Feelnote ポートフォリオAI分析機能(β版)をリリース

 教育コンサルティング&クラウドサービス事業を行う株式会社サマデイ(東京・千代田区、相川 秀希 代表取締役)は、自社が開発するSNS型eポートフォリオ「Feelnote(フィールノート)」(特許第6028123号)において、ポートフォリオAI分析機能(β版)をリリースした。この機能は、Feelnoteユーザーが自身の活動記録をまとめたポートフォリオを作成した際に、AIが分析を行い、通常は表面化しにくい興味関心等の個性を可視化するもの。
 また、この機能は世界標準入試システム「TAO(The Admissions Office)」の新機能「TAO SCOUT」とも連携する。TAO SCOUTでは、TAOを利用する大学が、一人ひとりの興味関心に適した「イベント」や「研究内容」といった情報を配信することができる。これら一連のしくみは、生徒がやりたいことを軸に進路選択し、大学がアドミッションポリシーに合った人財と出会える理想的なマッチング環境の実現を目的として開発され、特許も取得している(特許7093596号)。

 Feelnote「ポートフォリオAI分析機能」は、SNS型eポートフォリオ Feelnote のユーザー向けに開発されたサービス。ユーザーはこの機能を活用することで、これまでの学びや活動の軌跡をAI分析にかけることができ、その結果を閲覧することができる。β版では、自身の興味関心やよく使っているキーワード等を知ることができ、蓄積された活動記録から「やりたいこと」や「進路」など、潜在的な可能性を発見する一助とすることができる。

Feelnote
https://feel-note.com/

■TAO SCOUTとの連携
https://tao-scout.com/
 TAO SCOUTは、ポートフォリオAI分析によって可視化されたFeelnoteユーザーの個性を参照して情報配信を行うことができるTAO導入大学向けのサービス。これにより、一人ひとりの興味関心に合った情報を届けることができ、生徒のやりたいことと大学の求める人財像とのマッチングが推進されることが期待できる。
 なお、TAO SCOUTとの連携は、Feelnote導入法人単位、ユーザー単位でON/OFFを切り替えることができ、AI分析結果は匿名情報として扱われる。将来的には、大学からユーザーにスカウトメッセージを送信する機能の開発も予定している。

■TAO(The Admissions Office)
https://admissions-office.info/
 TAOは、世界標準モデルの大学入試プラットフォームで、約20校が利用している(2023年2月現在)。利用大学は共通フォームを使って志願者を募集することができ、志願者は共通の情報を使って複数の大学に出願することができる。日本語・英語で利用でき、グローバル対応のシステムでありながら、独自フォーム作成機能やCSVインポート/エクスポート機能など日本の大学の実情に即した運用が可能。国内学生の入試、海外学生の募集にも役立てることができ、今後TAOは、各大学と連携してフォームの共通化を進め、アジアの大学のための入試コンソーシアムを形成していく。

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