ワーク・ライフ・バランスの取り組みを評価 京進が奨励賞を受賞

「学習塾京進」や「個別指導スクール・ワン」などを展開する教育サービス大手の株式会社京進(京都市下京区、白川寛治代表)は17日、産業界労使・学識経験者からなる「~生涯活躍と働き方改革を実現する運動~ワーク・ライフ・バランス推進会議」(事務局:公益財団法人 日本生産性本部)が主催する「第9回 ワーク・ライフ・バランス大賞」において「奨励賞」を受賞した。

同社は、多様な人材が活躍できる企業をめざし、2002年より定時退社キャンペーンを展開し、従業員の意識改革により早く退社できる風土・体制づくりを実施してきた。また、グローバル視点を養う風土づくりとして、海外での異文化体験を図るよう、勤続10年ごとに連続10日間の連続休暇と旅行券支給などで推進を強化。社員満足度(ワークライフバランス項目)が継続して改善したという。

同大賞は、ワーク・ライフ・バランスの推進にあたり優れた成果をあげている、または地域・社会に大きな貢献を果たしている企業・団体を表彰する制度だ。「ワークライフバランス推進会議」は、組織を中心としたワーク・ライフ・バランスの推進から個人起点でのワーク・ライフ・バランス実現を目指した新たな活動を進めている。07年から始まった同制度は、今年から特に中長期視点でのキャリア形成や働き方改革をはじめ、個人の様々な活動によるワーク・ライフ・バランスの実現を支援している企業や組織について、実効性ある先進的な取り組みを表彰している。

京進は「今後もワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取組みを推進し、従業員一人ひとりがいきいきと働ける企業をめざす」としている。

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