ウィッツ青山学園高(三重県伊賀市)が、広域通信制の昨年度の卒業見込み者約400人に対し、必要な履修を受けさせないまま卒業証書を渡していたことが分かった。文部科学省は4月21日、岡本栄・伊賀市長を呼んで事実確認し、学園高に対する適切な運営や管理の監督を指導する方針だ。学園高は、テーマパークで土産物のお釣りの計算をしたことを授業で数学を履修したとみなすなどしていた。このため文科省や伊賀市は、必要な授業内容の再履修を終えるまでは卒業を認めないよう指導していた。
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