「アダムズ方式」20年国勢調査を軸 衆院議長が調整へ

大島理森衆院議長は3月9日、議長の諮問機関の答申が示した「アダムズ方式」について、2020年の大規模国勢調査結果に基づいて導入する案を軸に、各党と調整に入る方針を固めた。自民の谷垣禎一幹事長と会談し、議長案の方向で党内の意見集約を急ぐよう求めたとみられる。大島氏は8日までに制度改革について各党から見解を聴取。定数削減に反対する共産と欠席した社民を除く野党と公明は、アダムズ方式による定数配分見直しの即時実施を求めた。

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