若手の教育関係者が集い、未来の教育の在り方を語り合う

「2020年」まであと1年半ほどとなり、様々な課題が山積する日本の教育業界。そんな中、去る9月9日、大博多ビル会議室(福岡県福岡市)にて「第3回塾業界未来会議」が開催された。会場には九州、関西など、全国から次代を担う学習塾の若手経営者を中心に集った。
 「塾業界未来会議」とは、(株)パーソナル・サポート(大阪府)代表の吉村昭彦氏、(株)PEG(滋賀県)代表の永濱茂夫氏、(株)ドリーム・チーム(大阪府)代表の岩井俊夫氏が発起人となって、教育業界に携わる若手塾経営者が、子ども達の未来のため、塾業界の未来のために何ができるのかを一緒に考え、行動することを目的に立ち上げた会合。1回目の大阪、2回目の広島と続き、第3回にあたる今回では博多に場所を移し、「塾業界未来会議」至上、最大の参加者となり、会を重ねるごとに注目の高さが伺える。

「子供たちの塾の未来」をキーワードに、様々な意見や考えを共有し、それをヒントに新たな価値観を持ち帰ることを目的とした本会。会議のテーマから参加者自ら考え、議題を参加者の投票で抽出。その結果、「入試がなくなった時の塾の役割」、「これから流行る塾・廃れる塾」、「個人塾って何?」、「塾の働き方改革」、「AIがどのように塾に関わっていくか」の5つのテーマに絞られた。その後、グループをシャッフルしながら。時間の許す限り議論を深めていった。
 テーマごとに分かれた5つのテーブルでは、喧々諤々、様々な意見が飛び交い、あっという間に時間が過ぎていく。
 発起人の吉村氏は閉会の言葉として、「もっともっと話したいという声もいただいた。まず考えることが大事だが、ぜひ行動に移してもらいたい」と述べた。また同じく発起人の岩井氏は「これから子どもと接している中で、議題の上がった正解のない課題に、日々向き合うことが重要だと感じた」と語った。
 本会の前日の夜には前夜祭として懇親会も開かれ、両日ともに参加した教育関係者は、濃密かつ有意義な時間を過ごすことができたようだ。 
 これからの教育のあり方を考え、また実行していく上でも、この「未来会議」を今後も注目していきたい。

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