世界遺産の候補、文化庁審議  15年登録を目指す

 文化庁は2015年の世界文化遺産登録を目指し、13年度に国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦する候補を審議する文化審議会特別委員会を8月23日に開く。ユネスコの暫定リストに記載済みの候補から絞り込む。「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎県、熊本県)が有力。前回までは、文化審が認めた候補だけが政府推薦されていた。今回は手続きが一部変わり、文化審とは別の有識者会議でも福岡県や鹿児島県など8県が関係する近代化産業遺産群の推薦を議論する。

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