電子書籍の普及、シニア層に広がる

 普及期に入った電子書籍、利用者はインターネットに慣れ親しんだ世代が中心だが、シニアの間でも電子書籍を楽しむ動きが広がっている。書店に出かけずにネット上で読んでみたい本を自由に選び、文字を大きく表示できるから読みやすい。有料または無料の電子書籍の利用率は男女とも10代が30%前後で最多。60代以上は10%前後だ。一方で電子書籍の購入金額は50~60代が高くなるという。高齢者が使いやすいサービスは、世代に関係なく使いやすい「ユニバーサルデザイン」。シニアが電子書籍ビジネスのけん引役になる。

みんなが私塾界!