蕪村212句 新発見  天理大で

天理大学付属天理図書館(奈良県天理市)は10月14日、江戸中期の俳人・文人画家、与謝蕪村の句集が見つかり、収められた1903句のうち212句がこれまで知られていないものと分かったと発表した。 見つかったのは「夜半亭蕪村句集」上下2巻。蕪村の自筆ではなく、句会などで詠んだ俳句を弟子の寺村百池が1772~83年ごろに書きためた。図書館と関西大の藤田真一教授(日本文学)が共同で調査していた。今後、各句が詠まれた時期を詳しく検証する。

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