旺文社ベンチャーズを通じて、子ども向けアプリ・タブレット教材開発・運営などを行うワンダーラボ株式会社へ出資

 教育出版の株式会社旺文社(東京・新宿区、生駒 大壱 代表取締役社長)は、株式会社旺文社ベンチャーズ(東京・新宿区、粂川 秀樹 代表取締役)が運営するファンドを通じ、STEAM教育領域の子ども向けデジタル教材の開発・運営を手掛けるEdTechスタートアップのワンダーラボ株式会社(東京・文京区、川島 慶 代表取締役)へ出資したことを発表した。

 ワンダーラボは、「世界中の子どもが本来持っている知的なわくわくを引き出す」をミッションに掲げる、STEAM教育領域の子ども向けデジタル教材の開発・運営を手掛けるスタートアップ。旺文社はプロダクトを通じ、STEAM領域の学びのみならず、非認知的能力の土台であるモチベーションや意欲を「内発的」に引き出すというアプローチは非常にユニークであると考えている。ワンダーラボの思考力育成アプリ「シンクシンク」は、抽象的思考の土台となる思考センスを育てるプロダクトで、150ヵ国の延べ150万人に利用されている。

 今回の出資を通じ、旺文社はワンダーラボ社と連携を進めていく。STEAM・非認知的能力を育むプロダクトと、旺文社が培ってきた学習コンテンツ・サービスや営業チャネルなどの資産を有機的に組み合わせ、支援を推進していく。

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