光村図書×フジテレビ 初コラボ 宮沢賢治の「やまなし」を「デジタル紙芝居」で配信開始

 光村図書出版株式会社(東京・品川区、吉田 直樹 代表取締役 社長)は、株式会社フジテレビジョンがコロナ禍におうち応援プロジェクトとして開始した「デジタル紙芝居」の制作に協力。光村図書出版の発行する小学6年生向け国語の教科書で教材として採用している「やまなし」が、シリーズ第9弾(教科書コラボバージョン第1弾)として、9月15日より配信開始された。紙の教科書で親しんだあの物語が、アナウンサーの音読とオリジナル作画のデジタル映像で再現される。

URL : https://www.fujitv.co.jp/csr/kamishibai/index.html

読 み 手 :全体ナレーション 内田 嶺衣奈(フジテレビアナウンサー)
      かに父    立本 信吾 (フジテレビアナウンサー)
      かに兄    西山 喜久恵(フジテレビアナウンサー)
     かに弟    三上 真奈 (フジテレビアナウンサー)
挿  絵:杉山宏樹(フジテレビ美術制作局)
企  画:フジテレビアナウンス室&CSR・SDGsプロジェクトチーム
制作協力:フジクリエイティブコーポレーション 光村図書出版


「やまなし」は宮沢賢治の短編童話。宮沢賢治が生前発表した数少ない童話の1つであり、1923年に岩手毎日新聞に掲載された。光村図書出版では、1971年より国語の教科書で教材として採用し、現在は小学6年生の国語の教科書に掲載している。
 物語は、五月と十二月の2つの章に分かれており、谷川に住むかにの兄弟が、かわせみや山梨などの自然の現象に出会う様子が描かれている。「クラムボン」などの不思議な表現が使われており、幻想的な情景描写から、宮沢賢治の人生観や哲学などを感じさせる作品だ。

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