子育て世帯支援、地域コミュニティ形成「箱根町子育てシェアタウン」プロジェクト始動

 全国で、自治体や企業と連携しながら、生活や子育てを頼り会える地域コミュニティづくりに取組む株式会社AsMamaは、箱根町が掲げる「箱根町子育てシェアタウン」の実現に向けて、子育て世帯を中心に、地域の人達が緩やかに繋がり、共助できるコミュニティをアナログとデジタルの両輪で形成していくプロジェクトを開始すると発表した。
 少子高齢化における子育て世帯の負担の軽減は全国的な課題だが、箱根町は全国有数の観光地で、観光業に従事している子育て世帯が多数をしめることから、夜間や休日の託児支援や子どもの遊び・学びの場が不足しているといった地域性がある。長引くコロナ禍で町内イベント等も自粛傾向にあることは他地域同様で、親同士のつながりや地域コミュニティが希薄化し、各家庭の孤立や負担感の増加も深刻だという。また、1975年ごろには2万人超いた箱根町人口も、2021年では約1万1千人と半減し、町の人口にしめる年少人口(14歳以下)も2021年には7.3%と非常に低い値となっている。
 こうした現状をふまえ、箱根町では、子育て世帯同士がゆるやかにつながり、頼り合えることで、子育てがしやすい「箱根町子育てシェアタウン」を構想として掲げ、同事業の遂行をAsMamaが担い、本日2022年12月14日より本格的な取組みを開始する。

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