盗難被害の寺に、3Dプリンターで仏像レプリカ制作

仏像が盗まれるた和歌山県の寺に、県立和歌山工業高校(和歌山市)の生徒らが制作した3Dプリンターで作られた仏像のレプリカが奉納された。レプリカの愛染明王立像(高さ51センチ)が奉納されたのは、紀の川市穴伏の円福寺。10年10月、江戸時代前期のものなど11体の仏像が盗まれた。13年2月、このうち3体が古美術専門競売会社のカタログに掲載されているのが見つかり、地元住民らが買い戻した。生徒らは、3Dプリンターを使って本物そっくりにかたどった。仕上げの彩色は博物館が担当した。

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