東京地検特捜部は10月4日、ウィッツ青山学園高校(三重県伊賀市)を巡る就学支援金詐取事件で同校運営会社「ウィッツ」の元監査役、馬場正彦容疑者(56)を詐欺罪で起訴した。起訴状によると、馬場被告は15年、高卒で受給資格がなかったり就学実態がなかったりした生徒14人の就学支援金約251万円を国からだまし取ったとされる。馬場被告と共謀したとして捜査していた元生徒や四谷キャンパスの元代表については、関与の度合いが低いなどとして不起訴処分(起訴猶予)とした。
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