都麦出版(京都府、鳥居実代表)は5月23日、新大阪丸ビルにて「つむぎセミナー」を開催した。基調講演に明利学舎の鈴木明男氏を招き、チラシを一切使わない、WEB集客についての講演がおこなわれた。
会場には関西だけに留まらず、関東などからの全国から学習塾関係者も100名を優に越える業界関係者が参加した。第1部では都麦出版の鳥居実代表よりイントロダクションとして、同社のWEB教材である「つむぎリンガポルタシステム」の概要が発表された。従来の教材の良さを活かしながら、これからのICT教育を見越した仕組みであり、今後の塾用教材の一つの選択肢に成り得る可能性が感じられた。
第2部は、「『7年連続入塾倍率4倍超』の塾をつくる!」と題して、明利学舎の代表の鈴木明男氏による講演。チラシを一切使わない、「WEB集客戦略法」について2時間にもわたり講演した。
鈴木氏は1996年に開塾して以来、着実に業績を伸ばし、今年の3月に塾名を「明利学舎」に改称し、より利便性の高い地に移転。そしてこの9年間、集客においては学習塾業界では定番となるチラシを一切使わず独自の集客方法を編み出し実践。机上の理論では太刀打ちできない現場での経験から独自のWEB集客方法を構築し、「7年連続入塾倍率4倍超」を果たしているという。講演の終了後も質問が絶えることがなく、新しい塾経営の在り方を考える機会となった。