医療介護事業、アジア進出など新規事業を加速する名学館HDが27周年記念全国大会

表彰を受ける名学館掛川校の松下一徳オーナーと齋藤大樹塾長株式会社名学館ホールディングスは、11月8日、創立27周年を記念した全国大会を、東京・六本木の東京ミッドタウンで開催した。
大会では、同社の医療介護事業部の畑邉淳一事務局長が開会宣言に続いて、塾長や講師たち5人が「五つの誓い」を唱和し、第一部の幕が上がった。
特別講演には、株式会社エデュケーショナルネットワーク開発本部副本部長・編集長の上野伸二氏が登壇し、大学入試改革についての講演を行った。
大学入試改革の動向は、様々な情報が錯綜し、なかなかわかり難く、新中1年生向けには大学入試改革を見据えた模擬試験が各社から新たに投入されるなど、早くも熾烈な競争がはじまっている。そういった背景を踏まえ、改革の要点を抑えながら、わかりやすく伝えた。
実践研修には、名学館掛川校の松下一徳オーナーと齋藤大樹塾長が登壇。同校において、優秀な業績をあげているノウハウが惜しみなく披露された。
「素晴らしい名学館システムと、生徒一人ひとりに寄り添った指導を大事にすれば、必ず生徒は集まります」と松下オーナーが印象的に語っていた。
その後、2014年、15年度の季節講習の優秀校や年間優秀校、永年功労賞の表彰式がおこなわれたほか、若手講師による模擬授業大会の表彰もおこなわれ、表彰された清々しい姿の講師たちは、満面の笑みを浮かべていた。
佐藤剛司代表 第二部は会場を移し、同社の佐藤剛司代表取締役社長の講演をはじめ、豪華景品が懸かったビンゴ大会など、加盟オーナーやその社員たちの労をねぎらう企画も多数用意され、会場は大いに盛り上がっていた。
そして、10月にカンボジアにオフィスを開設したことが佐藤代表からサプライズで発表され会場を驚かせた。今後はアジア諸国にも事業展開を計画しているという。
佐藤代表は、「今後も人のため世のためよりよく生きられる世界を作っていきたい」と、教育に対する熱く変わらぬ想いを述べ、会を締めくくった。

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