駿台とatama plusの共催オンライン模試、2.8万人が受験

atama plus株式会社(東京・品川区、稲田 大輔 代表取締役)と学校法人駿河台学園(東京・千代田区、山﨑 良子 理事長)は、7月27日〜8月9日に実施した「駿台atama+共通テスト模試」受験者が約2万8千人となり、オンライン模試として国内最大規模となりましたことを発表した。今後のオンライン模試の受験体験をより良いものにすべく受験者を対象に実施したアンケート結果を公開した。

 アンケートにて高い満足度となった「いつでも、どこでも受けられる」「結果がすぐにわかる」などのオンライン模試ならではの良さを活かし、「駿台atama+共通テスト模試」は今後も継続して年に3回実施する。2021年1月より、高1・2年生向けオンライン模試「駿台atama+学力判定テスト」を年に6回実施(隔月開催)することを決定した。コロナ禍で模試の会場開催が実施しづらくなっている状況をふまえ、「駿台atama+共通テスト模試」、「駿台atama+学力判定テスト」のいずれも2021年度中は全てのオンライン模試を無料で提供する。

■ アンケート概要
実施期間  :2020年7月27日〜8月9日(駿台atama+共通テスト模試期間中)
実施方法  :web回答
対象    :駿台atama+共通テスト模試受験終了者による任意回答(回答数3,085)

■ アンケート結果
Q 駿台atama+共通テスト模試の特徴について、各項目の満足度(1〜5)を教えてください。
「受験完了後、結果がすぐわかる」「自由な場所、時間で受けられる」といったオンライン模試ならではの特徴に関する満足度の平均は、全て4.0以上の評価となった。

Q 駿台atama+共通テスト模試について、会場での受験と比較した場合の各項目の満足度(1〜5)を教えてください。
会場で受験する紙模試との比較においては、オンライン模試は「志望校登録のしやすさ」「マークシートの塗りやすさ」といった点では満足度4.0以上の評価である一方で、「問題用紙の見やすさ」「設問の解きやすさ」では満足度2程度の評価となった。

Q:次回の模試で会場受験・オンライン受験が選択できる場合、オンライン受験を選択したいと思いますか?
「選択したい」と答えたのは19%。理由には新型コロナウイルス感染を懸念する声や、「近くに会場がない」「好きな時に受けられる」など場所や時間の制約がない点をメリットに上げる声が寄せられた。

また、41%は「どちらとも言えない」と回答した。理由としては、「新型コロナの状況次第で判断する」「新型コロナの関係もあるため、外出せずに自宅で受験できるのはとてもいい。ただ、本番は会場受験になるので、どちらにするか迷う。」など、オンライン受験のメリットは感じつつも、新型コロナウイルスの状況を見て検討したいという声が多数を占めた。

対して、「選択したくない」と回答した人は40%で、パソコン操作の不慣れや目の疲労、家では緊張感が足りないといった理由が挙げられた。

今回のアンケート結果からは、問題の読みやすさなどには課題は残りつつも、好きな時に好きな場所で受験できるといった点や、すぐに結果がわかるなどオンライン模試ならではの良さを評価する声が多くい届いた。コロナ禍の長期化により、オンライン模試のニーズは今後も続くと予想される。

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