の教室と生徒の体験レッスンや入塾状況、成績等を効率的に管理・監督するITステムも、ACE Kids Academy事業部長・丸岡智弘により開発・運用しています。
お問い合わせ先情報
会社名 | 早期知能開発志向ACE Kids Academy 珠算・習字・英会話・速読講座ACE Kids Academy |
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担当者名 | 岡村寛三郎(岡村ゼミナール(株) 会長) | ||
TEL. | フリーダイヤル:0120-121213 |
4月27日付け日本経済新聞の教育面に面白いコラムを見つけた。見出しが「都立高『バカロレア』入試 合格外国人、定員に満たず」とある。何のことかとあっけにとられたが、読んで見みると納得できた。
東京都立国際高校が設置した国際バカロレアコースの募集人員は、日本人生徒15人、外国人生徒5人の計20人。日本人生徒66人、外国人生徒22人の計88人が応募した。選考は、英語運用能力検査、数学の学力検査、小論文、個人面接、集団討論などハイレベルな内容だったが、外国人生徒の合格者が4人で、募集人員の5人に満たなかった。
応募した外国人生徒22人の中に、「履修に必要な能力などに基づいて適切な基準を定め」「これに達しているものの中から合格者を決め」「一つでも基準に達しない場合は選考の対象としない」という規定があり、この基準をクリアできたものが4人しかいなかったと考えられる。その分を日本人生徒で埋めたため、日本人合格者は16人と募集人員より1人多くなった。
コラムニストは末尾を、「定員内不合格」というこれまでの都立高校ではありえない結果は、今後、議論を呼びそうだ、とまとめた。冒頭は「今年の東京都内の高校入試で最も注目されたのは、東京都立国際高校が設置した国際バカロレアコースの募集だろう」とある。特殊な国際バカロレアの外国人枠の特殊な規定、多分、議論は起こらないと思うのが一般的では?