不登校の保護者の心配は「勉強・進路」が1位 不登校の子どもが1番辛かったことは?

 株式会社成基が運営する不登校に関する情報提供メディア「ツナグバ」(https://www.shingaku-fs.jp/tsunaguba)は、不登校の経験を持つ方100名および子どもが不登校になった経験を持つ保護者の方200名を対象にアンケート調査を実施した。その結果を公表した。

調査方法|インターネット調査
調査期間|2023/7/21~2023/8/15
調査人数|不登校の経験を持つ方100名、不登校のお子さんを持った経験のある保護者の方200名

  • 不登校経験者が「不登校の間、1番辛かったこと」は?

 1位の「近所・友人関係」の中で多かった回答は「近隣からの好奇の目」や「クラスメイトからの視線」など、周囲の理解を得られないことによる辛さが多く挙げられた。

「孤独な時間」「周囲から取り残されている感じ」「親が無理やり学校へ行かせようとする」「学校の先生から毎日電話がかかってくる」などの回答も多かったですが、逆に「学校に行かなくていいので辛くなかった」「学校以外で勉強したり充実していたので平気だった」という回答もあり、学校以外での環境によって感じ方も異なることが分かる。

  • 保護者の心配事は「勉強・進路」が1位

 お子さんの勉強のことや進路について心配する声が多く「つい無理やり学校に行かせようとしてしまった」「子どもに勉強の話ばかりしてしまい、口をきいてくれなくなった」などの回答があった。

 お子さんと保護者の方の間で悩んでいることのギャップがあり、親子関係の軋轢が生まれているケースも少なくないように思える結果だ。

▼「不登校中に辛かったこと・保護者が心配だったこと」に関するアンケート調査

https://www.shingaku-fs.jp/tsunaguba/column/distress/questionnaire_futoukou_shinpai

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