スプリックス ボリビア多民族国 教育評価機関と基本合意書(MOU)を締結

 株式会社スプリックス(東京・豊島区、常石 博之 代表取締役社長)は、ボリビア多民族国開発企画省のObservatorio Plurinacional de la Calidad Educativa:教育評価機関(以下、OPCE)と、 MOU(Memorandum of Understanding:基本合意書)を締結した。この契約により、スプリックスはOPCEと連携の上、ボリビア全土の公立・私立学校に対して国際基礎学力検定TOFAS(Test of Fundamental Academic Skills)を提供し、広域的な実施を目指す。子供たちの基礎学力、特に計算力に課題感を持つボリビアは、まずはTOFASにより学力を正しく評価することで、スプリックスとともにその解決を目指す。

 スプリックスは2021年3月、国際基礎学力検定TOFASをスタートした。TOFASが主眼に置く基礎学力の評価は世界各国で大きな共感を呼んでおり、受験者は41カ国で200万人以上におよび、加速的に伸長している。
 ボリビアにおいては2022年、長年の課題である教育サービスのクオリティにメスを入れるべく、開発企画省の傘下に新たにOPCEを創設しました。OPCEの活動の端緒として、子どもたちの基礎学力の底上げを標榜する中で、その想いがTOFASと合致した。TOFASの導入により、ボリビアの子どもたち⼀⼈ひとりの基礎学力を可視化し、現状の学力を詳細に把握するとともに、学力を底上げすることを目的としてスプリックスとのMOUの締結に至った。

 2023年9月、ボリビアの首都ラパスにて、株式会社スプリックス 海外事業部 野村 大と、OPCE ジョバンニ サマナムド アビラ(Jiovanny Samanamud Ávila)長官による調印式が行われた。調印式には、開発企画省 ダビド グアチャラ(David Guachalla)調整次官に加え、在ボリビア日本国大使館 桃井 拓真書記官、開発企画省広報部、など約30名が出席した。

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